難聴児は、情報の入口が狭い
はじめまして、ekoです。
昨日は、ドキドキ💓しながら初投稿しました。
私には二人の子どもがいて、一人は健聴で
もう一人の子は、感音性難聴という障がいを
持っています。
新生児のときに、新生児スクリーニング検査をして
問題はないと言われていたので、
難聴に気づくのに少し時間がかかりました。
健康に育っていた子どもの子育てから一転、
障がいのある子どもの子育てには随分苦戦しました。
言葉で説明すれば、何でもコミュニケーション
できたのに言葉一つ一つを
最初から教えていかなければならなくなりました。
ワンワン、ブーブー
そんなことから毎日一つ一つ教える日々でした。
片方の耳は、少し大きな声で声をかければ、
少し聞こえていたことも、難聴に気づくのに
遅くなってしまった原因の一つです。
全く声に反応しなければ、即、検査しますが、
反応する時と、しない時があれば、
発達全体が遅れているのか、
言葉だけが遅れているのかわからなかったのです。
うまれたときから、首の座り、座る、立つ、歩くまで
二年間かかりました。
歩くようになったのに喋らないのも
発達全体が遅れているのか、
聞こえていないのか
母親の私では判断がつきませんでした。
座ることもなかなかできなかったので、
月に一度くらい、療育に通っていました。
障がいのある子どもに普段から接している
療育の先生も耳が聞こえていないことには
気づかなかったのです。
大きな病院で、子どもに難聴という障がいがあることはじめて知ったときのことは、鮮明に記憶に残っています。
それから色々なことを調べました。
インターネットで調べることができたことは、
本当に役に立ちました。
誰も詳しい人が、近くには見つからないのです。
それから難聴のお母さんが書いたブログやホームページをたくさん検索しました。
日々の子育てに忙しいのに
コツコツとまめな更新をするのは
難しいことです。
今だって私と同じように検索しまくっている
お母さんがいるはずです。
そんなお母さんに少しでも届けばうれしい😆です。
また、難聴という障がいについて全く知らない人にも
興味を持ってもらえるようなことが書けたらいいなという思いもあります。
聴覚障害は、見た目にはわかりにくい障害です。
補聴器を見つけることができれば、別ですが、
今はワイヤレスイヤホンが流行っていて
補聴器が目立ちません。
2020年から突然ほぼ全員の人が
マスクをつけているという緊急事態が発生しました。
聴覚障害者の親からすると絶対に看過できない状態です。
マスクをつけて話をすると全くわからなくなるのです。
なぜなら、補聴器をつけてもはっきりと聴こえているわけではないからです。
口のかたちと、音声を組み合わせてようやく言葉を理解している我が子が、健聴者の社会の中でうまくやっていけるのか心配な気持ちになります。
聞こえないということがわからないという人は、
耳を完全にふさいでテレビを見たら少しはわかるでしょう。
何を言っているかよくわからないまま、話はどんどん進んでいきます。
なぜ笑っているのか、何がおかしくて笑ったのか、
さっぱりわからないはずです。
今なんで笑ったのか?なんて聞いたら
話を中断させてしまいます。
そんなしらけることずっと出来ないはずです。
誰も配慮してくれない世界というのは
子どもにとっては、本当に冷たく寂しい世界です。
どんな配慮があると助かるのか
そんなことを継続して書けるようにしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
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