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【勝利の女神:NIKKE】アニス:スパークリングサマーの個別エピソードを読みました。

この記事の内容には、アニス:スパークリングサマーの個別エピソード、イベントストーリー「Blue Water Island」「SEA, YOU AGAIN」の若干のネタバレを含みます。


はじめに

個別エピソードの記事、4つ目の投稿となりました。今回は水着アニスこと、アニス:スパークリングサマーの回です。通常版では個別エピソードの大部分が世界観説明に使われてしまった分、今回はちゃんとアニスの魅力が前面に押し出される内容であることが期待されます。あと、関係ないんですがこの個別エピソードの記事、できれば毎日投稿をしようかなと思っていますのでよろしくお願いします。

アニス:スパークリングサマーについて

アニス:スパークリングサマーのプロフィール

今回もまずはキャラ紹介から。カウンターズ所属のニケ、アニスが水着を着た姿。この水着は「Blue Water Island」でアークの資源不足を解消するために、地上のとある島に調査に行った際、ヤンにもらった水着だったものの、ここぞという時のために出し惜しみしていたら、潮の満ち引きのせいで、デコイを撒きに行ったら孤立してしまい、披露せずに終わったものを、「SEA, YOU AGAIN」で再調査に行った際にお披露目したものです。そんなわけでアニス:スパークリングサマーの個別エピソードは、地上の島に訪れた際の出来事となっています。

EPISODE.1ビーチの宝の洞窟

エピソード1は指揮官がビーチでくつろいでいるところにアニスがやってきたところからスタート。アニスは誰も遊んでくれないから寝ていた指揮官を、「連れて行ってあげる」と、どこかへ引っ張っていく。まず連れてこられたのはリターのところ。リターのところに来たのは、行こうと思っていたところに行くのに必要なものがあるからとのこと。そしてリターに布に包まれた何かを受け取ると、リターに他の人が探していたら、指揮官とアニスは近くで遊んでいるから心配しないようにと言い残し、移動する。移動した先には、岩の絶壁の下に、ツルに覆われた大きな穴のあるところだった。アニスの目的はこの洞窟と思しき穴の探索で、暗くて危ないんじゃないかという指揮官の心配に、先ほどリターから受け取ったものを見せる。そのあるものは懐中電灯だった。「お宝とか見つけちゃったらどうしよう!」と期待に満ちたアニスの顔を見て不安も消えた指揮官はアニスと一緒に洞窟の探検に行くことにしたところでエピソード1終了。

EPISODE.2洞窟内の罠

洞窟内の探検では、コウモリが飛んで行ったことに驚いたアニスが指揮官に抱き着くような場面もありながら、すぐに行き止まりに当たってしまう。そんな短い探検も指揮官とふたりきりの冒険は初めてだったからすごく楽しかったと満足した様子を見せる。

そして帰ろうと、振り返って一歩進んだところで、何かの作動音が聞こえた。すると天井から大きな岩が落ちてきて二人の方へ転がり始める。岩を受け止めようとするアニスにけがをさせないために指揮官が周りを確認するとなんとか二人は入れそうな隙間を見つけ、アニスを引っ張って隙間に隠れる。岩をやり過ごしたものの、岩が入り口を塞いでしまったうえに、隙間に隠れる際に懐中電灯も落としてしまい岩で粉々になってしまった。どうしようかと迷っていたところで暗闇に目が慣れた指揮官が、先ほど隠れた隙間からかすかに光が漏れ出していることに気づく。また、罠がある可能性も警戒して、アニスにすぐ後ろにくっついて行動するよう提案されるが、指揮官が暗すぎてアニスの姿が見えないため、手を繋いで、光の方へ進んだところでエピソード2が終了。

EPISODE.3洞窟内の人生

光のある方へ行くと木のドアがあり、その先には、いくつかの家具がある、シンプルな内装の部屋があった。この部屋はこの島に住んでいた人がラプチャーから逃げるためにシェルターとして使っていた部屋らしい。この部屋で生きていた人の日記を読むと、一人の孤独が綴られており、指揮官の顔が少し暗くなる。アニスはそれでもこの人は気分のいい日にはビールを飲んだりしてポジティブに頑張って生きていた人だという。お互い暗い顔はやめようと言い合ってアニスの顔にも笑顔が戻ったところで、指揮官がベッドで隠されていた扉を見つける。その扉を指揮官が開けようとするが開けられず、アニスが変わるが、それでも扉は開かず、扉のドアノブを壊してしまったところでエピソード3が終わり。

EPISODE.4洞窟内のホコリ

ドアノブも壊れてしまい、万事休すということで外に助けを呼ぼうとするが指揮官の携帯は繋がらず、アニスは充電中で置いてきたという。手詰まりなため、アニスが入り口まで行ってくると言うと、指揮官もそれについていく。道中、急にアニスの口数が増え、アニスが怖がっているのか問うと、また石が転がってきたらが指揮官が危ないから緊張しているだけとごまかされる。アニスの不安を和らげるためにつないだ手に力を入れると、アニスはつないだ手を放して腕を組んでくる。そして短いおしゃべりをしながら進むと入り口に着いたが、やはり岩が塞いで通れそうにない。諦めてドアを開ける他の方法を探そうと、部屋に戻る。アニスの力でも開けられないことからドアには鍵がかかっているのではないかと推測。ドアノブに鍵穴がないため、ロックを解除するボタンがあるのではとふたりで探し始める。いろいろなところを探してもスイッチは見つからず、疲れた指揮官はホコリまみれのベッドに座り込む。アニスもその隣に座ってくる。少しの沈黙の後指揮官はアニスの髪を軽く払ってあげる。「ホコリの塊にするつもり?」と軽口を返して、アニスも指揮官の髪を軽く払う。そしてアニスは自分はホコリの塊になっても大丈夫だが指揮官はだめだという。理由を問うと、ホコリに埋もれさせるには輝きすぎだからと返される。指揮官は髪を触っていたアニスの手を掴んでベッドに横たわる。その結果アニスが指揮官に覆いかぶさる形で四つん這いになる。「本当に汚したくなっちゃう」とアニスはゆっくりと近づいてくる。

その時、アニスは何かを見つけたらしく、指揮官を勢いよく押しのけ、ベッドの上のぬいぐるみをいくつか持ちあげた。そのぬいぐるみの下には小さなボタンがあった。そのボタンを押すとドアのかぎが開き、外に出られるようになったところでエピソード4は終了。

EPISODE.5置いてきた宝物

鍵の空いたドアを開け、外に出ると、まぶしい光があふれていた。光に目が慣れてくるとその目に入ったのは、水平線に浮かぶ赤い夕日。その場所はホテルの隣にある小さな丘で、古いテーブルと椅子が置いてあった。日記の人物はきっとここで日没を見ながらビールを飲んだのだとアニスは言う。テーブルの上には一緒に飲む人を待つために置いてあったのであろう未開封のビール。アニスはその缶と反対側に座り、「ここで一杯やらない?」と提案してくる。その提案に指揮官も迷わず感が置かれている方へ座る。アニスは持っていた炭酸水、指揮官はこの未開封のビールをもって乾杯をする。それからアニスは洞窟へ入る前に行った「お宝さがし」のお宝を見つけたと語る。そして忘れられない一日になりそうだと告げられる。それに指揮官は私もだと返す。それから少しおしゃべりした後、指揮官はベッドで何を言おうとしたのか尋ねると、アニスは父上がって耳元で小さく何かをささやいた。その言葉をみんなに秘密にすると約束した。それからみんなが心配してるかもしれないので帰ることにする。アニスは飲み終わった炭酸水の空き缶をビールの缶の隣において指揮官に手を差し伸べる。指揮官はその手を握って二人でみんなのところに帰る。それから指揮官の思いがモノローグで語られ、個別エピソードは終了。

感想

通常アニスが世界観説明に終始した分の反動からか、かなりイチャついているというか、隙間に隠れた指揮官の顔が近くて息苦しいといった発言だったり、手を繋いで行動したり、甘めの雰囲気になっていました。特にベッドに倒れた時とかはもしやと思いましたが、ちょうどそこでスイッチを見つけてしまい、脱出。このシーン、他のニケなら見つけても気づかないフリして一旦やることやってから外に出る選択をしてもおかしくないようなシーンなので、そういう意味でもこの対応はアニスらしさみたいなものが表れていてとてもよかったです。最後の乾杯のとこは通常版の個別の最後に一緒にビールを飲む提案をしたところと重なっていますし、アニスにとっては一緒に酒を飲むという行為が特別なものなのかもと思ってしまいます。そんなアニスとの特別な一日は指揮官にとっても特別な一日となったようで、とても素敵な個別エピソードでした。

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