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【勝利の女神:NIKKE】オーケストラコンサート『MELODIES OF VICTORY』に参加しました!

この記事の内容は全てオタク語りなのですが、特に2のグッズ販売に関してはただの愚痴になっています。


1.はじめに

1月11日土曜日に、パシフィコ横浜の国立大ホールにて開催された、NIKKEのオーケストラコンサート。私はチケットが夜の部しか取れなかったため、夜の部のみ参加しました。今回はそんなコンサートの内容について、その中でも特に印象的だった所を語ります。

2.グッズ販売に関して

公演の内容自体とは関係ないのですが、まぁ色々あったので一応触れておこうかと。まず、グッズ販売に関しては、かなり不満な点が多かったです。まず不満な点一つ目が、グッズの在庫が少なすぎること。午前10時から先行販売があり、私は9時45分頃に列に並んだのですが、私の番が来る前に、ジュリアのアクスタ2種、Tシャツ全サイズ、トートバッグが在庫切れになっていました。つまりそれらのグッズが買いたければ、事前販売の告知あった時刻の30分〜1時間近く前に来ていなければいけなかったということ。コンサートのチケットが無いと購入出来ないうえに、ランダム封入の缶バッジ以外は一人当たり、各種最大2点までしか購入出来ないというシステムで、販売開始時間前に並んだ人間すら買えないレベルの在庫数は流石に少なすぎます。このシステムと在庫数のグッズなら当然希少価値が高いですから、転売の餌食になっていました。転売ヤーが潤うくらいなら希少価値とかいらないから在庫溢れさせて事後通販で出回らせるくらいにして欲しい。私はニケのリアルイベントの参加が初めてなのですが、聞いたところによると、リアルイベントの限定グッズの在庫数は毎回こんな感じらしいです。もう一点不満なのは、事前販売、昼の部、夜の部で在庫を分けていないということ。事前販売の時点で売り切れたグッズは、夜の部の物販とかでも在庫がないままということです。つまり夜のみ参加の人でも、グッズが欲しければ一旦朝早く買いに来いということ。加えてそのことについて、一切の告知なし。あるのは公演終了後も物販はありますとだけ。なおその物販も全てのグッズが在庫切れだったため、終了後の物販もあります(ない)という状況。流石に酷すぎる。最後に不満だったのが、在庫切れの告知の手際の悪さ。途中までは公式Xで頑張って告知していましたが、追いつかなくなり、TLにはトートバッグ目当てで長時間並んで、1時間以上待ってから既にないことを知って列を抜けた方の嘆きも溢れており、ここは難しいかも知らないけれど頑張って欲しい部分です。
ここまで不満をつらつら書いてきましたが、私個人で言うと良いこともありまして、缶バッジをドロシー目当てで購入可能な最大数の10個買ったのですが、そこで被ったバッジの一部を、他の指揮官様にドロシーと交換していただきました。ドロシーのバッジが多く手に入っただけでも嬉しいのですが、ニケをやっている友人が一人も居なくて一人寂しく参加した私はこんなちょっとした機会でも他の指揮官様と交流出来て嬉しかったです。

3.THE REDHOODで泣きすぎて過呼吸気味になった話

ここから公演の内容について語っていくのですが、私個人で一番大きかったのはこれですね。そもそも直前の「hold you tite」で、曲そのものと、スクリーンに映った、レッドフードが別れを悔やんで他に伏せるスチル、ゴッデスのみんなが笑っているスチル、スノーホワイトにヘッドロックをかけているスチルで泣いていたのに、めちゃくちゃ素敵なアレンジの「THE REDHOOD」が流れ出して情緒はめちゃくちゃ。加えてサビあたりではRED'ASHであった、ゴッデスVSアナキオールの特別アニメーションが流れるという演出。有名な話で、ゴッデスに倒されたアナキオールが笑顔を浮かべているシーンがありますが、この笑顔を「OLD TALES」を読んだ後の今見ると、色々な思いが込み上げてきて、感情が揺さぶられます。その笑顔のシーンの前から、シンデレラが嬉しそうにゴッデスの魅力を語っていた時の内容を(紅蓮とドロシーが普段は仲悪そうだけど、いざという時は美しい連携を見せるetc)彷彿とさせる活躍シーンの数々で、アナキオールを倒したのは、シンデレラが信頼したゴッデスなんだなってしみじみと感じさせられ、とどめの笑顔のシーン。あまりに感情が昂りすぎて泣きすぎたあまり、冗談抜きで過呼吸気味になりました。公演中だから静かにしないといけないのは頭では理解していましたが、体がいうことを聞かなくて、息を吸う音が少しうるさかったのを覚えています。近くの席の方、申し訳ありませんでした。歌唱があったわけじゃないのに、サビのThis is the final battleという聞き慣れた歌詞が頭の中を反芻し、レッドフードがあの戦いにどんな気持ちで臨んだのかという、RED'ASHの文脈と、シンデレラがどういう思いであの戦いを選んだのかというOLD TALESの文脈が、最高のアレンジと迫力の凄まじい演奏によって一気に叩きつけられた結果なので、申し訳ないとは思いつつも、仕方ないことだとも思ったり。

4.ニケで一番好きな曲が変わった話

一つ前の記事で、「JINX PLAYER」を一番好きな曲として紹介したのですが、この公演を通して、一番好きな曲が変わりました。その一番好きな曲とは、「Goddes of victory」です。OVER ZONEの戦闘BGMで、ゴッデス部隊、レディーのシーンでも流れるBGMです。戦闘BGMはかなり重要な立ち位置のボスのものならともかく、この曲はコンサートで聞けるとは思っていなかったのでそれが聞けただけでも既に満足でした。こちらも前回の曲で、戦闘BGMで一番好きだと語りましたが、その理由はOVER ZONEへの思い入れの強さからだと、軽い説明しかしなかったと思います。この機会により深く語ろうと思うのですが、私はこの曲は、勝利の女神という曲名からも、「栄光」を象徴する曲だと思っていて、その栄光がどんなものかというと、今もなおドロシーが戻りたいと縋り付いている過去の栄光です。だからこそこの曲は、ドロシーの、最後の輝かしい過去である、ゴッデス部隊、レディーのスチルのシーンから流れ出すんじゃないかと。そんな私の考えがより強まったのは、公演であった、ドロシーとスノーホワイトのアフレコストーリー。どんなに大切そうなものでも、捨てないと前に進めないと語り、思考転換によってレッドフードの思い出も含む、過去の記憶を捨て去り、アークに裏切られても、人類のためにパイオニアとして巡礼者として前に進み続けたスノーホワイトと、そんな大切な思い出も栄光も、全部捨てられず、OVER ZONEから一歩も前に進めていないドロシーの対比。これをRED'ASH関連の一連の流れ、つまりスノーホワイトが捨てた大切なものを見せつけた直後に持ってくるのがなんともニケらしさを感じます。しかも、「OVER ZONE」、「Goddes of victory」の後、流れ的にすぐに「Satellites」が来るのかと思いきや、「the Pilglim」が間に演奏される。これはまさしく「Goddes of victory」という大切なものを提示し、前に進んだスノーホワイトを表す「the pilglim」と止まったままのドロシーを表す「Satellites」での対比がされていると見れます。そんなドロシーが捨てられなかった大切なものの象徴である、「Goddes of victory」を最高の演奏の元、ゲストボーカルとして参加されたPernelle.さんの、力強く、美しい生歌で聴けたのは、僥倖であるという他にないです。あれを聞いて好きにならないわけがなく、「JINX PLAYER」は私の一番好きな曲の座を「Goddes of victory」に明け渡したのでした。

5.最後に

なんか長々と語ってきましたが、結局最後はニケの音楽は最高だというところに帰結するわけです。これまでニケをプレイしていて、ニケやってて良かったと思えた場面は多々ありましたが、このコンサートでは、ニケの世界を彩る音楽を通して、映像などの演出も合わせて、これまでのニケやってて良かったという経験を全て追体験したようなものですから、これまでで一番、ニケやってて良かったと思えた経験であるというのはいうまでもないことです。これからも私はずっとニケについていきます。

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