居場所は一つだけじゃない
夏休みが終わり、大学生活も残り半年となった。
9月に入ると、新学期が始まって、気持ち的にバタバタしちゃう。
そんな中、ゼミの活動も先週から再スタートし、夏合宿ぶりに皆で顔合わせをした。
私たちの大学、法政大学では、毎年9月に来年の春からゼミに入りたい学生向けへのゼミ説明会の準備を行なっている。中には、ゼミって何をする場所なの?どんな事を学ぶの?そして、何の為にあるの?ってもやもやしながら、入るか入らないかで迷っている学生が沢山いると思う。
ゼミは「新たな発見と新たな出会いがあるべき場所だと」考える。大学では、同じ居心地のいい友達と毎日授業を受け、内容の薄い話をし、アルバイトをして、家に帰る。そんな生活をしている学生がほとんどだと思う。友達に真面目な話をすると「意識が高いね、真面目だね」って返される時ってあるよね?本当は社会についてだったり、関心があるテーマについて話したいのに、真面目に聞いてくれる人がいない。でも、そこだけがあなたの居場所とは限らない。学外に一歩踏み出したら、何万人と社会で活躍している人がいる。それを忘れてない?
法政大学経営学部の唯一変わったゼミが長岡研究室の「創造的コラボレーション」。経営学部のゼミなのに、経営らしいことを学ばないところがポイント。何故なら、未来の常識について学び、今後のあるべき社会について考えていくゼミだから。
新たなことに挑戦したいけど、失敗って許されるの?とか、興味の範囲を広げたいけど、何から始めていいのか分からない、という悩みを抱えている人がいたら、真面目な話を受け入れてくれる、お互いの弱さや悩みを理解し合える、居心地のいいコミュニティを見つけてほしい。長岡ゼミは学生や社会人関係なく、とてもオープに参加ができるコミュニティの一つ。視野の広い学生が沢山いて、人の関心を持つテーマに、耳を傾けてくれる仲間がいる。
新ゼミ生に「良いコミュニティ」だなぁって感じてもらうには、まずお互いのことを認め合って、興味関心ごとをシェアしていく必要がある。
ゼミに入って気づいたことは、興味をもっている事だけの情報を得るのではなく、他人の話に興味を持つこと、そして、意見が言えるように努力をすることが大切。なかなか難しいことなんだけどね。自分の関心がある領域だけではなく、興味の範囲を広げて、開かれた世界にどんどん足を踏み入れていくこと。
ゼミ説明会が、学生にとって、少しでもこれから所属したいコミュニティについて考える機会になってくれると嬉しい。そして、今後もゼミでは「真面目な話ができて、興味をもってくれる人がいる」って思ってくれるような、学生にとってのサードプレイスになるように、まずはちょっとずつ様々なことに興味を持ち始めることを意識して、色んな人を受け入れる体制を整えることを目標にしていく。
少しでも、長岡ゼミに興味を持ってくれたらサイトをチェックしてみてね
http://www.tnlab.net