平穏に生きることとは、挑戦をしないことではない
「ただ平穏に暮らしていたい」
一度心を壊した経験のある人や、トラウマのある人はこう願ったことはないだろうか。
俺もそうだ。
社会的な成功や、脳汁が出るような喜びなんて望まないから、せめて穏やかな日々を過ごさせてほしい。
心を壊した俺はいつからかそれを目指すようになっていた。
そして最近はそこそこ平穏に過ごせるようにはなった。大きく心のバランスを崩すことはない。
でも最近気づいたのだが、平穏に暮らしてただ死を待つには、人生は長すぎる。
「今日が最後の日かもしれない」
そう思いながら穏やかに生きているが、単調すぎる。
挑戦をせずに平穏のみを求めると、こうも人生は空虚になるのか。
安定した土台の上に、挑戦という軸があることによって、初めて人生は平穏を迎えるのではないだろうか。
大層なものじゃなくても良い。
毎日を生まれ変わったつもりで、少しずつ挑戦を積み重ねていきたい。
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