イギリスの産業革命の背景について
ナポレオンのロシア遠征の背景を追うと
当時のイギリスの発展にどうも主な要因があり、それが産業革命だったということを知る。
すると次に気になるのが、産業革命について。
それで調べてみるといろんなことを知る。
産業革命が始まったのは主に18世紀からとされており、
17世紀にはすでにいろいろなものが既に発明されていたようだ。
アイザック・ニュートンもこの時代に、世界初の望遠鏡を作っていたようだ。
この時代には蒸気機関車が発明されて、そのおかげで社会基盤が劇的に変化した。様々な物資の大量の移動が可能になった。この発展の影響はそれにとどまらず、繊維工業、鉄鋼業、機械工業にまで至るということだ。
ほんと技術の革命ってこういう事なんだなと感じる。
ただ、その発展の前段階に着目したときに、どうしてそんな発展が生まれたんだろうか?とか思うのだが、様々な要因が考えられるのだろうけどそれを追うと、
イギリスには、当時豊富な天然資源があったという事、そして、地理的に海を使えること、このような条件も蒸気機関車が発明された事との相乗効果でイギリスの経済発展に大きく寄与していたのだなぁと感じた。
また、あと個人的に着目したのが
「王立協会」の存在だった。
この機関の事を生まれて初めて知ったのだが、これは1660年にロンドンで設立された世界最古の権威ある民間科学アカデミーであるというのだ。
こういった、研究機関の存在が、経済発展のさらなる母体になっていったと言えるんだろうなぁと感じた。
歴史を語るには、かなり浅はかな知識の羅列だけど
イギリスの経済発展の背景は、一つではなく複合的な要因なのだと強く感じた。それは繰り返しになるが、豊富な資源の存在(石炭、鉄鉱石、銅や鉛)、また地理的条件、そして多くの科学者の発明と研究機関の存在、蒸気機関車の発明など、多くの条件が重なってこの様な経済発展が行われていたのだなと今回改めて学んだ。
この目覚ましい状況は、当時の軍事的カリスマの存在であったナポレオンを、ロシア遠征に繰り出す要因にまでなった、ということが、経済発展の力の強さって恐ろしいなと感じた。
ただ、もしナポレオンがロシア遠征を成功していたとしたら、兵隊を無駄に危険にさらさず任務遂行し、帰還出来ていたとしたら、きっと歴史はまた大きく異なっていたんだろうなぁと感じたりもした。