ドールズフロントラインについて
2018年8月1日に正式日本向けリリースされた携帯端末向けゲーム「ドールズフロントライン」について思ったことを書いておきます。
本記事は攻略ではなく、どちらかと言うと日記寄りの覚え書きです。よろしくお願いします。
本ゲームに登場するキャラは「人形(ドール)」と呼ばれ、それぞれ実在する銃の名前を持っています。
種類はハンドガン(HG)、サブマシンガン(SMG)、アサルトライフル(AR)、ライフル(RF)、マシンガン(MG)、ショットガン(SG)の6種あり、それぞれに特性を組み合わせて5人1組の部隊を組織できます。
また各種の中にレアリティが設定されていて、★2から★5まで、また未実装?ですが「特典」というものもあるようです。★が多ければ多いほど強いのですが、それだけ手に入りにくく、次の「編制拡大」が難しくなるので、育成が大変という特徴もあります。
人形は一定レベル(10、30、70、90?)を越えると、「編制拡大」ができます。詳細は省きますがこれによって人形は格段に強化されます。ただし拡大には素材として同じ人形か、「コア」と呼ばれるアイテムが必要になります。
コアは各種任務で入手でき、特にデイリー任務で毎日3個は拾えます。同じキャラがなければこの代替コアを使って「編制拡大」できるのですが、★3は3個、★4は9個、★5は15個要求してきます(LV70のときの拡大は2倍、最後の拡大は多分3倍必要)。
毎日3個は手に入るとはいえ無尽蔵に使うことはできず、同じ人形がいた方が楽に拡大できるんですが、★が多ければそれだけ手に入りにくくなるわけで、序盤は簡単に手に入る★2や★3を活用することになります。
前置きが長くなりましたが、本ゲームにおいて低レア人形を使うのは、あくまで「高レア人形を使いこなすだけのリソースが足りてない期間における間に合わせ」であり、ゲームが進行して人形やコアが集まれば、次第に高レア人形に置き換えられていきます。
私もまだゲームを始めて二週間程度ですが(日本版リリース自体が8月1日です)、すでに全4部隊に★2人形は一人しか残っておらず、これも来週中には置き換え完了しそうな予感です。
マップを周回していると★2人形が大量に手に入りますが、強化(艦これでいうところの近代化改修)の材料になるだけで、戦力としての価値はもうほとんどありません。
ここが艦これと大きく異なる点であって、艦これでは同じ艦種であれば、それほどの優劣はありません。たとえば駆逐艦なら対空特化、大発搭載の可否、改二の有無など多少の違いはあっても、駆逐艦を要求されるマップもあり、どの駆逐艦でも活躍の場があります。つまりどの艦娘をお気に入りにしても、提督はその艦娘とともに最前線に赴くことができるわけです(大鯨ちゃん? あきつ丸? 愛さえあれば……)。
一方ドルフロにおいては先述のとおり★の数で決定的な能力差があり、★2の人形をいくら愛でたくても、実戦(特に高レベル領域)での使い道がないのです。
これがどういうことかというと、いくら数多くの人形が登場しようとも、最終的にメンバーに入るのは高レアばかりであり、誰がやっても似たり寄ったりの部隊になりかねないということです。
メガテンであれば結局「物理反射、百裂突き、万魔の乱舞」に落ち着いてしまうようなものです。ただメガテンのような買い切りゲームであれば、その領域に至るのはプレイ終盤であり、強くてニューゲームして無双するという段階です。
ポケモンでいえば、クサイハナが好きで鑑賞、愛玩用に育てる人はいるかもしれませんが、ジムに登録する人は滅多にいないということです。
ドルフロは基本的には終わりのないソシャゲであり、今はまだ始まったばかりでみんな低レアも含めて駆使している段階でも、やがて高レア人形で埋め尽くされた編成になったときに、それでも面白がり続けることができるのか、という話です。
それこそリリースから一ヶ月も経たない現時点ですら、★2や★3の新キャラが投入されても、既存のユーザーが実戦に起用することはまずないでしょう。
さらに言うと、先述の通り人形を「編制拡大」するには同じ人形をドロップする必要があり、「新キャラ登場!」と言われても、人形が増えれば増えるほど同じ人形を集めるのが難しくなるわけで、素直に喜べない構造になっています。
この辺りはキャラゲーとして考えると結構厳しいのではないかという気もします。
現時点では大変楽しく遊んでいるので、この先どのように展開していくのか、とても期待しています。
ただ上記については少し気になったので、自分用メモとして書き残しておきます。