話合わない、学歴・収入格差がある男と結婚するとどうなるのか実験してみた結果
私たち夫婦は、話が合わない。ブックオフに行けば、私はビジネス書コーナーに、夫は漫画コーナーにいる。
私は夫より学歴も収入も高い。私の方が収入が高いのは学歴が下駄を履かせてくれているのもあるが、ビジネスの関心度合いが私の方が遥かに高いことが大きいと思う。
車で旅行に行っても、夫は無口だし、私が最近NEWSPICSで面白いと思ったビジネス関連の話をしても全く興味を示さないから、私も次第に話さなくなった。
夫と話していると、私の興味の方向性はそんなにマイナーなのか、と不安になるが、会社の同僚や先輩と話をすると盛り上がるから、少なくとも会社内では嗜好の方向性はズレていないようだ。
夫に以前転職の相談をされた時、私だったら絶対採用しないな
と、思った。
それは、彼の能力の問題ではなく、会社の同僚たちとは話しが合うが彼とは合わない、のと同じことで、私と彼が違う世界の人間だから、なんだと思う。
夫との出会いは、イベントの会場で、彼にナンパをされたことがきっかけだ。
彼のルックスとセックス、音楽やお笑い、ファッションのセンスと、仕事や人生に対する理解しがたい価値観と、彼のご両親の朴訥とした人柄に惹かれた。私は、エリート嗜好の自分自身の価値観に疲れていたし、私にその価値観を植え付けた両親にも疲れていた。そして、私の周りにいる人たちは、同じような家庭環境で同じようなレベルの大学を卒業したような人たちばかりだった。
(話は変わるけど、採用の審査ポイントに「会社の風土に合うかどうか」というのがあるけど、そこを重視した結果、会社にいるのは似たような価値観で、家庭環境まで似てる人たちが集まるよね)
今まで出会ったことのない新鮮な価値観に、私は飢えていた。
私は、理解しがたい男と結婚し、今年で4年目だが、未だに理解できない。
続いてる理由は、ルックス、音楽、ファッション、セックス、お笑い、食のセンスがあっているからと思われる。
書き出したら、相性がいいのは感覚的なところだな。
何がいいたいかと言うと、話が合わなくても、感覚的なところがあえば、4年は保つって実証実験結果がありますよ、っとことです。
引き続き、この実証実験は続きます。