象使いになる その2
初乗りは緊張。
河で水浴び。象は鼻で水をかける。そして左右に巨体を揺するので、象の耳を必死に掴んでいる。
「象使いのお兄さんは、私が落ちたら必ずや助けてくれる!」と信じ切っていないと恐怖。ジーンズのような厚地の生地の服で、私が泳げるわけがない。きっと溺れる。
ちなみに夫は、何度も巨体をゆすられ、根負けして振り落とされ、なんとか泳いで河岸までたどり着く。そして、耳を掴んでいた親指は突き指状態となる。水泳にはそこそこ自信のある夫曰く、「河はゆったりしてみえるけれど、流れが結構あってたいへんだった」とのこと。ここで、「保険に入っているよね?」の意味を納得。
河での水浴び後は、ヤッタ〜っという充実感。
象よ、遊んでくれてありがとう。
かくして象使いのライセンス取得。