始まりは日曜日の物語から
私には夢があった。
ポークパイが有名な小さな町で、小さな珈琲店を営むこと。
店の名前はむしろ、「エルドン通りの珈琲店」ぐらいが似合うようなこじんまりした店。
メニューは
BLACK・・・£3.5
WHITE・・・£4.0
のシンプルなもの。
大きい天窓から入る優しい光に包まれるのは、
3席のカウンターとこじんまりしたテーブル2席。
朝はサクサクのクロワッサンを食べる小気味いい音が響き渡り、
昼は焼きたてのポークパイの香りが漂うような、
ひっそりと、それでいて温かい珈琲店。
実店舗はなくたって、文字で創り出すのもいいかもしれない。
夢は案外叶えられちゃうもの。
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