「○○がある可能性がある」って…仕事上使うとき気をつける方がいい。重要思考で考えようと思った話。
けっこういろいろなシーンで聞こえてくるフレーズなのだが、これって本当に必要でしょうか?
何か言っているようで、、、言っていない。
じゃあどうするといいのかと考えようとすると、、、情報がなんだか少ない。
この手の言葉はドヤ顔の位の高い人も使っているので、聞かれた方はその「権威」に惑わされないことをオススメします。
また、ウソのような話で千原ジュニアさんがテレビで言っていたのですが、先日はとバスに乗ってみたと。すると、出発して注意事項のアナウンスが流れ、「こんなこともいうのか」「あんなこともいうのか」と延々とアナウンスがつづいていき、結局東京を出て埼玉に着いてもまだ注意事項のアナウンスが流れていたとな。
うーん、たしかにわかるのですが、こんなことも考えられる、あんなことも考えられる、、って当たり前のことだと思うんですよね。ケースは洗い出し切れず、パターン化しようとしてもすべてをカバーするのはむずかしいのではないかなと。
これに気づいたのはここ最近なのですが、この手のことで重要なことは何かというと、それが起こりうるという【頻度】とそれが起きたときの【インパクト】、だと思います。
つまり、アレも起こるよね、コレも起こるよね、こういうケースもあったんですよ、という言葉は現場で実際に対処した方にとっては重要なことかもしれないのですが、全体観がかけてしまっているのだと思います。
たとえば、何かシステムを導入するにあたって、そんなケースすべてに対処しようとすると、何もできないシステムになってしまうことは想像に固くありません。もしくは、習熟にかなりの工数がかかるでしょう。
それよりも、一番起こる障害は何か、解決すべき課題は何か?にフォーカスし【重要思考】、それでも何か起こりうるケース・考慮すべきポイントがあるのであればそれはどのくらいの頻度で起こるのか(月に何件ぐらいか、週に何件ぐらい作業しているのかなど手触りでわかるようにヒアリングすること)【頻度】、また、それが起きたときにそのことは会社にとってどれだけの損失になりうるのか(会社の信用が揺らぐや法律に反する、売上の〇〇割を占めるサービスに関わるなどなど)【インパクト】を聞くのが重要可と思います。
案外、他部署とやり取りするときにもこの手の情報がなく、「困ってます」「この仕事をやってほしい」などと会議を設けられることが少なくないです。
私もまだ修行中の身ではありますが、このあたりは重要な考えなのではないかなと、備忘録としてメモしておきます。
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