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【勝利の女神:NIKKE】アリス:ワンダーランドバニーの個別エピソードを読みました。

この記事の内容には、アリス:ワンダーランドバニーの個別エピソードのネタバレを含みます。


はじめに

個別エピソードの記事7本目となりました、今回はバニーアリスです。通常版のアリスではアリスの主観視点で描かれているのが印象的だったのですが、今回のバニーではどうなっているのか、気になります。

アリス:ワンダーランドバニーについて

アリス:ワンダーランドバニーのプロフィール

今回もまずはキャラ紹介から。アンリミテッド部隊所属のニケ、アリスがコインラッシュで行われる777のゲームイベント、テトラゴールデンチップ争奪戦に参加するため、指揮官に買ってもらったバニーの衣装を着た姿。体温が高くて冷却スーツを着ている設定は大丈夫なの?と心配になります。アリスはこの衣装が気に入っている様子。

EPISODE.1楽園につながる写真

通常アリス同様、「むかしむかし…よりはそんなに昔ではない、とある日から」という書き出しで始まる。北部の基地でアンリミテッド部隊の仲間と日常を過ごしていたある日、アークから来た「アーク、その美しい楽園について」という本をトーブが見つける。楽園についてトーブとネヴェがたわいない会話をしていると、本から1枚の写真が落ちる。その写真は、バニーの衣装を着たアリスが、他のバニーたちと一緒に撮った、記念写真でした。アリスがトーブにこの写真は何の写真か聞かれると、楽園につながる写真だと答える。ルドミラがちょうどお茶も入ったところだし、もう少し詳しく説明が欲しいと言うと、アリスはそれを承諾するが少し準備が必要という。準備というのはバニー衣装を着ることだったようで、着替えてきたアリス。トーブとルドミラに似合っていると褒められる。それから準備の整ったアリスはこの写真について話し始める。

EPISODE.2アリス・イン・コインラッシュ

アリスの話はアリスがアークに到着したところから始まる。アリスがコインラッシュの方がにぎわっていることをルドミラに話すと、ルドミラがテトラゴールデンチップ争奪戦がもうすぐ開催されるからその影響で人が集まっているんだろうと答える。コインラッシュについてルドミラに尋ねると、ルドミラが幸運の双子のウサギについて話をする。そのウサギに興味を持ったアリスにルドミラは用事が済むまでコインラッシュを見て回るように促す。アリスはアンリミテッドのみんなの分まで大きな幸運を持って帰ると意気込んで、双子を探すためにコインラッシュに向かう。しかしコインラッシュに到着しても、周りは争奪戦の話ばかりで、双子の姿は全く見られない。途中でルージュに出会うと、二人は人が多い時には出てこないと言われるが、ルドミラの、約束はどんな状況でも守るために努力するべきものという言葉を思い出し、ルドミラとの約束を守るため、ルージュに丁重に挨拶してまだ回ってないコーナーを回る。そこでアリスは指揮官に出会う。アリスは指揮官に双子のウサギのところへ連れて行ってくれるかもしれないという期待を抱く。指揮官はその期待にこたえるかのように、白いウサギさんと黒いウサギさんに会いたくないかと尋ねる。そして、争奪戦で指揮官とソーダのチームに入らないかと提案される。

EPISODE.3ピカピカウサギさんと緑のウサギさん

アリスとソーダは指揮官と一緒に「コスモスショップ」という服屋に行く。そこで指揮官はアリスとソーダに幸運をもたらす服だと言ってある衣装を渡してくる。その衣装はバニー衣装だった。バニー衣装を着たアリスは自分がウサギになったみたいだと喜び、ソーダのバニー衣装を見て、とてもピカピカで眩しいくらいだと感じる。それからそのソーダがもっと輝けるよう、サポートすることを決め、優勝を目指す決意をする。争奪戦が始まり、一日目の種目のリレーで、アリスは必死に頑張った。アリスのおかげで勝てそうだという指揮官の言葉に、アリスはみんなが頑張ったおかげだと答える。そして勝利し、二日目、二人と手を繋いで寝たおかげで夢も見ずぐっすり眠れて、今日も上手くいきそうだと楽しそうなアリス。二日目のゲームも無事勝利したのだが、ミルクと何か話してきたソーダがピカピカではなくなっており、緑のウサギになってしまったと感じたみたいで、アリスは嬉しくなくなってしまっていた。

EPISODE.4幸せを招くウサギ

その日の夜、ソーダがピカピカでないことが気になると、指揮官に相談するアリス。ソーダを起こしてしまわないように場所を変えて話すことに。ソーダがミルクと話してからピカピカじゃなくなったと告げる。指揮官はそんなアリスに、ソーダはもっとピカピカになるために準備しているんだと話す。自分がどんな気持ちでゲームに参加してきたのか、どんな気持ちで参加するべきなのかを考えていて、だから一度ピカピカするのをやめたんだと続ける。それならアリスはその手助けがしたいと言うが、指揮官は自分で気づかないと意味がないから見守ろうと答える。その言葉に少し悩んだ後、今回は自分もウサギだから、自分がソーダを幸せな世界へ連れて行くと決心する。そして翌日、ソーダが元気になりそうな話をしたり、3つ目のゲームでソーダが集中できるようサポートしたりと努力する。ソーダの心が折れそうなときには、背中を押し、心から励まして、手を差し伸べる。するとソーダはまたピカピカ輝き、コインゲームに勝った時には大喜びのピカピカウサギさんになったと感じた。

EPISODE.5アリス・イン・バニーランド

それから先のソーダはピカピカすぎて言葉で言い表せないからここで話は終わりと、アンリミテッドのみんなにした話は終わる。ルドミラに、ならこの写真はいつとったのか聞かれると、本当は優勝したら取りたかったが、ソーダが手伝ってくれて撮れたと答える。それから写真を撮ったときの階層に戻り、指揮官にアンリミテッドのみんなを幸せにできるように幸運を持ち帰ると約束したから写真を撮ったこと、ゲームを通して、みんな、誰かを幸せの世界へ連れていくんだと努力していることを学び、だから欲張ってバニーの衣装を着たみんなと写真を撮ったと伝える。しかし、指揮官だけはアリスのウサギさんであってほしいから一緒に撮らなかったとも続ける。そんなアリスの言葉に、指揮官はアリスとツーショットの写真を撮り、プレゼントする。アリスはその写真を見て幸せで一杯になった。それから回想が終わり、アリスはアンリミテッドのみんなに楽園とは何か尋ねる。トーブが辞書の言葉で答えると肯定し、楽園は幸せな世界のことだから、この写真は楽園につながる写真なんだと述べる。そして、指揮官にプレゼントされた本に挟まっている、自分だけの写真を思い出しながら、アリスはみんなで楽園に行けるようにもう一度祈る。

感想

バニーアリスの個別エピソードでありながら、イベントストーリー「GOLDEN COIN RUSH」で語られなかったアリス視点を語る、補足と言った側面もあった個別ストーリー。そんな中でもアリスの掘り下げがしっかりされていて、非常によかったです。特にアリスが、しっかりと他の人のことを見ていて、ソーダが何か悩んでいる様子など、機微をしっかり感じ取ったうえで、一度指揮官に相談して行動することを選べており、イメージ以上にしっかりした子なんだと感じさせてくれました。普段からみんなの幸せを祈っている仲間想いの部分に加えて、指揮官だけは自分だけのウサギさんでいてほしかったと独占欲のようなものを見せる場面、それを指揮官に伝えるところなどアリスらしい愛らしさもあり、アリスが指揮官やアンリミテッドのメンバー、マスタングなど、みんなに愛される理由が分かる、素敵な個別エピソードでした。

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