画材出費記録〜岩絵の具とラメ編〜
今日は三連休最終日だったんだけど、ビッグサイトで一次創作の同人誌即売会(J庭)が開催される日だった。前日、Twitterでお品書きがバンバン流れてきて知ったのよね。
J庭は前回初めて購入者側として参加してきたんだけど、非常に活気があって楽しいイベントだ。こんなに沢山、創作BLを嗜んでる人が…🫨✨みたいな謎の高揚感も得られるし。
だから今回も行こうかなと色々お品書きをブクマしたんだけどさ、でも目が覚めたら昼だった…( ³ω³ )ウソデショ?
で、この時間から行ってもなぁ…と言う訳で、諦めて画材屋に行くことにしました。(またかよ)
なんぼ画材買うたら気が済むんや…って感じだけどこれはもう趣味だからね。「画材を買う」と言う趣味。心の栄養。よって仕方ない。
てな訳で予算を5000〜1万円に設定し、お買い物をしてきましたのでご報告致します。
※後日見返して、「あの時買ったこれ、この値段だったんかぁ〜」と思い返すためのnoteなので、使い心地などのお役立ち情報は(はなから期待して無いとは思いますが)ありませんのでご了承下さい。
まず筆。
ラヴィアアンギュラー1/4…696円
いや✋違うんだ。こないだ毛先が斜めになってる筆を買ったばかり。
うむ、確かに買った。で、それをアクリル絵の具をぼかすときに使ったら凄く使いやすかった。だから…だから小さめのをもう一個買った😤まぁ…筆なんて腐るもんじゃないし…。
リキテックスリキッド
ブライトオレンジ&フタロシアニングリーン…各668円
インクタイプのアクリル絵の具は、水彩絵の具のように絵肌がテカらない感じに仕上げられるし、乾くと耐水性になるので気に入っている。チューブもダメじゃ無いけど、薄くてテカリやすいからインクのが好き。
色塗った最後に、ラメ絵の具を水でシャバシャバに薄めて塗ることが多いんだけど、アクリルインクなら濃い目の色に後からラメを重ねても、水彩絵の具のように溶け出さないから良いんだよね。
この緑とオレンジの色は混色でも作れるけど、あると便利だと思ったので買った。
と、言うのも今塗ってるのがこの絵で
現在、赤、黄、青のリキテックスリキッドを持っているから作ろうと思えば緑とかも作れるのよ。
でも、黄色の発色がすごく弱くて、ほんのちょっと青入れただけで大分真っ青、ほんのちょっと赤入れただけ大分真っ赤…みたいになってしまう。(混色下手なだけ説も有力)
なので気づくとちょっとでいいのに凄い量に増えちゃって勿体無いし、めんどくさいし、もう中間の色買っとこうや…と言う結論に至った訳ですな。要するに怠惰_(:3 ⌒゙)_
次。
コピックマルチライナー…各198円
これも耐水性だから買った。色はクールグレイ・ラベンダー・コバルトの3種。もう一個ブラウンってやつもあって欲しかったんだけど、今回は買い忘れたみたい。セピアとウォームグレーは持ってるから比較したかったのになぁ。
まぁまた今度買おう…などと思って色比較しようとしたら、ブラウン持ってたし、むしろ持ってないのはセピアっつうね。
良い加減な記憶だよ全くもう。とりあえず次回買い物行った時のために色味比較を書いといた。
私は夜空に浮かぶ星とか、青い髪の天使を描きがちなので、コバルトは線画の描き足しとかフチ作りに使えそう。楽しみ。
…と、思ったんだけど、青背景の星を囲むのに使ってみたらクールグレイの方が控えめで使いやすかった。コバルトは重ねて使うにはちょっと発色が良過ぎる感じ。
青い髪の線画に使うのもクールグレイの方が自然だった。わからんもんだね。クールグレイは0.1も欲しいなぁ。次回買ってこよう。
ナカガワ胡粉岩絵具
岩絵具は石を砕いただけで売ってる日本画用絵の具。自分で膠を溶かして混ぜて塗るから面倒な画材。値段も高い。
美群青5…1200円
いや高くね?まぁQoRの絵の具よりは…いやでも高いよ…と、買うのを相当迷った。使うの手間なのに、本当にいるんか??と。
しかしね、先週行った個展で見た日本画のキラキラ感が素晴らしかったのよね。ラメよりも控えめかつ上品なチラチラ感は岩絵具から醸し出されているらしい。私はキラキラに目がないからやってみたいなぁと。
で、試しにすでに持っていた「方解末(ほうかいまつ)」という、きらきらの岩絵具を使い、先ほどの絵に塗ってみたんだ。でもこれ、いまいち白っぽくなるの。写真だと分かりにくいかな。
これ動画ね。動画だと多分キラキラはしてる。
青いとこなんだけど、みえるかなぁ。ダメじゃないんだけど、なんか砂糖を塗ってるみたいになる。青くなって欲しいよお…。
で、ものは試しに上から青いアクリル絵の具を薄く塗ってみた…ら、ダメだった。色はつくけど光らなくなる。
まぁそりゃそうだよね、上に絵の具重ねてその色になるなら、色とりどりの岩絵具など売ってる訳ない。売ってるってことは大抵、要るってことだ。
と言う訳で諦めて色付きの岩絵具を買うことにした。明るい色は白っぽくても誤魔化せそうなので今回は青。
…しかしお高い。それなりなアイシャドウ並のお値段だ。まぁでも一つぐらい色付きの岩絵具を持っててもいいか…ウキウキ出来そうだしさ。
次、白い岩絵具。(番号は粒の荒さ)
純方解末9…320円
白いのは粒が粗いのは持っていたので少し細かいやつを選んだ。
水晶末9…480円
個展で見たとき、そんなにザラザラしてなく見えたから、細かい方が良いのかなと。
この2つは天然の石から作れる「天然」岩絵具らしい。天然の岩絵具は高いんだけど、この2つはよく取れる石なので比較的安いらしい。
ちなみに青い方には瓶に「新岩」って書いてあったけど、「新岩」はガラスとかに色をつけた合成の岩絵具って意味なんだって。にも関わらず今日買った美群青は、天然の方解末より3倍近く高い。ガラスならもうちょっと安そうなのになぜ…。
でも天然の美群青と比べたら屁でも無い値段ではありそうだよね。天然の青い岩絵具ってラピスラズリとかなんだろうか、値段見たら目ん玉飛び出そうで笑う。
ちなみに今回行った画材屋さんの岩絵具売り場は、全てに「在庫限りです」って書かれてた。日本画人口って少ないのかもね。
よって現物を見比べて買えるチャンスは今後あまり無いかもしれない!と思い、好みの青色はどれかな?と、よく見比べて買った。
白金パール…368円
これまた要らんのだけど、試しに買ってみた。ほんのりと黄色く光るパール色。ラメでは無いけど優しく光るから、薄い重ね塗りで肌を輝かせるのに使えないかなーと思ってさ。化粧で言う仕上げのハイライト的な。
と言うのも、肌に普通のラメを塗ると、粒が大きいせいで線画が見え辛くなるから避けてたのよね。小さい絵だとラメがホクロ並みのサイズ感になったりするしさ。肌は可能な限り細かく光らせたいなと。
だから今回買ってきた細かめの放解末とか水晶末に混ぜて、薄〜く肌に塗るのを試す予定。楽しみ。
マスカー…たしか400円位
今、正面の壁に机をつける配置で絵を描いてるんだけど、最近アクリル絵の具とか使ってるからいつか壁に絵の具を飛ばしそうだなと思ってさ。心配だなぁ…と考えてた矢先にTwitterで見かけて買おう!と思っていたの。
帰り際にギリギリ思い出せてよかった。元気ある時に貼ってみよう。
グリッター…158円
安い…。こんなに入って、こんなに光って158円…😮💨
方解末より断然光ってるよ…!?と言うわけで、全く買う予定はなかったのに買った。しかしこれ、スノーは白一色なんだけど、他にちょっぴりオレンジっぽく光るタイプもあり…。
そんでそんで、虹色っぽく光るのもあり…。
だってさぁ、二つ買ってもさっきの岩絵具一個より安いんだよ?
こんなん悩んでも無駄じゃん???
とか思ってさ…。
まぁ粒のサイズは圧倒的にデカいんだけども。
そんなわけで
どんだけ買うんだよ。🫲
ラメラメの実の能力者にでもなるつもりなのか?…と言う気持ちと、コレ全部買っても10本だから、1680円なわけで、さっきの岩絵具達より安いんだよな…と言う複雑な気持ち。
ただ、グリッターってほんとにギランギランになっちゃうから、センスがないとお上品さには欠け易いというか、私が描きたいアンティーク風味の絵に合わせ易いかっつうとかなりの疑問符はつく。←えぇ…
でもいいんだ…。欲しかったんだもの、しょうがない。
と言うわけでお値段の合計は約8000円でした。
コミティア行ったとしたら交通費と入場料諸々で少なくとも5000円は吹っ飛んでたはずなので、まぁエロ漫画は手に入らなかったけど、トータルでは画材が残った分トントン?てことで。うん、エロ漫画は自分で描こう。
ではでは、またねー。