【業務改善メソッド1】課題の全体像を把握すること。でも手を打つ・議論を進めるのは細切れに
社内でバックオフィスの業務改善をしています。それを2, 3年つづけていたところ、社内の人からどういうメソッドでやっているのか?と質問を受けたので少しずつまとめていきたいと思う(いまのところ細かいのも含めると14ぐらいはありそうです)
問題の構造や問題同士のつながりを全体で捉えつつも、対処・議論するのは細切れにして進めること
まず初めに、課題の全体像を把握することが重要です。なぜなら、目の前に課題があることがわかっても、それが前後のオペレーションとどう結びついていて、そちらにも把握している課題はないか、そして関連性はないか、と把握できなければ、改善したオペレーションがまた別の課題を産むということになりかねないからです。
ただ、一方で、その議論をすると、あれもこれもと課題を上げて、「いたるところにこんなに課題があるなら手の打ちようがないな」と巨大な課題に圧倒されてしまったり、「この課題は前からわかっているんです。だからこう改善するしかないんです(でもそういい続けて何年も経っている状態…)」と何も動けずに思考停止してしまうことがよくあります。
そういうときのために、課題を細切れにして、一つずつ丁寧に議論、紐解いていく必要があるのです。そうすれば、必ず手の打ちやすく、課題に対してインパクトがありそうor次につながりそうな箇所が見つかります。
まさに、大局着眼、小局着手ですね。
オペレーションの改善は、基本的に、日々のタスクを回しながら、改善の業務をしなければなりません。また、一箇所を変更するときに連動して、前後2,3のチームが 変更に影響することもざらです。
なので、限られた手を優先順位をつけて着実に打つことが必要です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?