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幼年学徒の名前を考察

考える金仮面卿のワンポイント考察です

今回は、レナラを囲んで歌を歌っていた幼年学徒の名前を考察してみます

この子の名前


いっぱいいますね

え? モブNPCで名前などないのでは?
と思われたあなた。私もかつてそう思っていましたが、実は名前はありました

名前はありますし、この容姿もとても重要なのです
レナラにとっては

そして、そう……大司教ユミル卿にとっても大事ですね

この子の名前は…

この子の名前が「ユーリ

レナラとユミル卿の婚外子
レラーナの弟

また、ラダーン・ライカード・ラニの異父兄にあたる

……という推理です

……夭折しなければ

以下に理由を述べます


<レナラとユミルの関係>


抱き
抱き

この二人、している仕草がとても似ていると思いませんか
やはり何かの関係があると思うのです

そこで広げられる妄想ですが

レナラとユミルは共にしろがね人で、学院生としてはほぼ同期でした
レナラの方が若く見えますが、トロルの混血種は長命なので…

共に源流派の支配から学院を解放し、満月の魔術で学院を魅了した盟友でした

おそらくもともとユミル卿は性自認が女性の人だったのでしょう
そして今でこそ指擬き(指追いの使う幻覚剤)と、メーテールの壊れた波動にゆんゆんしてますが、本来は慈愛あふれる思いやりのある人だったと思います

ユミルは心労多いレナラが心を許せる数少ない相談相手だったのでしょう
ただ、悩みを聞いているうちに自然とそういう関係……つまりパートナーになったわけですね。学院の長ということもあり公表はされませんが、強い信頼関係はあったとおもいます

そして婚外子として娘のレラーナが
次いで息子のユーリが生まれました

レラーナはカーリアの王女ですから大事に育てられました
(なお、しろがね人には娘を妹、祖先を兄姉と呼ぶ文化があることは→ こちらを参照ください)
今回の場合、特に父を明かせないため、表向きもレラーナはレナラの妹として扱われたのですね

そしてユーリはあまり体が強くありませんでした
母を守るカーリア騎士になるのが夢でしたが、結局夭折してしまったのです

ちょうど幼年学徒くらいの容姿の頃の年齢でした

レラーナが女性騎士となったきっかけは、弟の夢を叶え、自分が母を守るためだったと推察されます

ユミルがなぜレラーナお付きの魔術教授だったのか、少し不思議でしたが、色々理由はある中の一番は彼女の父親(というかもう一人の母親)だったから、とすれば納得です
しつこいですが、今でこそあんなですが、ユミルも元はちゃんとした人だったのです(ただ、しろがね人ですのでアステールの悲劇の引き金になったメーテールに恨みはもともとあったでしょう)

<絵画「再誕」と幼年学徒>

絵画イベント「再誕」の報酬は、幼年学徒の帽子と幼年学徒のローブです
これも意味深ですよね

特定すべき場所は、学院ではなくカーリア王家の城館裏の墓なのです
クラウンの飾りがついた王家の特別の墓だと分かります

これにより、カーリア王家関係者の誰かが幼年学徒の頃亡くなってることが暗に示されています

カーリア書架でレナラが産み直してる幼年学徒は複数なので錯覚しますが、しかし皆同じ顔
特定の誰かの面影

過去レナラは一人実子を亡くしてPTSDになってる
だから「それともお墓になるのかしら?」と呟いているのだと思います

哀しいけど怖いですね


絵画「再誕」
カーリア王家の墓のかなり
いい場所に立っていて、
しろがね第二世代が守っている
クラウンが付いている墓の中でも
相当大事にされている墓だと
感じます



<幼年学徒とユビムシ>

さて、そのように考えると、レナラが幼年学徒(ユーリ)の産まれ直しに耽り、またユミルがユーリという名のユビムシの産み直しに囚われていることの説明がきれいにつけられます

レナラとユミル
共に何度も子を産み失敗するを繰り返すこと
ユーリという設定づけられた名前

これらの落とし所は、この説明でつけるのが一番平明かと思います


また、共に原因は、エルデの勢力の要素にあり

・ユミルは、指擬きと、メーテールの壊れた波動
・レナラは、琥珀のタマゴに宿っていた、眠りの神性の魅了(この点は
琥珀のタマゴの謎が完全解明回で詳述しています)

にそれぞれ憑かれていたため、ユーリを失った心の傷に永遠に囚われていたのです

しろがね人の深層意識は種の統制を受けますが、表層的個人意識はちゃんと親子の情が残っていることが分かるエピソードだと思います

だとしたらレナラは、ユーリを失い、レラーナを送り出し、ラニも見送るという、何度も子が離れていく切ない母の役回りですね

また、ヨラーンがあんなにユミル卿を慕う理由も、だとすれば少し分かった気がします
少なくともヨラーンとアンナを助けた当時のユミル卿は、本当に星のような人だったのでしょう


せつない父(母)
と母

以上、今回はレナラとユミルの見方がちょっと変わってしまう、幼年学徒の名前の考察でした

この説の欠点はテキストやアイテムによる補足がないことなのですよね
色々収まるので好きなのですが

レアルカリアの墓地に、マヌスメテルのユーリの墓と同じものがあったりすると根拠として、申し分ないのですが、まだ見つけられていません

どなたか発見された方いたら教えて下さい






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