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【勝利の女神:NIKKE】キリの個別エピソードを読みました。
この記事の内容には、キリの個別エピソードのネタバレを含みます。
はじめに
個別エピソードの記事、19本目となりました。今回はキリ。キリは、リアルが忙しくて、あまりニケを触れていない時期に実装されたニケなので、個人的には、いつの間にか実装されていたキャラということであまり印象が残っていないニケだったりします。最近で言うと、歴代でも屈指のバカイベント「Phantom Theif VS DETECTIVE」に登場して、指揮官だけはくっきり見えるという設定の活きた活躍が印象強いですね。そんなキリの個別エピソードはどんな内容なのか気になります。
キリについて
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いつも通りまずはキャラ紹介から。キリはアーク内の治安を守る、警察部隊A.C.P.U(ARK CENTRAL POLICE UNIT )に所属するニケ。A.C.P.Uのニケは、公にはニケだということが知られていない。キリはニケなのに視力が悪く、その影響で様々なトラブルを起こす原因にもなっているが、業務能力は高く、視力以外は優秀な警官である。なぜか指揮官のことだけははっきりと認識することが出来る。
EPISODE.1迷子のキリ
指揮官が昼の仕事をひと段落させ、そろそろお昼を食べに行こうとしたとき、指揮官室にアニスが入ってくる。アニスは警察署から連絡が来ていないかと尋ねてくる。事情を聞くと、1週間くらい前に、落とし物の届け出を出したが、いつもならすぐに来る連絡が、今回はまだ来ていないとのこと。指揮官は連絡が来ていないことを伝えると、アニスはお昼食べるときに連絡してと言って去っていく。ポリがいる限り、仕事が遅れることはなさそうだが、何かあったのかと不安そうな指揮官。とりあえず残りの仕事を片付けようとしたとき、起こった様子のリターが入ってくる。シュガーが昼夜問わずにバイクで走り回って、騒音が迷惑だというクレーム。シュガーのバイクはA.C.P.Uが速度管理をしているはずだと答える指揮官。リターは誰も管理していない、もう一回うるさくしたら、バイクを分解すると、怒り心頭。A.C.P.Uで何かあったと確信した指揮官は仕事を後回しにして、警察署に向かう。ポリとミランダにクレームがあったことを伝える。二人は謝罪した後、前哨基地に気をかける余裕がなかった事情を説明してくれる。どうやらA.C.P.Uには二人以外に、普段は現場には出てこない、キリというニケも所属している。2週間後にアークで大きなイベントが開かれ、それに備えて、A.C.P.U全員が招集されたこと、そのためキリも警察署で一緒に過ごすことになるので、引継ぎなどのために事前に警察署に呼んだこと、その途中で迎えに行ったミランダとはぐれてしまい、今もまだ迷子になっているため、その捜索をしていたことを説明される。
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ポリは指揮官にキリを探してほしいと頼む。二人は放置していたクレームや仕事を片付けてから合流するらしい。キリの外見については後で送る、変わっているから、近くに行けばキリだってわかるはずだと説明される。自信満々に返事をし、アークに向かう指揮官。広すぎるアークでどう探そうかと悩み、ひとまず少し歩いてみることにする。いつもと変わらない様子のアークの中、おかしな人を見たらしい親子の会話が耳に入る。少し気になった指揮官は、その方向へ行ってみる。公園へ行くと、キリを見つける。何をしてるのかと聞くと、大きな虫がいて、椅子に座れないと答えられる。キリが無視だと思っているものはお菓子のクズだと教えてあげる指揮官。
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それからキリはどうして自分の名前を知っているのかと聞いてくる。指揮官はポリに頼まれて捜しに来たと説明する。キリは自分のことを忘れてなかったんだ、直接捜しに来てくれてありがとうと、ポリへの感謝をゴミ箱に入っている大きなぬいぐるみに伝える。
EPISODE.2目の悪いキリ
指揮官でしたかと、木に話しかけるキリ。自分はすごく目が悪いのだと説明する。検査して、眼球も交換してみたが、視力は変わらなかったらしい。それから迷子になった経緯を説明してくれる。
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指揮官はキリと手を繋いで、警察署まで案内する。二人に再開し、ポリへの謝罪をタオルに向かってするキリ。それからポリは、指揮官にキリへ前哨基地を案内することをお願いする。指揮官はキリのことは自分にまかせて、自分たちの仕事を片付けてくれと答える。しばらくお願いしますと、指揮官ではない別の場所を見ながら伝えているキリ。指揮官は最初に会った時よりも、少しだけ自分の方に向いていることに希望を抱き、キリの手を繋いで、警察署を出る。
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EPISODE.3なでなで、キリ
気になる場所はあるかと聞いてみると、マイティツールズの皆さんに会ってみたいと、工房へ行くことにする。工房へ向かい、リターにキリを紹介する。センチはどこかと聞いてみると、大事な部品が見当たらなくて急いで買いに行ったと説明される。床を見つめているキリは、その部品とはこれじゃないかと聞く。キリが見つめていたのは本当にその部品だったようで、どうやって見つけたのかとリターが聞くと、視力は悪くても、たまにキラキラして見えることがあると答えるキリ。リターはキリに感謝し、センチに連絡をする。
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挨拶を終え、次のところに行くことにする。キリはこれからよろしくお願いしますとリターに伝え、ボルトも元気でねと言って頭をなでる。しかし、キリがボルトだと思って頭を撫でたのは、リターだった。リターは怒り出し、二人は逃げるように工房を去る。
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すごく失礼なことをしたのではと、不安そうなキリを、すぐに忘れるはずだと元気づけ、別のところに行こうと提案する。キリはA.C.P.Uとして事件が起きやすい場所に行きたいと言う。心当たりが多すぎて、どこに行くか迷いながら、二人は移動する。
EPISODE.4ドタバタ、キリ
やってきたのは、カフェ・スイーティーが経営するカフェ。三人にキリを紹介する。シュガーはキリがA.C.P.Uの所属だと教えると、ゴマをするような態度を取るシュガー。キリにタブレットの交通ルール違反の通知書を見せ、アークでもなく信号もない前哨基地で、なぜこんなルールがあるのかと不満そうなシュガー。キリはそのことについて丁寧に説明する。自分の非を認めるが、金がなくて罰金が払えないというシュガー。キリはシュガーの後ろの棚に、先ほどの部品同様にキラキラしたものを見つけたらしく、棚を見せてほしいと話す。シュガーは阻止しようとするが、ミルクが棚を見せる。棚からは、大量のお金が出てくる。結局シュガーは罰金を払わされることになる。
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一段落し、他の所へ行くことにする。キリは出口へ向かおうとするが、自販機にぶつかってしまう。自販機は壊れ、後始末をすることに。あっという間に夜になり、落ち込んだ様子のキリ。指揮官は元気づけようとキリの手を取り、歩き出す。
EPISODE.5キラキラ、キリ
警察署に戻ると、ミランダが前哨基地はどうだったかと聞いてくる。指揮官はキリは本当に優秀だったと話す。それから、工房で部品を見つけたことや、シュガーに罰金を払わせたことなど、キリの活躍を語る。さすがだと誇らしそうな二人に、キリはリターの頭をなでて怒らせてしまったこと、カフェの自販機を壊してしまったことを話す。
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しかしポリは、それは警察としてのイメージを損なうものではなく、キリの視力が原因で起こる日常的なトラブルだと話す。指揮官も、キリはただ目が悪いだけでなく、世界がぼんやりとしているから、必要なものをハッキリと見つけられるんだと話す。ポリはもう一度キリに前哨基地を見て回った感想を聞く。キリはとてもよかったと答える。これからよろしくお願いしますと言うキリに、三人は歓迎する。
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数日後、前哨基地に完璧に適応し、仕事をするキリ。何もはっきりと見えないキリだが、指揮官はキラキラして見えるらしい。遠くで指揮官に気付いたキリは、指揮官に駆け寄って挨拶をする。最近、キラキラ輝く指揮官の顔が、すごくはっきり見える、噂通り、とてもカッコいいと伝え、去っていく。
感想
キリの、指揮官だけはハッキリ見えるというのは、初めて会ったときからというわけではなく、個別エピソードでの馴れ初めあってのことだったんだと、少し驚きました。しかし、そもそもキリの目が悪いこと自体の原因はわかっていないのは少し気になります。(もしかしたら、イベントストーリーとかで語られてる?)キリは、自分が目の悪さゆえに迷惑をかけてしまうのを気にしているようで、そういったトラブルがあっても、活躍したところを見て褒めてくれる指揮官に惹かれるのは理解できますね。