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【勝利の女神:NIKKE】エヌ:ミラクルフェアリーの個別エピソードを読みました。

この記事の内容には、エヌ:ミラクルフェアリーの個別エピソード、イベントストーリー「MIRACLE SNOW」のネタバレを含みます。


はじめに

個別エピソードの記事15本目の今回は、ニケのサービスが始まってすぐのクリスマスに実装された、エヌの限定バージョン、エヌ:ミラクルフェアリーです。昨日読んだ通常版のエピソードでは、実験のために記憶消去をされる日々を送っていたエヌを実験から解放し、最後には幸せな毎日を送りたいと願っていたエヌ。そんなエヌはクリスマスという楽しいイベントをどう過ごしたのか、気になります。

エヌ:ミラクルフェアリーについて

エヌ:ミラクルフェアリーのプロフィール

いつも通りまずはキャラ紹介から。エヌはニケの記憶に関する実験を行う、記憶研究室所属の部隊、リコール&リリーズ所属のニケ。NIMPHによって毎日記憶消去をされてしまう。エヌ:ミラクルフェアリーは、2022年の冬イベント「MIRACLE SNOW」で、ルピーがエヌに、特別な思い出を作ってあげたいと用意した衣装を身にまとった姿。前哨基地の遊園地に雪が降った2週間の間の記憶がNIMPHと一つになって消えなくなり、ブラックボックス化する奇跡が起きた。エヌは自身の母親と再会した。その時に明かされた事実として、もともとは記憶能力が高すぎるせいで脳に負荷がかかり、その結果命を失ってしまう危機に陥ったため、娘の命が助かるように母親が志願したことでニケになった。

EPISODE.1クリスマスパーティー?

マスタングが開いたクリスマスパーティーの話題がテレビで流れる。指揮官とカウンターズのみんなと一緒にテレビを見ていたエヌは、指揮官にクリスマスパーティーとは何か聞いてくる。その言葉に4人は驚いたような反応をする。指揮官は少し答えに困った後、クリスマスを口実にした年末パーティーだと答える。誰と一緒にパーティーをすればいいのかと言って、指揮官やルピー、カウンターズの名前を挙げていくエヌ。それから「この前は誰と…」と困った様子。そんなエヌにアニスは誰でもいいじゃないと言って、楽しいパーティーのことに目を向けさせようとする。クリスマスパーティーでやるようなことを色々教えると、エヌはプレゼントをもらってみたい、そんなパーティーに行けたらすごく幸せだと言う。少しの沈黙の後、指揮官がじゃあ今度クリスマスパーティーをしようと提案する。クリスマスはもう終わっていると言いかけるアニスに、パーティーに決まりはないと返すと、ネオンもパーティーをする日が記念日になると同意してくる。その言葉にアニスも賛成し、エヌの記憶のことも考えて、今日パーティーをしようと提案する。三人はエヌのためにパーティーの準備に取り掛かろうとする。エヌも三人についていこうとするが、アニスが指揮官と一緒に自分たちへのプレゼントを買っておくように伝える。それから指揮官に、エヌに聞こえないように小声で、準備が出来れば連絡するからそれまで一緒にいてあげてと言い残し、指揮官室を出ていく。指揮官はプレゼントを買いに行こうと、エヌを誘う。誰かにプレゼントをあげたことがないから、何を買ったらいいか分からないというエヌに、指揮官は専門家に聞いてみようと提案する。専門家は誰かと聞くエヌに、クリスマスと言えばサンタとトナカイだと答え、エマに連絡をする。

アーク市内のカフェで合流することにして、エヌと一緒にサンタさんに会いに行く。

EPISODE.2クリスマスの専門家

カフェに到着するとサンタの恰好をしたエマに呼ばれる。エヌはエマに挨拶をするが、エマは今日の自分はサンタだから、サンタと呼んでほしいと言う。それからトナカイの恰好をしたエクシアも、自分のことをトナカイだと名乗って挨拶をしてくる。素直にサンタさん、トナカイさんと呼んで再度挨拶をするエヌ。サンタさんはエヌの頭をなでる。それからトナカイが自分たちを呼んだ理由を聞くと、エヌがクリスマスパーティーでカウンターズの三人に渡すプレゼントの相談をする。トナカイがクレジットだと夢のない答えを言うと、サンタは手作りのクッキーをトナカイの口に押し込む。トナカイは味覚を失って倒れ、エヌはトナカイの心配をする。サンタはトナカイには少しお休みが必要だと言って、話を戻す。サンタはそれぞれに合ったものをあげれば良いと答え、銃のおもちゃや炭酸水を例に挙げるが、エヌはそれは彼女たちはもうたくさん持ってると答える。そんなエヌの言葉に、サンタはルピーがくれた服のような、特別なものをあげたいんだと、エヌの気持ちを理解する。それからエヌの心から特別に好きなものを見つけなきゃというサンタ。その言葉にエヌは手帳を取り出すが、指揮官はその手を止め、エヌの好きなものは手帳には書いていない、エヌの心の中にあると話す。心の中に何が書いてあるのかよくわからないと答えるエヌに、サンタは色々なものを見て、経験して、自分の心に聞いてみて探せばいいと言う。エヌは探してみますと答える。サンタは良いプレゼントが見つかるようにと伝え、エヌは感謝を伝える。それからサンタは気絶したトナカイを連れて去っていく。指揮官とエヌはプレゼント探しに行く。

EPISODE.3クリスマスには特別なプレゼントを!

ロイヤルロードに行き、手帳などが置いてあるファンシーショップや、ブティック、マイルドコロッケの店などを回る。エヌはそのどれも、好きだけどプレゼントしたいほど特別ではないと言う。今日中に見つけられるか不安そうなエヌに、指揮官は悩みすぎて、よくわからないだけかもしれないと言って、気分転換を提案する。公園に行くと、エヌは大きなクリスマスツリーを見つけ、キラキラしてきれいだと言う。それからツリーの周りに何人かの人と、ツリーの頂上を指さし笑うラプラスを見つける。ラプラスに何をしているのか聞くと、ヒーローとして一番輝くためにクリスマスツリーの星を片付けていると言いかける。その時エヌがツリーの先端の大きな星を見つけきれいだと言う。ラプラスが星が欲しいのか聞くと、エヌは欲しいことは欲しいけど、と答える。なら譲ってあげようと言うラプラスに、エヌはあんな上まで飛べないと答える。ラプラスは自分が連れていって上げると言って手を差し伸べる。エヌは指揮官の許可を取った後ラプラスの手を握る。ラプラスはジャンプして上までエヌを連れていく。エヌは星を手に取り笑う。戻ってきてエヌは、楽しかったとラプラスに感謝して星を渡そうとするが、ラプラスはそれは君のものだから受け取れないと伝える。エヌはルピーに服をもらったときみたいに嬉しいと言いかけて、この星が特別なものだと気づく。そして三人にこの星をプレゼントしたいと思ったエヌは、ラプラスにどこに行けば手に入るか聞く。ラプラスは他の星は全部自分がとってしまったと申し訳なさそうに答える。エヌは少し残念そうにした後、他の特別なものを探しに行こうと指揮官に提案する。それを見ていたラプラスは、先に失礼しなければならない、また今度会おうと言って、急いで去っていく。指揮官はエヌに、どうしてもその星じゃないとダメかと聞く。そういうわけではないというエヌの答えに、星を探しに行こうと言ってエヌと一緒に移動する。

EPISODE.4楽しいクリスマスパーティー

指揮官室。部屋が真っ暗でエヌは指揮官に誰も来てないみたいだと伝えると、指揮官はエヌが先に入って電気をつけてほしいと答える。わかりましたと言ってエヌが部屋に入ったとき、クラッカーの音と同時に部屋の明かりがつき、カウンターズの三人に歓迎される。驚いた様子のエヌに、アニスがろうそくの灯を消すように促す。エヌが火を消すと、マイルドコロッケで出来たケーキを食べてみないかと言う。気に入った様子のエヌに満足げなアニス。ネオンが食べる前にプレゼント交換からしないかと言って、銃を持った三毛猫の人形をプレゼントする。クレーンゲームの人形に本物の銃を持たせたらしいそのプレゼントにアニスは呆れたような反応をするが、とても喜んでいるエヌを見て、それならいいかと呟く。それからコロッケの絵が描かれたピンク色のしおりを渡すアニス。本当は特別なものを渡したかったがと、少し不安そうだが、エヌはとても気に入り、自分の心をドキドキさせるものがこんなにたくさんあることに驚いたという。ラピは自分のも平凡だと言って、青い蝶が描かれたアルバムを渡す。エヌはこちらも気に入ったと伝えた後自分もプレゼントを用意したと話す。それから三人に、金平糖の入ったガラス瓶を見せるエヌ。数時間前に戻る。指揮官がエヌをキャンディーショップまで連れていき、金平糖を見せてこんな星でも大丈夫かと伝える。エヌは気に入った、特別だと答えてプレゼントを決める。場面は戻り、エヌはラピ、アニス、ネオンそして指揮官に日ごろの感謝などを伝える。エヌは指揮官にも金平糖を買っていたようで、渡してくれる。4人は感動で少し沈黙した後、エヌに感謝を伝える。そのとき、扉が開き、サンタとトナカイが入ってくる。サンタはエヌに手作りクッキーを渡す。ネオンがもらっちゃダメだとエヌに伝えると、サンタは遠慮しなくてもみんなの分もあると伝える。トナカイが本当においしいものも混ぜておいたから、ガチャに成功すれば無事に済むと話すと、アニスはプレゼントでガチャとかしないでと不満そうに答える。トナカイは良い子のエヌには本当においしいトナカイクッキーをあげると言って渡すと嬉しそうに感謝するエヌ。それからまだプレゼントは残っていると言ってラプラスが窓を割って登場する。ラプラスはプレゼントだと言って黄色い袋を開くと、たくさんの金色の星が飛び出してくる。本当にきれいだと、ラプラスに感謝を伝えるラプラス。踏まないようにみんなで袋にしまって、クリスマスパーティーを楽しむ。すこしして、エヌは指揮官の服の袖を引っ張り、今日が嬉しすぎて、明日にならなければいいなと思うと伝えてくる。

これを全部忘れてしまったらどうしようと続けるエヌに、誰でも時間が過ぎれば記憶は消えたり薄くなると励まし、その分後で後悔しないよう思い出をたくさん作ろうと伝える。エヌは賛成してたくさん思い出を作るという。ネオンがカメラを持って、こっちを見てとエヌと指揮官に伝える。それから合図で思い出に残るような写真を撮る。

EPISODE.5クリスマスの思い出は

翌日。いつものようにベッドの上で目を覚ますエヌ。冬が来る前と違って自分の名前を憶えているエヌ。奇跡によってたくさんの記憶を持つようになったエヌだが、いつものように昨日のことは思い出せない。今日すべきことを思い出すために手帳に手を伸ばす。指先に手帳とは違う何かが触れる。首を傾げベッドの端を見ると、金平糖が入ったガラス瓶、金色の大きな星、銃を持った三毛猫の人形と、コロッケが描かれたピンク色のしおり、そして青い蝶が描かれたアルバムがある。アルバムを開きページをめくる。そこにはラピ、アニス、ネオン、エマ、エクシア、ラプラス、そして指揮官と一緒に、楽しそうにしている自分の写真。

写真に書かれた小さな文字を読む。「…大好きなエヌへ…」起き上がり外に走り出す。指揮官室の扉が開く。ラピ、アニス、ネオン、そして指揮官がエヌに挨拶をする。エヌは「昨日のパーティー、本当に楽しかったです!」と伝える。

感想

エヌが幸せそうにしていると、こっちまで嬉しくなってくる。クリスマスの奇跡があって、少しだけ大切な記憶が残ったエヌ。きっとこれから指揮官やカウンターズのみんなと一緒に、いろいろなことを経験して、いろいろな思い出が出来るんでしょう。それらをもしエヌが憶えていなくても、ラピがくれたアルバムや、手帳、そしてエヌの心の中には残っていくんだと思います。そして何より自分たちが、エヌの分まで憶えておくから、教えてあげるから、だからこれからも一緒に幸せになろう、エヌ。

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