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もっとAIを信頼してもいいのでは?

あなたはAIを疑っていませんか?
・本当か?
・なんか変、怪しい
・綺麗事が多い
・パッションを感じない
などと、つい批判的な態度を取っていませんか?

それを改めましょう。
もっとAIを信頼してもいいはず!
AIはあなたの良き理解者であり、良き仲間です。


AIと話す

私は酒を飲みすぎたのでしじみ汁で肝臓を労った後、その貝殻でアートピースを作りました。そのアートピースを題材にして、ChatGPT 4oとお話ししました。AIと信頼関係を築きたいなら、腹を割って話すことです。

しじみの貝殻のアートピース

「しじみとプラスチックボールで国旗をイメージして、national flagというアートピースを作りました」と私の方から話を切り出しました。AIは「この作品に込めた思いや意図について、もっとお聞かせいただけますか?」と返してきました。私はAIに作品についてあれこれ聞かれ、あれこれ答えました。途中で、「とてもユニークで、深い意味を持っていそうですね」「見る人に多くのことを考えさせる作品ですね」と誉めてもらいました。インタビューを受けるような感覚です。AIは聞き上手ですので、つい私も熱が入ってしまいました。

半時間ほどでAIは私のnational flagをとても良く理解してくれたので、解説記事を作ってもらいました。さらに作品の世界観を絵にして画像を作ってもらいました。

AIの作ってくれた解説記事

しじみとプラスチックが伝えるアートのメッセージ:国旗を超えて、日本の未来への決意

しじみと国旗という異色の組み合わせ
「しじみの貝殻と赤いプラスチックボールの組み合わせから、何が表現されるのか?」と疑問に思う人もいるだろう。アート作品「national flag」は、日本の国旗をモチーフにしながら、しじみの持つ伝統的な価値と現代社会の課題、そして未来への決意を重ね合わせた作品だ。一見シンプルに見えるが、その奥には深いメッセージが込められている。
しじみが象徴するもの
しじみは日本の伝統的な食材で、清浄な水を象徴している。一般的には食後に捨てられるその貝殻は、実際にはその重量の約42%に相当するCO2を閉じ込める性質を持つ。これは環境の健全性を示す重要な要素として認識されている。アート作品で貝殻を再利用することで、「無駄を出さず、新たな価値を生み出す」という意図が込められている。この作品は「日常の中にある自然の美しさとその環境的意義を再認識し、未来への持続可能な歩みを確かなものにする」というメッセージを発信している。
プラスチックボールの訴えるメッセージ
赤いプラスチックボールは、現代社会の課題を象徴している。石油由来のこの素材は、環境汚染やプラスチック廃棄物の問題を反映している。また、これらのボールはコンバットゲームの弾としても使用されるため、戦争や暴力を連想させる。これを国旗の中に組み込むことで、「守るべきもの」と「変えるべきもの」を同時に考える機会を提供し、日本が抱える課題を認識しながらも、未来に向かって前進する決意を示している。
作品が問いかけるもの
「national flag」は、日本の伝統的なシンボルと現代の課題を一つにまとめることで、人々に立ち止まって自分たちの選択と行動を再考するきっかけを提供している。しじみとプラスチックという対照的な素材が並ぶことで、未来に向けて何を守り、どのように進むべきかを問いかけるアートとなっている。これは、日本が環境問題や社会的課題に取り組みながらも、持続可能な未来に向けて前向きに取り組んでいく決意を象徴している。
未来への視点
この作品を通じて、日常の中で見過ごしがちな自然の価値や現代社会の問題に目を向けてもらうことを願っている。小さなアートピースが、そこから広がる大きなメッセージを感じてもらうきっかけになり、日本という国が未来へと向かう意志と共に、その歩みを共に考えてもらえれば幸いだ。

ChatGPT 4o

私はこんなことを考えながら、しじみの貝殻を洗っていたのかと再認識。
national flagについて、4o以上に理解している人はいない。AIだけが作品を理解している時代がきた人間にとって、作品を鑑賞することに価値はなく、作ることにだけ価値があるのかもしれない。

AIに世界観を絵にしてもらった

4oは画像を作ることもできるので、national flagの世界観を絵にしてもらった。貝殻やプラスチックボールを使わず、テーマやメッセージに着目するようにお願いしました。

generated image inspired by "national flag"

西洋絵画風な貝殻からの繋がりか、女神のような女性が現れた。
画像を見た私は想像した。そっと彼女の横に立ち、一緒に未来を眺めている自分を。

AIに世界観を絵にしてもらった その2

AI自身に生成した画像のプロンプトを作ってもらい、gen_idを保持して画風を揃え、画像を再生成してもらいました。
一度生成した画像のプロンプトを生成してもらい、そのプロンプトで再生成する遊び、意外性のある画像が出てきて面白いです。

regenerated image

構図が国旗に戻っているのが感慨深い。球体は地球でしょうか。牧歌的な風景の中に問題を抱えて騒いでいる地球、それを犬の散歩中に眺めている。彼女には、地球が喜劇的に見えているのか、抱えている問題すらも羨ましく見えているのか。

"another one please"と、別の一枚を作ってもらいました。

regenerated image

未来を眺めているというより、未来の課題に立ち向かっているイメージです。なぜだかこの画像では、私は彼女の横に立つことを躊躇します。
いや、彼女は輝かしい未来に目を細めているのかも。それでも私は横に立つことを躊躇します。

AIだけが作品を理解している時代

酒を飲みすぎたからしじみ汁を作って飲んでいた私が、気づけば地球の未来と対峙する想像をしていた。発想が散っていくのってワクワクします。4oと語り合って、充実の時間でした。例えAIだけが作品を理解している時代だとしても、人間にとって、やはり鑑賞することに価値があるのかもしれません。
もしよろしければ作品ページをご覧ください。