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【勝利の女神:NIKKE】アニスの個別エピソードを読みました。

この記事の内容には、アニスの個別エピソード、メインストーリーCHAPTER34までの若干のネタバレを含みます。


はじめに

個別エピソードの記事3件目となりました、アニス回です。早くもカウンターズのメンバーが来てしまいました。実はアニスの個別はそこまでちゃんと読んだことがなかったのでこの機会に読めてよかったかなと思います。

アニスについて

アニスのプロフィール

初期メンバーの一人なので知らない人はいないと思いますが、一応軽くアニスの紹介。アニスはテトラ製造のニケで所属部隊は主人公が指揮する特殊別動隊カウンターズ。メインストーリーで指揮官と合流するより前からリーダーであるラピとは長い付き合いだったことが分かっているが、そのほかの詳しい過去はほとんど明かされていない。指揮官の最初の任務でブラックスミスと遭遇した際に、ラピの「やってみたい」という発言に「みつけた?」と返しており、二人だけの秘密のようなものがあると推測できるがそれが何なのかはいまだに謎に包まれている。現時点で最新のメインストーリーである、CHAPTER34の最後で「けじめをつけたいことがある」という発言をしていたため、次回更新あたりでアニスの過去に触れられるのではないかという期待が高まる。

EPISODE.1アークへのピクニック

アニスがアークへ行くので指揮官や部隊のメンバーに何か欲しいものはあるかと尋ねるところからスタート。その問いへの指揮官の答えから、指揮官の素性が気になり、質問をするが、指揮官はアークで生まれたこと、士官学校を卒業したことは覚えているがそれ以外は思い出せないと答える。また、ラピに事故に遭ったことはあるか聞かれると、入院したことはあるような気がする、と曖昧な返答。アークについて何も知らない指揮官に教えるために、アニスが一緒にアークへ行くことを提案する。最初に訪れたのは市街地。アークでも人の往来が多いことで有名らしく、それだけにいろんなことが起きるところだと説明される。その後「宣伝とかで飽きるほど来たしね…」と続けるが、「宣伝?」と聞き返すと「いきなり何言ってるの?」とはぐらかされる。

その話はすぐに流れてアークの空の話になる。指揮官のどうして地下に空があるのかという問いに、地上を再現するためにディスプレイに空を映している「エターナルスカイ」だと説明する。空以外のものは映さないのかという疑問には過去に広告を映したところ、パニックや鬱で死者が多く出たことからそれ以降空以外映さなくなったと説明。雨や雪は降らないよな?と尋ねたタイミングでちょうど雨が降り出す。地上で雨に濡れたことのある人間の為か、地上を奪還した時のための予行練習なのか、人工的な雨や雪が降ることを説明してくれる。その後雨宿りのために何か食べに行こうと提案されたところでエピソード1が終了。いきなり「宣伝」の話とかいう謎が出てきたが、それ以外は基本アークの説明といった内容だった。

EPISODE.2食事は大事

雨宿りに寄ったファストフード店で食べ物を食べる。畑や海、畜舎のないアークでこんな食べ物が作れるのは、「パーフェクト」という、どうやって作るのか誰も知らない、人間の生存に必要な栄養素がすべて盛り込まれた、無味無臭で食感だけがある未知の食品をベースにいろいろな材料を入れて食べ物を真似しているからだと説明される。また、本物の食べ物はないかという問いには、あるにはあるが貴重さゆえにとてつもなく高級でそのうえそこまで大きく美味しさに差はないと説明を受ける。アーク内の住人が飢えずに暮らせているのは唯一ニケを作れる、三大企業の様々な事業のおかげだと語る。そんなアーク住人のすべての食料を賄うための原料はやはり地上で確保しているようで、そのために現在でもニケと指揮官が作り続けられているのだという。

指揮官の地上奪還はどれくらい進んだかという問いには、奪還したと思ってもまたすぐに奪われることの繰り返しで、公式な発表では1坪も奪還していないとのこと。そういった話をしたころ雨が止んだので、ロイヤルロードへ行こうとアニスに言われたところでエピソード2が終了。特に深い意味はなく、言葉の綾だろうけど、指揮官を作るというワードが少し気になる。また、地上奪還について、公式な発表ではという枕詞がついているのは、おそらく存在が公にはされていない、エデンの伏線だと思われる。

EPISODE.3非公式の階級

ロイヤルロードは見た目は市街地と変わらないが、市街地と比べてとても静かな様子。その理由はロイヤルロードが選ばれた階級の「ロイヤル」がお金を使うために来るところだからとのこと。ロイヤルの説明の前にアーク市民の内部等級についての説明。アーク市民は基本的に認識チップが埋め込まれ、そのチップがあれば市民として認められ、アークのあらゆるインフラが利用できる。つまりチップは基本的人権のため、基本的に無料だが、人間の他人より優位でありたいという本能から、チップに金をかけはじめる人が出てきた。そこからチップの値段で勝手に等級が区別され始め、金持ちの「ロイヤル」と平民の「フォーマル」という階級わけがなされた。当然この階級わけには反発も大きく、中央政府もそうしないよう勧告したが、ロイヤルたちは金が腐るほどある人間なため、大規模なロビー活動が行われ、だれも反対できずアークのルールとなる。ロイヤル以外が強く抗議した結果、中央政府がロイヤルが集まって暮らす地域を指定したのがロイヤルロードである。しかし、ロイヤルロードではロイヤルしかいないためロイヤルたちも優越感を感じられず、つまらないのでロイヤルたちはアークのあちこちへ散らばった結果、ロイヤルのために持ち込まれたブランドショップが立ち並ぶ通りになったのが現在のロイヤルロード。それ以降ロイヤルの特権は禁止され、それを破れば即更生館行きとなる。それでもなお、特権も何もないただの称号としてロイヤルという肩書自体は存在している。そういった説明の後、指揮官はロイヤルロードでネックレスをアニスに買わされる。その買い物の後、逮捕されている人間を見かけ、認識チップのない「アウトロー」の存在を知らされる。そんなアウトローはアークの外、「アウターリム」で暮らしていると言われたところでエピソード3が終了。

EPISODE.4外側の人たち

指揮官がすべてを見ておきたいから、アウターリムに行きたいと言ったので、アニスは指揮官の身を守るためのいくつかの条件つけて了承する。アウターリムはもともとアークの廃材を捨てるところだったが、重い罪を犯して認識チップをはく奪された人間がアークに住めないからそういった人間がアウターリムに集まり、人が集まるからそこで子供も生まれ、当然その子供にもチップはない。そうやって人が増えていくが、環境が悪いのでアウターリムのほとんどの人間はアークに入りたがっており、認識チップの違法購入が目的の人もいるらしい。チップは他の人の物を強制的に奪ったものを取引するケースもあるらしく、首に埋めるのが主流なのは、殺人は更生館行きでは済まないためチップをとるためには殺さなければいけないようにするためらしい。アウターリムの人間は生活のため地上へ行き、そこでラプチャーやニケの部品を拾ってはブローカー経由で販売して生計を立てているらしく、そういった犯罪ばかり横行する場所なため、アークとの間には厚い防壁がある。またその防壁はアウトローの人権保護を叫ぶテロ集団「エンターヘブン」を警戒しての意味合いもあるらしい。そんな説明をしていたところでアウトローが近づいてくる。かなり警戒して対応するが、彼らは今日のアリーナチャンピオンを尋ねてきただけだった。そうして安心していたところ、クロウと遭遇し、少し話した後アウターリムを出る。その後前哨基地へボドルことに決めたところでエピソード4が終了。

EPISODE.5理想的な姿

前哨基地に変えるとラピとネオンに変わったことはなかったか聞かれ、刊行しただけと答える。その後アニスはシャワー室を借り、その間にラピにどこに行ったか質問される。指揮官はそれに正直に答え、アウターリムから無事帰ってこられてよかったと言われる。何か思い出したか聞かれるが全く思い出したことはなかった。指揮官室に戻りそがーに横たわるとシャワーを浴びたばかりのアニスが出てくる。観光を通してどうだったかと質問される。その後軽く問答した後、ずっとついていってもいいかと聞かれるが指揮官はもちろんだと即答する。

アニスはそんな指揮官が理想の指揮官だと言い、死なないでと指揮官に伝えた。それから会話を続け、指揮官が今日の感謝をアニスに伝えて会話を終えるとアニスは部屋を出ていく。しかしすぐに戻ってきて、もし疲れてなかったなら二人でビール一杯だけ飲まないかと提案されたところでエピソードは終了。

感想

アニスの個別エピソードのあらすじを書いていたはずが、アークに関する情報など、ニケの世界観の説明ばかりになっていた。初期キャラということもあってか、メインでは割愛された世界観をアニスが記憶のない指揮官に案内するという体で説明するのが主になっていた。そんな中でも指揮官がアークについて何を感じるのかなどを通した対話をして、最終的にはアニスが指揮官に信頼を寄せる姿なども描写されていて少し味気なくもありつつ悪くない個別エピソードだと感じた。少し関係ない部分になるが、世界観について知らないプレイヤーに、説明を違和感なくするための物と思われた記憶喪失設定だが、メインで指揮官の血がアンチェインドであるといった情報が開示されて言っているところから、この記憶喪失設定にも物語的に大きな意味を持っているのではないかと考えてしまいます。指揮官もアニスもまだまだ謎の部分が多いので今後のメインストーリーでそういった謎が明かされるのが楽しみです。

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