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エグゼ4 ナビカスタムのお話

 前回の記事を読んだよ! という人は感謝感激でございます。
 前回の記事は基礎部分だけで、対戦知識の面では何も語れませんでしたが、今回の記事は対戦の部分に切り込んで語っていこうと思います。


対戦でよく使われやすい
ナビカスタムのプログラムとは?

 基本的な組み合わせとしましては、以下のものとなります。

HP+500
カスタム1・2
ビートサポート
バグストッパー
スーパーアーマー

 善はこの5つを基礎として組み上げていく形になっていくと思います。

それぞれのプログラムが持つ役割

HP+500



 基礎中の基礎と言えるプログラム、エグゼ4の対戦環境でナビカスタムの上半分を埋め尽くしてるといえばこいつだと思います。

 HPを+500されることがどれだけ大事なのかというと、
 例えばHP1000のロックマンがパイルドライバーを喰らったとします。
 パイルドライバーはガンデルソル1〜3を同じコードで揃えて発動することができる、善専用の強力なP.Aです。
 そのパイルドライバーは、最大で80×10ヒットします。HPが1000しかないロックマンが、その最大値がヒットしてしまった場合、残りHPは200しか残りません。

 HPが200しかないということは
 ・サーチソウルのCSを4回当てられたら死ぬ
 ・ロールSPを当てられたら死ぬ
 ・初期岩×2ステージで、ジャンクソウルがポルターガイストを発動したら死ぬ
 ・デューオに小突かれたら死ぬ
 など、本来耐え切れた場面で耐え切れなくなってしまうということが多発します。

 なので、HPの最大値はできる限り盛った方がいいんですね。

カスタム1・2



 チップセレクト画面で、本来5枚のところを6〜7にしてくれるプログラム。
 トレーディングカードゲームで例えるなら、初期手札を5枚スタートのところ、6〜7枚で始めてくれるようにするプログラムです。

 エグゼ4ではソウルユニゾンするために、生贄となるチップが必要であり、最初の手札でソウルユニゾンになれる札がなければ、ノーマル状態で1ターン過ごさなきゃ行けなくなります。
 大抵はこの1ターンでロックマンが“不安”状態になることが多く、そうなってしまえば試合に勝つことは厳しくなります。

 ゆえに、このプログラムも必須級の1つと言ったところでしょうか。

ビートサポート



 憎たらしいあんちきしょうめ
 可愛い鳥さんです。
 相手がメガクラス以上のチップを使用したときに暗転が入り、ビートと呼ばれる鳥型のサポートメカがその使用したチップを奪って使えなくしてしまうという効果です。
 対戦ではおなじみという感じしますね。

 エグゼ4でのビートサポートは、I字の形をしており、ナビカスタムの構成を歪めることなくセットしやすいという特徴があります。
 どんな構成にも入っているのは間違いないと思われます。

 エグゼ4は火力に乏しく、ナビチップのような安定して高火力を出せる札はありがたいです。
 また、相手が所持しているチップの数×80のダメージを与え、その所持しているチップを破壊してしまう “ジェラシー”というチップがメガクラスで存在しています。
 そういった厄介なチップを止められるという点で、ビートサポートは大変重宝されています。

バグストッパー



 ナビカスタムに発生したどんなバグもこれ1つで解決!
 エグゼ4でのバグストッパーは白色で1マスしかないプログラムです。
 おそらくエグゼシリーズ史上で、1番小さいバグストッパーです。

 今までに上げたプログラムたちと比べ、バグストッパーはそこまで必須じゃないかもしれません。
 なぜかというと、エグゼ4のナビカスタムではバグが起きづらいというところにあります。
 圧縮コマンドが存在しない都合か、どんなプログラムも小さめに作られており、バグを引き起こすような置き方をしなければいけない、ということが起きないからなんですね。

 じゃあ、このプログラムを使うときはどういう時なのかというと、同じ色同士が隣接してしまったり、ナビカスタムの4色制限をはみ出してしまった時にバグストッパーを使うのが主な使い方かと思います。

スーパーアーマー



 チャージショットやチップの攻撃が当たった時のけぞりを無くす効果を付与するプログラム。

 相手の攻撃で自分がのけぞってしまうと、チャージショットのチャージがリセットされてしまったり、非暗転の攻撃チップの動作がキャンセルされてしまいます。
 そうすると、本来当てていれば削れていた体力を削れなくなってしまい、ダメージレースで大きな遅れをとることになります。

 なので、スーパーアーマーをつける必要があったわけですね。

 しかし、悪ロックマンが相手になると、一点してスーパーアーマーの意義を問われることになります。
 悪ロックマンが使ってくるチップの代表的なものといえば“ノイズストーム”だと思います。
 悪状態のみで使えるチップであり、条件をクリアすると、最大で6マスに8ヒットする攻撃を放ってきます。
エグゼ6で苦汁をたくさん舐めさせられた人がいることでしょう…
このチップは、自分がスーパーアーマーを装着した状態でヒットすると、追加効果で麻痺が起きます。
 麻痺すると、最大で2.5秒の間動けなくなります。

 環境次第では、スーパーアーマーを外してしまうことも検討してみていいかもしれませんね。

基本的なプログラムの組み合わせ方について

善HP1499調整

HP500
カスタム2
ビートサポート
スーパーアーマー
ラピッド1×2
チャージ1(ラピッド1でもよい)

 HP1499調整の善が、悪と戦う場合には、この組み合わせにするのがオススメかと思われます。

HP+500
カスタム1
ビートサポート
ラッシュサポート
アンダーシャツ
ラピッド1×3
チャージ1

 HPメモリを全て取り切ったあと、ダークチップを使用し、最大HPを1減らしてHP999になったロックマンに、HP+500のプログラムを装着してHP1499にしたものが、エグゼ4の対戦シーンでは主流となっておりますね。

 なぜダークチップを使い、HPを999にする必要があるのかというと、
 エグゼ4には“ナンバーボール” というシークレットチップがあります。

ナンバーボール


 そのチップの能力は、現在HPの下2桁を攻撃力に変えて、最大5連射のボール攻撃を直線上に放つというもの。

 このチップの火力を最大限に引き出すために、ダークチップを使用して最大HPを1減らすというわけですね。

 エグゼ4の対戦環境では、この“ナンバーボール”が攻撃札としてどんなフォルダにも入っていると思われます。(ただし善状態のみ使えるチップ

 当たれば99×5の495なので、大きくHPを減らせることができます。対戦開始時に何もせずに真ん中に立っていれば、これが飛んでくるかもしれないので、死ぬ気で十字キーの上か下を連打しましょう。

 有名な話ではありますが、このチップは、暗転してナンバーマンがボール攻撃を繰り出してくるというものになっていて。
 つまりは“ナビスカウト”が反応がします。
 試合開始時のぶっぱナンバーボールは、ナビスカウトを暗転カットインして防ぎましょう。

善HP1490調整


HP+500
HP+50
カスタム2
アンダーシャツ
ビートサポート
バグストッパー
ラピッド1×2


HP+500
HP+50
カスタム1
ラッシュサポート
ビートサポート
アンダーシャツ
バグストッパー
ラピッド1×2

 HP1490調整ってなんぞや?
 と思う人はいっぱいいるかもしれません。
 簡単に説明をすると
HPメモリを3つ取り逃がして対人用構築にする
 ということです。エグゼシリーズの対戦って、基本的にHPメモリを全て集めた上で対戦環境に参入していくものだと思うのですが、
 エグゼ4に限っては、この特殊な型が可能なのでは? という考えがあります。

 HPメモリーを3つ取らないと、HPの最大値は940となります。
 そこにナビカスタムで、HP+500とHP+50を組み合わせて、HPの最大値を1490にします。

 そうすると、ダークチップを使用することなくHPの下二桁を90にすることができ。
 ほんの少し威力は落ちてしまいますが、ナンバーボールも攻撃力90で運用することも可能となります。

 HPメモリを3つ取らないということで
 ・オープンロックの費用が浮く
 ・3つ分取りに行く手間が減る
 ・ダークチップを使わずに対人向けにビルドすることができる
 などのメリットも生まれます。

 エグゼ4はその特殊なゲーム性から、万人受けしない部分があります。
 ゆえに、少しでも対人向けの準備が簡単にしやすい構築が必要なのではないかと思い、この型を考案してみました。

当時からもう既にあった発想だったりしたら
 恥ずかしい…


終わりに

 とりあえず善の構築について書いてみました。
 悪については知識がなく、下手なことはかけないと考えて、善のみに情報を絞ろうと思いました。
 この記事がこれからエグゼ4の対戦を始めようという人の後押しになることを願います。


 この先の有料ゾーンには何もありませんが
 コーヒー代を投げるものと思って一応…

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