【アーカイブ】オープンミーティングvol.4 「オトナ白書」
※オープンミーティングに関しては末尾に詳しく。
※こちらは、当日の全体の様子のレポートです。mvchomaya個人での感想は「【よむ議事録05】オープンミーティングvol.4 「オトナ白書」をご参照ください。
〈はじめに〉
この度のオープンミーティング概要
2024年9月11日(水)10:00〜12:00
マリンバ海館 にて
参加者:10名
内容:60代を中心に「これまで」と「これから」について語らう。
参加者とともに考えたルール
この度も本題の入る前に簡単にですが、ルールを考えました。
提案した理由は、皆でルールについて考えることで、対話そのものが与えられるものではなく参加者同士で「紡がれていくのだ」ということや、どんな態度や対話のあり方が「より良い語らい」と言えるのかといったことに事前に意識をむけ、ルールとして共有できればと思ったからです。
出てきたのはこんなルール(笑)
・言いたい放題
また、この度は『コミュニティボール』としてぬいぐるみを用いて、発言者が誰なのかわかりやすくしました。また、指名したい次の話手にコミュニティボールをパスしたり、話したい時は、挙手をしてコミュニティボールを受け取るなどして、対話を進めて行きました。
途中、コミュニティボールが食べ物や飲み物を置いているテーブルに落下し、ワタついたり場面もありました。
参加者より
基本的に皆さん「言いたい放題」のルールを遵守し、思い思いに話しましたが、冒頭に「幸福」の英語表現“hapiness”と“wellbeing”の違いについて話題にのぼり、全体を通して「しあわせ観」を軸に話が進んでいった印象でした。
この度の問いの人・ミホさんより
これまでやってきて、失敗も対話のうち。
楽しみにしていた親友が急遽来れなくなってきたりして、正に毎回が一期一会であることを痛感。
この時間を楽しみたい。
以下、アーカイブです
幸せ→hapinessとwellbingの違い
日本では『幸せ』=happy,hapinessと訳す(というか習った)けれど、実際には英語では“hapiness”はお酒やドラッグでハイになるような一時的な快楽のこと、それに対して“wellbeing”は、人生を振り返った時などに感じる、時に笑顔だけでなく悲しみなど後ろ向きな体験や感情をも含んでの『幸せ』を言い表す。最近の幸・不幸の報告(例)やりたことはじめた、健康上の問題・課題、など
確かに感じる〈しあわせ〉にも様々ある
瞬間瞬間の幸せが繋がって長期の幸せ(思い出して幸せに)
ホルモンから捉える〈しあわせ〉
一時的な幸せ(快楽物質)アドレナリンなど
長期的な幸せ セロトニン
猫触ったらオキシトシンセロトニン→夕陽、自然、満たされる、感動
認知症だった90の祖母「ありがとう」が口癖だった
歳になると素直、色ぼけ→異性に反応
〈しあわせ〉という言葉、俗っぽいイメージ。以前はあえて使わないようにしていた
一瞬一瞬の〈しあわせ〉も確かにある
『今を生きる』最近よく聞く言葉↔︎40~50年前は『未来を描く』よく言われていた
竹のようにイッポイッポ
わかりやすい『幸せのものさし』お金、結婚、地位名誉、所有、、、。翻弄される私たち
様々な経験を経て今ある〈しあわせ〉。執着があるから手に入れらる幸せ?執着しないから手にある幸せ?
『自殺したお金持ち』に考えさせられた、、、「〈しあわせ〉ってなんだろう?」
〈しあわせ〉のものさし→自分のものさしの限界→自分以外の生き物がいることでの豊かさ、宝物に気づかされた
自然農、江田島の山の中、自生するキウイや栗、雑草ヨモギなど、食べられるものたくさん
(癒し効果があるという)夕陽を心の余裕ない人に見せたい
とある職場での一コマ、塩対応な相手に気持ちの余裕のなさ感じた。社会や人間関係、職場の環境が人をそうさせる!?(対話を例えるなら)振り子のイメージ
→その振り幅、なるべく触れないようにと思うが、、、常に揺れている、止まると死ぬ
▼これまでのアーカイブ記事▼
【よむ議事録05】オープンミーティングvol.4 「オトナ白書」
【アーカイブ】オープンミーティングvol.4 「オトナ白書」◀︎今読んだ記事
「【よむ議事録04】オープンミーティングvol.3 moimoi&安堵」
【アーカイブ】オープンミーティングvol.3 「ちょっときいてよ!私の子育てモヤモヤ」
【よむ議事録03】オープンミーティングvol.02 ざわつく金曜日
【アーカイブ】オープンミーティングvol.2 数田祐一さんと語らう『哲学・思想Café』 の構想
【アーカイブ】オープンミーティングvol.1 「哲学対話、出会いのきっかけは?」
*オープンミーティングについて*
参加者同士で、哲学や対話に関する素朴な疑問について共に考えたり、語らいたいテーマについて掬い上げながら「対話のカタチ」を模索していきます。いわば「対話」の為の「対話」。ミーティングで出たテーマやアイデアは今後の実践に活かしていきます。
※オープンミーティングについて詳しく知りたい方はこちら