なぜ結婚式がこんなにも嫌いなのか考えてみた
私は結婚式が心底嫌いだ。
なんなら、結婚式を招待してくるような感性の方とはお友達関係は続けられない、とすら思う。
理由は3つ
①結婚は個人の問題だから
村社会の治安や規律を維持するために、結婚したら同じ村に住む人たちに知らせないといけないから、一軒一軒の家を訪ねて報告してまわるのが大変だから、村人たちを招いて式をあげる、なら、理解できる。
でも、今の時代、一般庶民の結婚や離婚の決断ら、家や車の購入程度の、個人の趣味の選択レベルの話だと思っている。なぜなら、一般庶民が離婚しようが結婚しようが、地域に何の影響ももたらさないからだ。
だから、なぜその程度のことで、わざわざ式をあげるのかが腑に落ちない。
②コンテンツがつまらないから
着慣れないドレスや着物なんかを着て、しばらく会うこともなかったほど大して交流もない知人と話すストレス、着飾る時間含めたら半日ぐらい時間も取られ、金も数万円とられて、見せられるのは大して美しくもない新郎新婦の晴れ姿(容姿で商売してる人でもない限り、ドレス姿が優良コンテンツとして成立するわけがない)、下手な素人の余興、聞かされるのはよく知らない新郎か新婦の親戚or職場の上司のスピーチ。精神的ストレスと時間的コストと金銭的コストに対して得るものがなさすぎる。ご祝儀が欲しいなら金を送るから、私の時間と精神の安寧を奪わないで欲しい、と思う。
結婚式に招待する奴らは、招待された側の何を奪っているのかに対してキチンと向き合って考えているのか、問いたい。
③結婚=幸せではないから
①②を言うと、私は旦那に「友達の幸せをなんで祝おうという気持ちにならないの?」と責められる。
だけど、私にとって結婚=幸せではないから、祝う意味がわからない。
結婚が幸せを約束するものではないのは、未婚率の上昇や、離婚が当たり前の時代において、大方は肌で感じていると思う。
何で結婚は幸せを保証するものではないのに、祝うのか?祝うものもないのに、「おめでとう」なんて心にもないことを言いたくない。
こういうことを言うと未だに「本当に仲のいい人なら違うでしょ?」とか、人の心があるところを探そうとフォローしてくる人がいて、人非人扱いされている気がして辛いが、ネットを見れば同じような考え方を持っている人も多いようなので、これから結婚式をあげようとする方は、招かれてひどく迷惑に感じる人もいるんだ、ということを認識して欲しい。
とりあえず、結婚式を招待して「都合があうか分からない」と言われたら、それはイコール行きたくない、なので、しつこく誘うのはやめよう。