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【勝利の女神:NIIKKE】クレイの個別エピソードを読みました。

この記事の内容には、クレイの個別エピソードのネタバレを含みます。


はじめに

個別エピソードの記事、26本目となりました。今回はクレイ。服装やバースト演出がとんでもないことでお馴染みのニケですね。クレイが実装された時のイベントストーリー「CLAY MORE」では意外な過去が明かされていたりしたニケです。実装タイミングが夏イベ直前だったこともあり、恒常だからスルーしようかなとか思っていたら、バースト演出が凄すぎたので無理して引いてしまったニケでもあります。今回はそんなクレイの個別エピソードを読んでいきます。

クレイについて

クレイのプロフィール

いつも通りまずはキャラ紹介から。クレイはスポーツ競技やフェスティバルでチアリーディングする部隊「リワインド」に所属するニケ。リワインドにはあとから合流した新人メンバーで、リーダーであるベイのことを尊敬している。リズム感がないが持ち前の明るさで観客を盛り上げる能力は光るものがある。

EPISODE.1クレイ、引退??

リペアセンター、メアリーがクレイに、走れていたのが奇跡的なくらい状態が悪いと伝える。練習しても良いかとクレイが聞くと、もちろん禁止だと返される。部品の交換などでどうにかならないかとメアリーに頼むが、思考転換につながるかもしれないからと、交換を断るメアリー。クレイはその言葉を聞いて、分かりましたと答える。その日の夜、スポーツ競技場。人目を忍んで競技場の中に入るクレイ。その時クレイは、後ろから誰かに声を掛けられて驚く。声の主はベイだった。クレイなら無理してでも練習に来ると思っていたと述べるベイ。病院では思ったより大丈夫と言われたと、嘘をついて練習しようとするクレイ。ベイはメアリーから、無理に部品の交換を頼んだことを聞いたと話す。しばらく練習は禁止だから帰るようにと続けるベイに、ようやくベイの隣に立てたのに、休んでいる時間なんてないと、説得しようとする。ベイは大変な時期に入ってくれた大切なチームメンバーであるクレイと、ずっと一緒に活動したいからと、クレイの頼みを断る。

それからベイは、こう言ってもクレイなら勝手に練習するかもしれないから、指揮官に見張りを頼むと告げる。クレイが待ってくださいと返すが、ベイは聞く耳を持たず、クレイの背中を押して競技場のドアを閉める。翌日、指揮官室にやってきたクレイ。元気がなさそうなクレイに、ベイからしばらく休むと聞いたと話す指揮官。練習したいがベイが競技場に入れてくれないうえに、指揮官に見張りを頼むなんてひどいと、すねたように頬を膨らませる。ベイはクレイのことが心配なんだと諭すが、クレイはそれは分かっているがと、納得できていない様子。急に休めと言われても何をすればいいのか分からないと話すクレイに、普段休みの日は何をしているのかと聞く。リワインドのパフォーマンス動画を見たり、上手くできなかった振り付けを練習したり、体力をつけるために競技場を走ったりしているというクレイ。その言葉を聞いてちゃんと休息を取る方法を教える必要がありそうだと呟く。いくつか提案してみるが、どの提案もあまりしっくりこないクレイ。

何だか困らせてますよねと申し訳なさそうにし、1人で休んでくると言うクレイ。1人では休まないだろうと、それは却下する指揮官。ならどうすればいいかと聞くクレイに、休みのプロたちに会いに行こうと答える。

EPISODE.2寝ぼすけの休み方

やってきたのはカフェ・スウィーティーが経営するカフェ。二人は店番をしているプリムに挨拶する。二人がやってきた理由を聞き、プリムコーヒーを勧めるプリム。指揮官がプリムに依頼があると言うと、今は店番だから依頼を受けられないと答えられる。どんな依頼かだけでも聞いてくれないかと頼むと、少し悩んで了承するプリム。休暇をもらったがどう休めばいいか分からないと話すクレイに、イマイチ要領を得ないプリム。今までの経緯を詳しく説明する。状況は理解したが、何を教えればいいか分からないと話すプリムに指揮官は、クレイに昼寝を教えてあげてほしいと伝える。昼寝という言葉に目の色を変えるプリム。依頼を受け付けたというプリムに、店番があるから無理しなくてもいいと返すクレイ。プリムはミルクとシュガーに連絡したから大丈夫と答える。指揮官が大丈夫かと不安そうに聞くが、自分はリーダーだから平気だと答える。クレイはプリムも、ベイみたいに尊敬されるリーダーなのかと感心する。クレイの勘違いはそのままに、三人は宿舎に向かう。早速説明は不要だと実践して見せてくれるプリム。アイマスクをし、頭を枕につけると、3秒で眠りにつく。クレイは凄いと驚いたような反応を見せる。指揮官が無理やりプリムを起こし、次はクレイに実践させてみることに。プリムのソファに横になり、目を閉じるクレイ。しかしベイを心配してすぐに目を覚ましてしまう。もう一度試すが、次は寝る前にシャワーを浴びなきゃいけないと、また目を覚ます。プリムはシャワーは睡眠に役立つと肯定する。それからシャワーを浴びたり、照明を暗くしてみたり、暖かい飲み物を飲んでみたりしたが、結局クレイは寝ることができなかった。依頼が失敗してショックだとソファに倒れこむプリム。プリムのせいじゃない、頑張ってくれたのにすみませんと話すクレイ。しかし返事はなく、よく見るとプリムは既に眠りに入ってしまっていた。

EPISODE.3ゲーマーの休み方

次に訪れたのはエクシアのところ。指揮官が新たな初心者を連れてくるとは、弟子がいつの間にか成長して自分の弟子を取った気分だと話すエクシア。しかも貴重なサポーター志望だとワクワクした様子。ファイナル・クエストは自分も初心者だから、仲良くなれるかもと思って、勇気を出してきてみたと、トロニーも挨拶してくる。二人は目を輝かせて新しい初心者を待っている。指揮官が声をかけ、部屋に入って元気に挨拶するクレイ。サポーターを言うのは現実世界の話だったのかと残念そうな反応をするエクシア。クレイがトロニーに、ニュースで見たことあるような気がすると話しかける。テレビで見たことのある相手に会えるなんて不思議だと話すクレイに、トロニーは自分も見たことある気がすると返す。クレイがどこでかと聞くと、格闘ゲームの後ろで応援してる…と混乱したように返すトロニー。トロニーが既に壊れかけていると呟くエクシアに、これまでの経緯を話す指揮官。ゲームは趣味と休息を同時に楽しめる究極のコンテンツだと納得したようなエクシア。早速4人でファイナル・クエストを始める。クレイのロールはサポーター。クレイがエクシアにサポーターは何をすればいいのかと聞く。エクシアは言葉通り、メンバーのやる気を高め、後ろで応援することで、パーティを支える役割だと答える。分かりましたと元気に答えるクレイ。

ダンジョンに入り、事前にスキル回しの説明をするエクシア。

早速狩りに挑み、クレイの番が回ってきたとき、クレイはゲーム機から手を離して、思い切りジャンプし、チアを始める。

指揮官が激しい動きはダメだと注意すると、控えめに応援すると言って、手を振るだけの応援に切り替える。クレイの行動に困惑するエクシアとトロニー。トロニーは頑張ってクレイのスキルはBを押すんだと伝えようとする。クレイが聞き返すと、トロニーは諦め、いい感じ!とチアを褒める。結局パーティは全滅し、他のゲームをすることにした。次はシューティングゲームに挑む。クレイに教えるため、自分の画面を見ていなかったエクシアのキャラクターは敵と一緒に倒れて苦しんでいる。クレイはこのキャラはなかなか倒せないと、エクシアのキャラに攻撃を続けてしまう。次にトロニーが、チアリーダーなら上手くできるのではと、リズムゲームを薦める。自分にピッタリだと感謝をして挑戦するクレイ。しかしリズム音痴のクレイはすぐにゲームオーバーになってしまう。クレイにゲームのセンスはなさそうだと話すエクシア。クレイは申し訳なさそうにするが、エクシアはゲームは楽しんだ者勝ちだと返す。トロニーもクレイと一緒にゲーム出来て楽しかったと、クレイを励ます。クレイは二人に感謝を伝える。

EPISODE.4少しダメな休み方?

エクシアのところを去った後、ゲームは楽しかったかと聞く指揮官。クレイは肯定しつつも、教えてもらいながらだと頑張らなきゃと力が入って心から楽しむのは難しかったと続ける。休むならリラックスする必要があるなと指揮官も納得し、指揮官室に戻って休もうと提案する。指揮官室に戻ると、アニスとネオンが帰りを出迎えてくれる。くつろいだ様子の二人を見て、リラックスのプロたちに会ってしまったと思う。それから二人はクレイも一緒にいることに気付く。アニスとネオンに挨拶をするクレイ。アニスが二人してどうしたのかと聞いてくる。指揮官室で休んで行けと言われたとクレイが答えると、あらぬ誤解を受けてしまう。

二人を何とか落ち着かせ、これまでの経緯を話して誤解を解く。リラックスする方法を教えるなら自分たちの専門分野だと話すアニス。休みの日は何をしているのか聞くと、それは確かにリラックスする必要があると言うアニス。リラックスのためにクレイをベッドに横たわらせ、リラックスのためのレクチャーをするアニス。

あまりにもダメ人間のようなアニスのレクチャーを見ていたネオンが、それではダメだと自分なりの休み方を教える。趣味を楽しむように言ったが、クレイが今は練習禁止なのを聞いて、諦めてまたベッドに横になる。

EPISODE.5クレイの休み方

今日は本当に楽しかったというクレイ。自分も楽しかったが、結局ちゃんと休めなかったから心配だと返す。クレイはそんなことない、みんな自分を休ませるために頑張ってくれたのに上手くついていけなかったので、休み方を練習すると話す。みんなの休み方を見て、試してみたいこともできたので、明日もう一日、自分の部屋で練習に付き合ってほしいと言うクレイ。指揮官がもちろんだと頼みを受けると、クレイは感謝する。翌日、クレイの部屋。今日はどうやって休むのかと聞く指揮官。クレイは指揮官と一緒にリワインドのパフォーマンス動画を見ると答える。昨日、みんな自分が一番好きなことをしていた、自分が一番好きなのは応援だが、今は応援するのは難しいので動画を見ることにしたと続ける。指揮官が了承して一緒に見ると答えると、アニスとプリムの教えを実践して、足を延ばしリラックスするクレイ。

指揮官も一緒にくつろごうとすると、クレイはアニスに教わったように、お菓子を持ってくるのをねだる。これであってますかと自信なさげに聞いてくるクレイに、すごくいい感じだと答える。それから二人はベッドでお菓子の袋を広げて動画を見始める。動画を見ながら見どころを語らうクレイ。

そうしているとすぐに時間が過ぎる。応援の練習をしていないのに、練習と同じくらい楽しくて、焦る気持ちも吹き飛んだと、嬉しそうに伝えてくるクレイ。指揮官がこれがクレイの休み方じゃないかと言うと、クレイはみんなそれぞれの休み方があったんだと納得するクレイ。悩みが吹き飛んだと、感謝を伝え、これからも自分なりの方法で休むという。それから数週間後、リワインドは再び二人に戻って、華麗に復活する。パフォーマンスが終わった後、二人の元を尋ねる。ベイがクレイを、久しぶりなのにいい動きだと褒めると、ベイの言う通り、ゆっくり休んだら前より体が軽くなったと返すクレイ。前は休んでいるときも自分を追い込んでいるみたいだったから安心したというベイ。クレイは感極まってベイを抱きしめ、心配かけてごめんなさい、そしてありがとうございますと伝える。それから指揮官にも、おかげで本当の休み方が分かったと感謝するクレイに、クレイが自分で気づいたんだと返す。それからクレイは、またつらくなったら、会いに行ってもいいですかと聞いてくる。指揮官はもちろん、また一緒に休もうと答える。その言葉にクレイは嬉しいですと笑顔で返す。

感想

オーバーワーク気味で、休日にも練習で自分を追い込んでいるクレイ。クレイとしては無理をしているつもりはなくても、結果として尊敬するベイに心配させてしまう状況になってしまう。無断で練習をしようとしたクレイに、クレイなら来ると思っていたと言うあたり、ベイは大切な仲間であるクレイのことをよく見ていること、大切に思っていることが伝わってきて、リワインドの絆を感じました。こういう真面目過ぎるあまり、無意識に自分を追い込んでしまうキャラって言うのは、見ている側としては心配になりつつも、つい応援したくなってしまいます。こういう真面目で根明なクレイの応援なら、きっと見ている人はとても元気がもらえるんだと思います。

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