Kana Koike Electone & Piano Live 2023(2023年10月1日(日)、@梅田ALWAYS)
2023年10月1日(日)梅田ALWAYS(大阪・梅田)にて、エレクトーンとピアノのソロライブである『Kana Koike Electone & Piano Live 2023』(主催=小池花奈)が開催。
以下、個人的な感想を交えて簡単にレポートしたいと思います。
【開演前】
開場前、すでに数十名の観客が入口に並び、その列は階段を登った先まで続く盛況。開場後はやや細長い形状のライブハウスにみなさんどっと流れ込み、開演を今か今かと待ち構えます。
ステージにはピアノ、そしてエレクトーンはプロフェッショナルモデルの「YAMAHA ELECTONE STAGEA ELS-02X」がスタンバイ。
【第一部】
18時になり、白と黒のチェックの衣装で登場した小池花奈さん(以下、Kanaさん)。エレクトーンによる〈バック・トゥ・ザ・フューチャー〉の演奏で開演!続けて〈銀河鉄道999メドレー〉でその映画・アニメの世界観に観客を引き込んでいきます。
そして今回のライブ開催について「この一年、自分自身の想い入れのある曲を中心に演奏します。」などとあいさつ。
続けて、伝説の武道館ライブを意識したYMO〈RYDEEN〉、そしてYouTubeにも追悼動画としてアップした坂本龍一さんの〈Aqua〉の演奏と続き、当方早くも感動。
また今回のライブでも、ステージ後方の大型スクリーンや壁面に設置された液晶モニターに演奏の様子が映し出され、後方の席からでも様子がよくわかるのと同時に、分割画面や曲のフレーズに応じたカメラのスイッチングもあり、会場をより盛り上げます。
ピアノにスイッチし、Kanaさんオリジナル曲〈stella〉の演奏。この時、ピアノの音の響きっていいなーと、ふと思ったのですが、個人的にピアノの生の演奏を聴くのは実に1年振りということに気がつきました。(^^;
その後もピアノ、サザンオールスターズの曲などが続き、エレクトーンによる〈マードックからの最後の手紙〉の演奏で早くも第一部は終了。
【休憩】
ここで10分間の休憩を挟みます。観客の皆さん互いにお知り合い?なのか、歓談されていたり、Kanaさんがトーク中に紹介していたエレクトーンのプロフェッショナルモデルELS-02Xをじっくり眺めるなどして思い思いに楽しんでいました。
【第二部】
再度Kanaさんが登壇し、ステージ前でなにやらザワツキがあった後(KanaさんのX(Twitter)にその時の様子が掲載😄)、約1年前にYouTubeにアップした曲で最近でも再生数が伸びているという〈海猿〉〈鎌倉殿の13人〉のエレクトーン演奏。
MCでは、過去のライブでのエピソードで会場を爆笑の渦に巻き込みます(笑)。
(個人的には、その会場にいたのですが、音響について少し感じていたことが、Kanaさんのお話でわかったような・・・気がします)
なお梅田ALWAYSでは、話の内容に臨機応変に対応し、スクリーンに瞬時に関連した情報を表示するスタッフの絶妙なテクニックが特徴。そのおかげで、話の内容が非常に理解しやすいです。
そして、事前にインスタグラムでも演奏の様子がチラっとアップされていた〈ラストエンペラー〉。
ピアノに移り、何気ない日常をイメージし、観客のみなさんが気軽に手拍子で参加できるように作曲したオリジナル曲〈Tick! Tock!〉で会場を盛り上げます。(手拍子、難しくないですよ?!)
平成から令和に変わる時に、平和が続いた時代への感謝と令和の時代も平和が続くことを祈って作曲し、SNS上のコメントでも評価の高い〈ピリオド〉の演奏と続きます。
エレクトーンに戻り、こちらも事前にインスタグラムで練習風景がアップされていた映画『グランツーリスモ』 日本語吹替版よりT-SQUARE〈CLIMAX〉では、Kanaさんの両足が動く動く!!!
そしてラストは、先日YouTubeにて10万回再生を突破した〈威風堂々 第一番〉の壮大なオーケストラサウンドでライブを締めくくります♪
【アンコール】
アンコールはご厚意により撮影可となり、〈宝島 Piano ver.〉、リクエストの多い〈アルヴァマー序曲〉、人生において大きな試練に強く立ち向かう様子を〝炎を吐くドラゴン〟をイメージして作曲したオリジナル曲〈赤龍の舞〉と、3曲も演奏!
〈赤龍の舞〉では、(個人的に)この曲からイメージされる空間に観客が引き込まれていくような不思議な現象(幻想?)をまたまた体感しました。
全18曲という盛りだくさんの演奏で、さらには面白トークも交え、あっという間の2時間半でした。終演後はお疲れの中、一人一人に対してのお見送りもありました。
【あとがき】
個人的には久々のライブで、ピアノ・エレクトーン共に迫力のある生の演奏って素晴らしいなあー、と再確認できたひとときでした。
また今回、随分前からホームページ上に「10/1予定あり」の文言があったのでスケジュールを空けておくことができ、またライブが近づくにつれて続々と宣伝動画(笑)を各種SNSにアップしてくださっていたので、ライブに向けて徐々にワクワク感が増していく感じが良かったです。
今回も幅広いジャンルで、迫力あり、そして繊細で素敵な演奏、そして盛りだくさんのトークと、どうもありがとうございました!特に〈マードックからの最後の手紙〉〈ラストエンペラー〉T-SQUARE〈CLIMAX〉はまた聴きたいです!
以上、簡単なレポートと感想でした。
■ 以下、KanaさんのX(Twitter)より
■ 参加者の皆さんのインスタグラムよりhttps://www.instagram.com/p/Cx5N8_oxDmj/
https://www.instagram.com/p/Cx5hNSTPAV8/
(文・撮影/Electone演奏動画大好き)