ファシリテーター紹介 // 中岡 成文さん
これまでのELCAPの歩みと共に中岡さんのご紹介
9月19日(木)開催のもんどもんど哲学カフェにてファシリテーターを務めてくださる中岡成文さんについて、これまで江田島を中心に開催してきたELCAP活動の様子と共にご紹介させてください。
ELCA_ELCAPの活動では、中岡さんはP(Phillosophy)の人のお一人として、2016年ELCAP活動発足から携わってくださっています。
江田島での哲学対話実践編のファシリテーターとしてはもちろん、『おじさんを宇宙人にしてみよう』という企画では宇宙人にされる「おじさん」のお一人として身を貸してくださったり、中岡さんのホーム地である、山口県岩国市でも地域の子供達と共に「ドラムでアロハ!」という企画(ドラムサークルのファシリテーター上野さんをお招きし、参加者同士車座になり打楽器でアンサンブルを奏で、その前後での感想をもとに対話をする)をさせて頂いたりと、歩を共にしてくださっています。
そんな中岡さんに、ELCAや活動に向けての言葉を寄せて頂きました!
中岡さんからの言葉
私にとっての哲学・哲学対話
本を読んだりして勉強することは大切ですが、生活者としての足場や観点をしっかりすること。哲学対話では、参加者の発言(態度を含む)をしっかり聴き取り、自分の体重を乗せた言葉を発することがたいせつだと思います
ELCAの魅力・面白さ
まだ全容はつかめていないし、展開途上だと思いますが、やはり江田島という場所とそこに住む人々の底力が、どのようなアート的なものに結びついて花開くのかというところに期待します。
プロフィール
中岡成文(なかおか・なりふみ)
山口県岩国市生まれ。
京都大学哲学科卒業。
福岡女子大学、大阪大学などで哲学・倫理学や臨床哲学を教えた後、岩国に帰って住んでいます。
著書:『試練と成熟―自己変容の哲学』(大阪大学出版会)など。
がんや難病の患者・家族の方と哲学対話する「おんころカフェ」を中心に活動。ボランティアとしては、ブラインドサッカーのアフィーレ広島BFCのスタッフをしています。