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OpenAI Projects/Canvasで遊ぶ ~Claudeとも比較


はじめに

OpenAIの Projects機能は12 Days of OpenAI のDay7で共有されたChatGPTの新機能です

https://openai.com/12-days/

12 Days のWebより

また、同じくDay4の Canvas では従来のCanvasでは実施できなかった
Python実行などもできるようになりました

https://openai.com/index/introducing-canvas/

こっちも12Days のWebより

これらOpenAIのProjects/Canvas機能は
AnthropicのProjects/Artifacts機能と似ています

このNoteではそんなOpenAI/Claudeの機能を比較しまとめてみたいと思います
なお、比較内容は主にPythonコードの観点で
その他にはあまり触れていません

振り返り ~Anthropic Claude Projects/Artifacts 機能

まずはClaudeの振り返りとして、Projectsを作ってみます
ProjectsはProPlanのみの機能だったかな…?
そのあたりはご注意

Projectsをぽちー

ぽちー

右上の Create Projectから作成していきます

右上
とりあえず適当に作成
できました✨

Projectsの利点は気軽にContentを追加できることで、
Pythonコーディングの観点だと参照させたいマニュアルを追加したり
現状コードを追加してそれをベースにできたりします、便利…!!

Artifactsではコードを並べて表示したり簡単にコピーできたりします
以下の例ではシンプルすぎて最初Artifacts表示してくれませんでしたが
右側の画面がArtifactsの機能になります

OpenAI ChatGPT Projects/Canvas機能

次にOpenAIのProjectsです、まずは作成から
サイドバーのプロジェクトの近く
+よりプロジェクトを新規作成していきます


ぽちー
てきとーに作成

そんな感じでできました✨

Canvas機能はツールボタンのキャンバスから設定できます

ツールボタン


キャンバスを選ぶ


キャンバスモードになる

プロジェクトへのファイル追加や指示追加は以下から
チャット欄下のボタンから実施できます

ファイルを追加 とか 指示の追加 より

簡単なコード結果比較

ChatGPTとClaudeにそれぞれ簡単なコードを生成してもらい
比較してみます

まずはChatGPT

はろーわーるど

作成したProjects内、キャンバスモードで書いてほしいコードを伝えると、
右側のキャンバスにコードを出力してくれます
以前はここまででしたが、Day4で公開された機能で
実行もできるようになっています

続いてClaude

こっちもはろーわーるど

Artifactsを使うように明示できないので
最初は使いませんでしたが指定すると使ってくれます

注意点としては、使用されるLLMが現状おそらく現状は
ChatGPT 4oのみである点でしょうか
o1とかは使えません

4o以外はキャンバス未サポート


今後使えるようになるのかなあ

Claudeのみの機能

Claudeのみでの便利機能としては
Artifactsの結果を1ボタンでProjectsに追加できることでしょうか

これ

この機能は地味に便利です
ChatGPTのProjectsはコピー&Projectsを開く&追加とかしないとダメそう

それとPublish(公開かな?)も使う人は嬉しいんですかね?
えるさんは使わないのでわかりませんが。。

ChatGPT のみの機能

ChatGPTのみの機能で気になるのはやはり
Day4で追加されたCanvasとPython実行ですかねー
右上の実行ボタンで、ChatGPT内で実行できるのは便利な気がします

みぎうえ

また右のほうにあるコードレビューボタン類も
便利そうではあるのかな?
指示すればいいやという話もありますが
ボタンぽちーはやっぱり便利

これ

Python実行をどの程度まで可能なのかは正直試せてないのですが、
パッケージインストールはしてくれそうな印象でした

以下は例えばdiscord実装のために
import discord を含むコードを実行した例

Botのトークン設定やチャンネルIDの指定はしていないので
もちろん実行やメッセージ送信はできないのですが
import discordはできていそうなエラーログになっています
また、初回実行時に一瞬「パッケージインストール」ログが
出たような気がします

これは結構大きい…!
というかパッケージインストール出来ないと
実行できても、、といった感じだったのでよかったです

一方で、環境変数を設定して読み込む方法等はわかりませんでした
まだ無いのかな?

ChatGPTのコーディング上にベタでBot Tokenだったり
API Keyだったりを記載するのはやはりちょっと怖いので、
そのあたりは対応してほしいですねー

まとめ

ChatGPTのProjects/Canvasの簡単な使い方と
Claudeとの比較をしてみました

えるさんは今までコード実装のお供はClaude派で、
ChatGPTのcanvasが公開された時も
結局イマイチに思いClaudeに戻っていたのですが
ChatGPTも試してみようかと思います

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