見出し画像

宵眼の女王の考察

前回は銀の雫の始まり、ウル王朝樹立までを考察しました。その中でウル王の最初の娘が宵眼の女王ではないか、と論考しました。今回は、その宵眼の女王をさらに深堀りする中で、しろがね人や、銀の雫の特性を考察したいと思います



ファルムアズラの神人としての宵眼の女王


宵眼の女王は誰か?

どのような姿をしていたのか

についてはエルデンリングの多くの考察者様の間でも一致をみない、謎に包まれた部分でした

DLCで明らかになるや……と思われましたが、結局明かされず仕舞い

一説にはマリカが宵目の女王であるとか、メリナ説、デーディカ説がありますが、自説は違います

以下

「宵眼の女王がもし居るとしたら、このような特徴を持っているはずだ」というアプローチで論考していきたいと思います


そもそも宵眼の女王の”宵眼”、ってなんでしょう
表エルデンリングの考察の中で、メリナの右目には炎の幻視、左目には宵眼が宿っていた、と書きました。
巨人の炎を瞳に宿すことを「炎の幻視」と呼ぶなら、運命の死を瞳に宿すことを「死の幻視」と呼んでいいかも知れません

具体的にはバジリスクの瞳のように、見つめられる、視界に入っているだけで死に至るような眼

DLCのバジリスク


死の幻視を宿した青い瞳、それが「宵眼」であると考えてよいでしょう


右目は褪せている、左目は死の幻視を宿した宵眼


恐らく死のルーンを自身に封印されたときに宵眼化した
なお、グラングもマリケスも現在両目がない模様

また宵眼とは具体的には、このような獣の瞳の色かと。これは死のルーンを体内に封印したときに宵眼化したと思われるグラング(マリケス)の瞳

産まれたときに両目がこのような状態だったため宵眼の女王との二つ名がついたのでしょう
理屈としては、永遠の死を司る双鳥の神性(インスパ系外なる神)に産まれながらに取り憑かれたのではと推測します
このような宵眼の持ち主は、閉じるか、封印するか、という対処が必要だったと思われます。そのためにメリナもマリカによって封印されたと考えられます

宵眼の持ち主 ⇒ 閉じてるか、封印されている


次に、前回の考察でウル王の下半身が溶けて根に変わっている衝撃的な事実を確認しました

これは3つのことを意味します

①ウル王は晩年、歩けなかった
②ウル王は、あのまま放っておけば晩年、樹と根の塊になった
③ウル王は、ノクスの象徴が液体や波紋であることから、「潤う」に掛かっている

③はまあ冗談として

①歩行不能といえば、まっさきに思いつくのは、しろがね人ですよね
しろがねは漢字で書くと「銀」あるいは「白銀」。銀の雫の勢力と関連があることが強く推知されます

明らかに知られているしろがね人のタイプは主に3つ
ⅰ.若いしろがね第一世代(ラティナのようなしろがねの射手)
ⅱ.老いたしろがね第一世代(アルバス老のような足の透明な老人)
ⅲ.カエル顔のしろがね第二世代

です。それぞれ後に詳述するとして、このうち
ⅰ.若いしろがね第一世代の特徴を上げます

・女性が多く、色白
・歩行できない
・狼を傍らに相棒(半身)として連れていることが多い
・ときには狼に乗り弓手として攻撃してくる、などの特徴があります

例えばしろがねのラティナの遺灰は歩行できませんが、近くに狼がいる場面ではそれに乗って機動的に戦闘することが確認されています

しろがねのラティナの霊体を召喚する
自らの意志で遺灰となった、珍しい存在
ラティナは、魔力の弓の名手であるが
半身たる狼、ロボを失っており
召喚された場から動くことができない

しろがねのラティナの遺灰


寄り添っているが、もともと歩行できないというのが自説の理解

しろがね人に関して注意したいのは、歩行不可能であると気づかせないようにカモフラージュするような演出がたびたびなされる、ということです。この場面も、相棒ボロの亡骸に寄り添っているから座っているように見えますが、遺灰を呼ぶと、ボロ関係なく動けない、つまり歩行できないということが分かります

<非歩行カムフラージュ>

また、典礼街オルディナの屋根の上に構える弓手の
しろがね人も、そこから動きません。
這って狙いを付けているから動かないようにカム
フラージュ演出がされてますが、やはり歩行でき
ない、という共通の特性があると見るべきです

このような演出が本作では度々出てきて、見えない
ノクスの物語を隠そうと働くので、自説ではしろが
ねの「非歩行カムフラージュ」と呼んでそれに注意
することにします

アルバス老などの老いたしろがね村のしろがね人も、足が溶けていて歩行できません。
なので、次のようなことが言えそうです

・銀雫の泥濘と雫の幼生を含んだ土壌で育った白い樹木から”生った”人工生物。白い樹液のような血液が流れるなど、植物としての特性も併せ持ち、長い時間をかけて下半身が樹根化する彼らを、仮に「しろがね人第0世代」と呼ぶことにします

・しろがね人第0世代同士が交配して産まれた子孫は、しろがね人第1世代です。その特性として、肌が白く、歩行できず、狼などの獣を半身として連れ行動します。つまりラティナが第一世代にあたり、その老後がアルバス老のような老人の第一世代です。それに乗って素早い移動を可能にするのですね

<しろがね人第2世代>

カエル顔の、庇護したくなる可愛いヤツ

しろがね人第1世代同士が交配して産まれた子孫は、しろがね
人第2世代ではないでしょうか。しろがね人第2世代は、第1世代
と違って歩行可能、側転など出来、運動能力は高いです

が、カエル顔をして、こう言っては申し訳ないが、第1世代の
女性に比べると容姿が……個性的です

また手足が細く、獣人や竜人兵などと比べると、強靭な肉体
を持っているとも言い難い

総じて戦闘や生存競争に不向きな、しかし一方で愛らしく、
庇護欲をくすぐられる、そんな個体になります

しろがね第0世代と、しろがね第1世代は、歩行できない、という特性で共通しています

そして、しろがね第0世代であるウル王の子である宵眼の女王は、しろがね第1世代であるはずです。
ならば、色白で、歩行できず、移動に相棒の狼の力を借りていたはずです

以上より、はっきりとは姿を明かされていませんが、これまで推理した宵眼の女王の特性として

宵眼の女王は
①指に選ばれた神人である
②宵眼を持っているので、両目を閉じているか、封印しているはずである
③色白で、歩行できず、移動に相棒の狼を連れている

この3要件を満たせば、もう宵眼の女王確定でよいのではないでしょうか


眼を閉じて座り込み、狼を連れた色白の少女 宵眼確定

うわああああ
宵眼おるううう

はい、

長らく謎だった原初黄金樹の紋章の謎が解き明かされる

これはファルムアズラ最深部に残された石像と原初黄金樹の紋章です

多数の獣人が壁に埋まりそれ自体が竜王の霊廟、とされていますが、どちらかというと、プラキドサクスが亡き妻の宵眼を弔うために、彼女の信頼した獣人(自説ではしろがね第一世代と狼の混種です。後述)たちを側に置いて魂を包んだ、という印象です

そう、この石像が宵眼であることの証明は、すなわち、ファルムアズラの神人が宵眼であったことの証となります

ファルム・アズラ最奥の石像の身体的特徴が宵眼の女王のプロファイルと一致することと、宵眼の女王が神人に指名されていたことは非常に整合的です

宵眼の女王=デーディカ説は、冒涜の蛇という禁忌の権化を指が神人指名することの矛盾を説明できません。大いなる意志や指自らが冒涜して下さいとお願いしていることになってしまいます

宵眼の女王=メリナ説は、メリナの出生時期と一致しません。メリナはメスメルの妹であり、現黄金樹の下で生まれています。しかし宵眼の女王が存在し活躍していた時期は、メスメルも現黄金樹も誕生していない、もっと古い時代だと考えられるからです

宵眼の女王=マリカ説は、マリカ=ラダゴン=宵眼の女王という設定になり、キャラが盛り過ぎである、また、マリカ=エルデ=黄金、宵眼の女王=ノクス=白銀、という対立軸が出ない、といったメタ的な視点から自説は採れない説です

宵眼の女王=ノクスの女王=ファルム・アズラの神人説
これを自説とし、確定とします

そこで立ち上がるのは、「なぜエルデの敵であるノクステラをわざわざ二本指が神人に指名したの? おかしくない?」という疑問でしょう

そのあたりは次回の「永遠の都滅亡の考察」回で説明します



ファルム時代の黄金樹はどこに生えている?


常々みなさんも不思議だったろうと思うのですけど
ファルム・アズラ時代の黄金樹って、誰も見たことがないのですよね
紋章やレリーフとしては、原初黄金樹の形が残ってるんですけど、樹そのものは痕跡がありません

影樹は自説では、マリカとラダゴンの作ったもっと後の時代のものだから違います

現黄金樹となればそれよりもっと後です。ノクスの名もなき永遠の都が、後から侵食してきた黄金樹の根に掘り起こされて半崩壊しているのを見ました。原初黄金樹とは関係ありません

そもそもファルムアズラは中空の都市です。ラピュタのように、太く生えた樹があったのでしょうか?
ですが、そのような痕跡も見られません

原初黄金樹そのものは存在しなかったのでしょうか?

では原初黄金樹のあの形はどこから

ミケラの聖樹が原初黄金樹である、とする仮説は少し興味深いです
名前こそミケラの聖樹ですが、あの北方の古木をミケラが作ったとは考えにくいのですよね……。エブレフェールも含め施設のスケールと古さが若いミケラと整合しません。あれはもともとあった古木をミケラが借りたもの、現在の占有者がミケラなのでそう呼ばれている程度だと思われます

ただしかし、だとすると黄金樹だった名残りがなさすぎます
影樹も現黄金樹も金色に光っていますしね・・
聖樹からは黄金要素がない
まだ、ファルム最奥の黄金の紋章の方が黄金樹の名残りとして相応しい

ウル王が原初黄金樹説
私はこれを採りたいと思います

ウル王が



ウル王が


樹根化の進むウル王が、そのまま根に侵食され続けたら……

こうなります↓

この頂部のトンガリ帽子、ウル王のフードの名残り

こうなります↓

これは樹であり、ウル王のしろがね(0世代)の最終形態

泥濘と雫の幼生から生まれた植物人は晩年樹木となる……

ファルムアズラの深部には、エルデの獣がかつて囲われていたはずです
その黄金の力が、エルデの民や、宵眼や、プラキドサクスに、永遠の不死を与えていたのでしょう

宵眼はファルムアズラに、当時、完全に樹木根と化していた、父ウル爺の分け木を連れてきました

そしてそれを黄金樹として、エルデの獣を宿らせたのです


坩堝の騎士の筆頭とされる二名の一方
騎士シルリアの樹槍
黄金樹の原初は、生命に近しく
その坩堝たる様を模した槍は
古い聖性を宿している

シルリアの樹槍
この根のようなカールは
ウル爺の下半身の根のカールに似ている


「黄金樹の原初は、生命に近しく」とは、原初黄金
樹が生命、つまりウル爺のような生物に似ていた
(というか、そのもの)だったことを意味している
のではないでしょうか


父思いの宵眼は、樹根化してしまってはいますが、父を黄金樹にすることで、永遠の生命を与えかった

しかし、宵眼の女王が属するノクスの文明は、霊力を支配の源とする種族です
民の永遠の命は必要ない
むしろ死んで霊になってエネルギーになってくれた方がありがたいのです

小さな獣たちの霊が宿るとされる矢
魔力属性のダメージを与える
祖霊の民の、凄腕の狩人たちが用いる

宿り矢テキスト
祖霊の民は、自説からはしろがね人と牛の混血種です

遺灰もゴーレムも傀儡もそうですね。人の霊や魂を操って戦力に変える技術です

そうすると、宵眼の女王としては大きな黄金樹は要らなかった
一族だけに永遠の命を付与する小さな黄金樹があればよい
民が不死になっては困る

原初黄金樹。それは、宵眼の父親だった樹木
だからだれも、その姿を見たことがないのです

それにしても

原初黄金樹が、銀の雫に蝕まれて、樹木化した父親

もし本当だとしたらホラーですよね

そういえば、永遠の都に、石化した白い細い木が整然と並んだ場所がありますね


これって


もしや亡骸?


ウル王と同じしろがね第0世代が、完全樹木化して亡くなった亡骸ではないでしょうか
……それが、整然と並び、墓標になってるのではないですかね

ノクローンで擬態のヴェールを使うと、白い樹木になるんですよね……

やばいですよ、銀の雫の侵略戦略

<山嶺雪原の樹木の霊体>

山嶺の古遺跡下あたりにこのようなまっすぐな樹木
の霊体が並んでいます

樹木の霊体ってなんだろう、と思ってたんですけど

あの辺りも謎の墓標が多いですし、ひょっとしたら
第0世代の霊体なのかも知れません


以上により、宵眼の女王は誰か、そして宵目の女王統治下での黄金樹はどのようなものであったのかは考察終わりました

次に宵眼の女王の子孫について考察します

すべやかな肌を縫い合わせた
神肌の使徒たちの聖布
(中略)
産まれたばかりの使徒は
これに包まれ、宵眼の女王に抱かれる
そして神の死となるのだ

神肌のおくるみテキスト

宵眼の女王は、まるで母のように神肌を取り上げて抱いています
宵眼の一族、しろがね人は一体どのような繁殖の仕方をするのでしょうか?


混血種について


ここでは混血種の考察をします。混血種というのは、混種(混合種・混じり・坩堝)のうち、しろがね人が、他の種族、主に動物と異種交配して生まれる種族です。なので、白銀の勢力が増える話です

前述のように歩行できないしろがね第一世代が

・狼や獣と交配した …… 獣人
・牛と交配した ……祖霊の民
・古竜と交配した …… 竜人(兵)
・蛇と交配した …… 神肌
・げっ歯類と交配した …… 亜人
・炎の巨人と交配した …… トロル、ザミュエル一族のような亜人
・同じ第一世代と交配した …… カエル顔の第二世代

このような混血種があると思います

(ミミズ顔は、土壌を分解する中で直接雫の幼生を取り込んでしろがね化した突然変異のような気がしますので、混合種ではありますが、交配による混血種には含みません)

自説からは、しろがね第一世代が歩行できないのは、第0世代の遺伝、という説明もできますが、もう少し巧妙な生存戦略があると思います

ある生物が、その星の生態系を乗っ取るとき、強い種族として振る舞った場合、既存の種族から警戒され、敵と認定され、攻撃される可能性が高まります

しかし、歩行しないなどの、戦闘能力を誇示しない状態で接すれば、相手は危機感を抱きません。警戒されずむしろ保護される可能性すら高まります。そして少なくとも直ちに交戦状態にはならないでしょう

しかしそれでは弱くてすぐ滅んでしまうのでは?

しかしノクスの民は、とても知能が高いです

他種族と共存し、それを取り込むために、あらゆる手段を用います

青く輝く、儚い細片
束の間に流れた星光の残滓
使用により、FPをゆっくり回復する
かつて、永遠の都では
精薬の材料として珍重されたという

星光の欠片テキスト

また、

永遠の都で採取される秘雫
別名を「夜の雫」という
結びの教会で、贖罪を行うことができ
すべての敵対状態が、無かったことになる
かつて、夜空の星は運命を司っていた
これはその名残であろう

星の雫テキスト

敵対している相手(人間でも動物でも)に「夜の雫」を使い
その上で、精力剤となる「星光の欠片」を使う

特に女性のしろがね第一世代は、そのような手段を用いて、あらゆる種類の動物と子孫を残すのではないでしょうか。そうすればその子孫には、雫の幼生がコピーされる

体質や体型や器官が、交配相手の種に適合するのは、前述した、銀の雫の不定形、擬態能力による効果です

「銀の雫と呼ばれる、変態生物の核
生物と物質の中間にあるもの」

雫の幼生テキスト

「銀の雫は生命を模倣する
模倣はやがて再誕となり
いつか、王になるのだという」

銀雫の殻テキスト

「召喚者の姿を模倣し、戦う霊体
ただし、その意志までは模倣できない
永遠の都が、王を創らんとした遺物である」

写し身の雫の遺灰テキスト


この銀の雫の可変能力を端的に示すテキストが、キャラメイクの夜人顔にあります

「夜人顔」
「夜人と呼ばれる僅かな者たちの外見。かつて、その血は銀色であったという」

キャラメイク外見テキスト

血が銀色なのは、銀の雫の特徴です(しろがね人は白)。つまり夜人は、銀の雫が人の形に擬態している姿なのです

夜人がなんのために人の形に擬態するのか……その目的は、夜人、の名前から想像がつきますね

「どろりと固まった、しろがね人たちの血液
アイテム製作に用いる素材のひとつ
しろがね人とは、人に創造された生命である
それ故に、彼らは黄金樹に祝福されぬ
穢れた命であると考える人々がいる」

しろがねの凝血テキスト

このしろがね人の特徴たる、「人に創造された生命」も長年私を悩ませてきた謎でしたが、石碑の2番目の絵から考えれば、確かにあの樹木や作物は、人間が創造したものです。それを創造して植物人であるしろがね人を採取したのが「夜人」なら、人が創造したと言っても間違いではないでしょう

このような可変能力、そして特殊な精薬の使用が、混合種を生み出すために有効な作用となっていると考えられます

さらに、しろがね人が歩行できないという特性は、身体関接触を多くしたり、庇護欲を掻き立てたり、様々な生殖上有利な状況を導きます

そのような能力で、おそらく宵眼の女王は、ファルムに嫁ぐ前に、様々な動物や生物との間に子をなしたと思います。
・蛇との間に神肌を
・炎の巨人との間にトロルの王子を
・あるいは狼との間に獣人を
それぞれなしたのではないでしょうか

<神肌の使徒と宵眼の女王>

みなさんよくご存知の、神肌の使徒。
神肌はよく観察すると、蛇的な要素が多いです。

・使徒はフードを取った見た目、首が異常に長い
・貴種は尻尾が完全に蛇です
・神肌が皮を剥ぐのは蛇の脱皮の習性です
・体力が半分になると神肌の使徒は体を蛇のように
 伸ばして攻撃してきます
・神肌の貴種は蛇が巻き付くようなローリング攻撃
 をします
・彼らの武器、神肌剥ぎの形状は、ガラガラ蛇のよ
 うな尻尾、縞模様の長い胴体、鎌首、毒蛇の牙の
 ような刃と、まるで蛇の形です

火山館に神肌の貴種がいたのも、蛇との関わり合いから
と考えられます。破砕戦争終盤の火山館のピンチに、
ライカード本人が神肌を招いて協力を得たか、あるいは
神肌の方から漬け込んで、冒涜を蛇のように唆したのか

死というイメージも蛇に相応しいです
神の皮を剥ぐことから蛇は冒涜とされて禁忌になって
います
恐らく、死の神性に見出されやすい特性なのでしょう

これだけ条件が揃えば、神肌の元が蛇であり、蛇とし
ろがね混血種であることを疑う方が難しいです

ライカードの火山館に、乙女人形が配備されていたのも、神肌の貴種による手配だと思われます

乙女人形は、とくに下半身のモチーフが明らかに蛇です

そしてその顔は、おそらく

宵眼の女王をオマージュしています

閉じた両目、真っ直ぐ通った鼻筋、
顎あたりの輪郭など、よく似ています

乙女人形は胸に赤子を抱く装飾がされています
これは宵眼の母としての特性
神肌のおくるみに記載された宵眼の役割とも親和します

赤子


おくるみ

全ての使徒が宵眼の直接の子に限るかはさておき、神殺しの黒炎を操る神肌を最初に生み出したのは宵眼だと思います。なればこそ、その経緯を汲んで、おくるみに包んで宵眼が抱くように儀式化したんでしょう

なお、

同じ?

神肌の背中、ウル爺さん説があります

ここまで書くと、その宵眼の女王がどんな存在か、またそれを通じて、しろがね人や、銀の雫の特性がかなり明らかになってきたのでは
ないでしょうか

そして今回ここに書かれていることは

「そんなことテキストにはどこにも書かれていない」

「でも水面下にあるかも知れない、隠されたストーリー」

そのほんの一部、ということです

もしここに書かれたことが一部でも真実であるなら、それを知らずに、エルデンリングを終えてしまって良いわけがない、、

という思いで書いてます

まだまだ書き足りません

例えば

・星見を始めた者
・全ての魔術師の祖
・老いた雪魔女とは誰かなど……

ですがこれらは今後説明するので、今回はこの辺で

今回は「宵眼の女王」を考察しました。
次回は「永遠の都の滅亡」について考察します




他の考察はこちら↓






いいなと思ったら応援しよう!