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【勝利の女神:NIKKE】N102の個別エピソードを読みました。

この記事の内容には、N102の個別エピソードのネタバレを含みます。


はじめに

個別エピソードの記事14本目となりました。今回はエヌちゃんことN102。ニケの世界観の暗い部分がもろに出ている設定のあるエヌちゃん。そんなエヌちゃんの個別エピソードはどんな内容なのか気になります。

N102について

N102のプロフィール

いつも通りまずはキャラ紹介から。N102は記憶制御室という、ニケの記憶をどこまで扱えるのか確認するための機関に所属するニケ。部隊名はリコール&リリーズ。定期的に記憶が消去されており、手帳に自分のことや予定を書き込んでいる。ニケで最初にレアリティ昇格したり、週刊コロコロコミックで連載されている、ニケのスピンオフ漫画「勝利の女神:NIKKE すいーとえんかうんと」で主役になっていたりと、出番には恵まれている。周期的に記憶を消されているという悲しすぎる設定に、エヌが突発イベとかで出てくるとちょっと身構えてしまいます。

EPISODE.1マイルドコロッケはおいしい!

目を覚まし、机の上の手帳を開くエヌ。手帳を見て自分の名前と今日やることを確認し、外に出る。今日の予定は一番好きなマイルドコロッケを食べ、一番好きな三毛猫のぬいぐるみを取り、一番好きなピンクのしおりを買うこと。

楽しそうに街を歩くエヌ。そのエヌを見つけた指揮官は「エヌ…」と呼びかけるが、こちらに気づかずに通り過ぎていく。何度か声をかけたところ、エヌは振り返って指揮官を見る。もしかして自分を呼んだのかというエヌ。指揮官のことを覚えていないらしいエヌに、指揮官は自分はエヌの先生だという。エヌはお小遣いもいっぱい持っているから自分が奢ると、指揮官をご飯に誘う。指揮官は食事は先生が奢るものだと答え、一緒に食堂へ向かう。自分はマイルドコロッケが好きらしいから、マイルドコロッケを食べると言うエヌ。その言葉に違和感を覚え、誰に聞いたかと質問するが、自分はただマイルドコロッケが好きなだけだと答えられる。指揮官はエヌと同じものを頼むというと、エヌはカウンターに頼みに行く。出されたものを幸せそうな表情で頬張り、こんなにおいしいものは初めて、これから毎日これをを食べると言う。喜ぶエヌに口に合ってよかったと答える指揮官。それからエヌはクレーンゲームをしに行こうと、コンビニに誘ってくる。三毛猫のぬいぐるみをとろうと苦戦するエヌ。三毛猫が好きなのかと聞くと、すごくかわいくて好きらしいと答えられる。指揮官はとってあげると言って、ぬいぐるみの値段を上回るほどの金額をつぎ込んでゲットする。エヌは宝物にすると嬉しそうにする。次の予定を確認すると、しおりを買いに行くと答えられる。指揮官はしおりも買ってあげたようで、エヌはピンクのしおりを選んだらしい。理由を聞くとこの色が一番好きらしい、見ていると笑みがこぼれると答えられる。アラームの音が鳴り、エヌはそろそろ帰らないといけないと言って、感謝をし、去っていく。

EPISODE.2初めて食べるマイルドコロッケ

目を覚まし、机の上の手帳を開くエヌ。手帳を見て自分の名前と今日やることを確認し、外に出る。今日の予定は一番好きなホットコロッケを食べ、一番好きな白猫のぬいぐるみを取り、一番好きな青のしおりを買うこと。

楽しそうに街を歩くエヌ。そのエヌを見つけた指揮官は「エヌ…」と呼びかけるが、こちらに気づかずに通り過ぎていく。何度か声をかけたところ、エヌは振り返って指揮官を見る。もしかして自分を呼んだのかというエヌ。指揮官のことを覚えていないらしいエヌに、指揮官は自分はエヌの先生だという。エヌはお小遣いもいっぱい持っているから自分が奢ると、指揮官をご飯に誘う。指揮官は食事は先生が奢るものだと答え、一緒に食堂へ向かう。ホットコロッケが一番好きらしいからそれを食べるというエヌ。指揮官はマイルドコロッケじゃないのかと質問する。エヌは指揮官の注文を確認し、指揮官はマイルドコロッケを頼む。エヌはカウンターに行って、マイルドコロッケとホットコロッケを注文する。幸せそうな表情でホットコロッケを頬張るエヌ。しかし辛すぎると困ったようなエヌ。指揮官が自分のものと交換してあげると、こんなにおいしいものは初めて、これから毎日これをを食べると言う。喜ぶエヌに口に合ってよかったと答える指揮官。それからエヌはクレーンゲームをしに行こうと、コンビニに誘ってくる。白猫のぬいぐるみを取るというエヌに、三毛猫じゃなくて?と聞く。白猫が一番好きらしいと答えられると、指揮官はとってあげることにする。以前の経験が役に立ち、今度はすぐにゲットする。白猫もかわいいですねと嬉しそうなエヌ。次はしおりを買いに行くんだなと、次の予定を確認する。どうしてわかったのかと驚くエヌに先生は何でも知っていると答える指揮官。買いたいしおりの色を聞くと、一番好きな青色のしおりを買うと答えられる。青色のしおりは気に入ったか聞くと、気に入ると思うと返すエヌ。アラームの音が鳴り、エヌはそろそろ帰らないといけないと言って、感謝をし、去っていく。指揮官はラピにニケの記憶について、誰かに聞きたいと連絡する。記憶ならエクシアが役に立つはずと答えるラピ。

エクシアの元を訪れると、エクシアはエヌが所属している部隊「リコール&リリーズ」の名前とその部隊が何のためにあるのかを説明してくれる。

指揮官の話からエヌに行われている実験の内容を推測するエクシア。いったい何のためにという指揮官の疑問に、人というのは新しい何かを発見すると、その限界がどこなのか試してみたくなるものだと言う。自分にもそういう欲はあるが、命ある存在に対してはやりたくないと続けるエクシアに、教えてくれたことへの感謝をする指揮官。エクシアは指揮官に何をするつもりかと聞く。指揮官はエヌに消えない記憶を作ってあげると答え、エクシアは健闘を祈ると返す。

EPISODE.3マイルドコロッケはおいしい?

目を覚まし、机の上の手帳を開くエヌ。手帳を見て自分の名前と今日やることを確認し、外に出る。今日の予定は一番好きなペッパーコロッケを食べ、一番好きなイヌのぬいぐるみを取り、一番好きな金色のしおりを買うこと。

楽しそうに街を歩くエヌ。エヌに大声で呼びかけると、エヌは振り返って指揮官を見る。もしかして自分を呼んだのかというエヌ。指揮官のことを覚えていないらしいエヌに、指揮官は自分はエヌの先生だという。それから指揮官は今日はエヌは自分に付き合い、マイルドコロッケを食べて、三毛猫のぬいぐるみを取り、ピンクのしおりを買うと伝える。エヌはそんなのなかったのにと、動揺し、手帳をくしゃくしゃになるほど強く握る。初めて会った時から持っているあの手帳によって、エヌは洗脳されているんだと悟り、手帳を見せてもらう。手帳には昨日ともまた違う予定が書かれている。指揮官はエヌが手帳を勘違いしたんだと思うと言ってペンを取り出し、手帳に文字を書き込む。「先生を信じる」と書いた手帳をエヌに見せると、エヌは指揮官に従うことに決める。それから一緒にマイルドコロッケを食べ、毎日これを食べるというエヌ。三毛猫のぬいぐるみを取ってあげると宝物にすると言うエヌ。ピンクのしおりを買ってあげると、見ていると笑みがこぼれると喜ぶエヌ。アラームの音が鳴り、エヌはそろそろ帰らないといけないと言って、感謝をし、去っていく。指揮官も前哨基地へ戻ろうとすると、携帯に誰かからの連絡が届く。送り主はエヌの担当研究員らしく、実験が台無しになるからエヌにもう近づくな、失敗すると自分が職を失うと伝えてくる。実験をする理由が自身の昇進のためというくだらない理由で、怒りをあらわにした指揮官は、ミシリスの法務チームから痛い目に合わされたいかという脅しにも屈せず、戦うことを決意する。

EPISODE.4?イル??ロッ?

楽しそうに街を歩くエヌ。エヌに大声で呼びかけると、エヌは振り返って指揮官を見る。エヌは怯えたように指揮官は先生かと尋ねる。肯定すると、エヌは悪いことはなにもしてないのにと怖がり出す。何かおかしいと思って近づいてみると、さらに怖がってひたすら謝りだすエヌ。手帳を見せてもらおうとするが、エヌはそれに強く拒絶し、またひたすら謝りだす。研究員から「こんにちは。」と連絡が来る。エヌに何をしたと問い詰めると、エヌには何もしてない、手帳に「私をエヌと呼ぶ人は先生だ」「先生はとても怖い人だ」「私が息をするだけで殴り、罵る」「先生を見るだけで死ぬほど怖い」と書いたと答えられる。「手帳は誰にも、絶対渡さない」と3行連続で書いたとも言う研究員。強く出るという言葉の意味を思い知らせた研究員は、諦めるように勧告する。諦めない指揮官に苛立った研究員はチャットルームを退出する。


謝り続けるエヌに、片膝をついて座り、優しく話しかける。怯えているエヌに、自分はエヌを傷つけないと話す。先生は怖い人なのに、怖くないかもと、困惑するエヌ。自分はエヌの見方だと言うと、エヌは指揮官の目が優しいと言う。静かに手を差し伸べ、今日は楽しく遊ぼうと誘うと、エヌは静かにその手を取る。先生の手が温かいというエヌに、指揮官はエヌの手も温かいと返す。それから二人で静かに歩いていく。それを見ていた何者かが、これだけはやりたくなかったが仕方ないと呟く。

翌日、同じ場所でいくら待ってもエヌは来ない。研究員から「こんにちは。」と連絡があり、エヌをどうしたか聞く。研究員はある住所を伝え、そこにいるはずだと言ってくる。

教えられた住所まで行くと、目の前に厚い扉があり、中からエヌの声が聞こえてくる。扉を開けて入ることにする。手帳がなくて、手帳がないと何もわからないと絶望したようなエヌに話しかける。手帳を探すエヌの肩を掴んで、名前はエヌで、三毛猫が好きで、ピンクが好きで、マイルドコロッケが好きな、いつも明るい子で、元気いっぱいに挨拶したり、答えるのが好きだと伝える。自分がエヌを覚えているから手帳はもういらない、自分が毎日エヌの記憶を教えると続ける指揮官。その声と眼差しがなじみがあると感じたエヌは、指揮官のことを信じると決め、静かに指揮官の手を取る。そして二人は今日も楽しく遊ぶことにする。

EPISODE.5みんな一緒にマイルドコロッケ!

エヌに会いに行く時間になる。研究員から連絡が来る。要件を聞くと、もう自分にできる手はないから見守る、正確には指揮官がいつお手上げになるのか見たいと伝えてくる。指揮官は好きにしろとだけ返し、連絡を切る。

それからすぐにエヌに会いに行く。手帳がなくて絶望しているエヌに、声をかける。エヌはそれだけで落ち着きを取り戻し、「先生。私の手帳、見ませんでしたか?」と聞いてくる。自分を覚えている様子のエヌに驚き、覚えているのか聞いてみるが、先生は先生じゃないですかと返される。エヌは何が一番好きなのか聞くと、マイルドコロッケと、三毛猫と、ピンクのしおりだと答える。指揮官はその言葉にいろいろな感情が混ざり合った表情をする。エヌはその表情を見て心配し、体調が悪いなら、今日のお出かけはやめるかと言うが、指揮官は「いや、行こう」と誘う。エヌは今日はホットコロッケに挑戦してみる、マイルドコロッケはいっぱい食べたからと言いかける。少しの沈黙の後、消されると呟くエヌ。エヌは指揮官に、「私のこと、覚えててくれますよね?」と問い、指揮官は「ああ、必ず」と答える。エヌは「じゃあ、もう一つだけ覚えておいてください」と前置きして、自分は指揮官のことが好き、絶対覚えておいてくださいと伝える。それからエヌは倒れ、指揮官はそんなエヌをベッドに寝かせて、傍で見守る。しばらくすると、閉じたドアの下の隙間から手帳が滑り込んでくる。そして研究員から連絡がくる。研究員はさっきの手帳がエヌのものであり、今後は指揮官が埋めるように言う。何を企んでいるのか問うと、NIMPHを使った周期的な記憶消去が不安定だと証明され、プロジェクトが廃棄されたこと、それにより自身はクビになったこと、上層部からの指示で、エヌは指揮官に任せるようになったことを伝えられる。エヌをもとに戻せないかと聞くと、NIMPHはそんな簡単なものじゃないから無理だが、どこかの暇な指揮官ならできるかもと言い残す。それからいい勤め先紹介してくれと軽口を言ってチャットルームを退出する。

指揮官は手帳を拾う。エヌは元には戻れないならと、その手帳をどう埋めていくか決める。後日、カウンターズのみんなでエヌを待つ。指揮官とカウンターズのみんなに元気よく挨拶をしたエヌは、一番好きなボードゲームを持ってきたので一緒にやろうと言う。それからみんなでコロッケを食べたりして、騒々しい1日が終わる。その日の夜、指揮官はその日あったことを手帳に全て書く。それからエヌに、今日はどうだっかと聞くと、とても幸せだったと答えられる。それからエヌは指揮官に、今日みたいな毎日を送りたいと、笑顔で伝える。

感想

「OLD TALES」のハードの後日談でエイブの脳みそいじったやつといい、ニケに出てくる人間の研究員が大体カスなのどうにかならんか?最後は良い奴みたいな雰囲気出してきたけど、正直それまでがカスなせいで普通に嫌いです。実験のため、定期的な記憶消されるエヌに、消えない記憶を作ってあげたいと努力する指揮官。その努力の結果、奇跡は起き、エヌの記憶を残すことに成功する。その時の記憶も消されてはしまったけれども、指揮官の努力の甲斐もあって実験から解放されたエヌの手帳は、きっとこれから幸せな思い出で埋まっていくのでしょう。酷い実験に利用された分、個別エピソードの最後でエヌが言った願いが叶うことを祈ります。エヌ、幸せになるんだよ。

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