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不登校児親必見!放課後デイサービスの見学すら行きたくない子が 気持ちを180℃変える方法
不登校児 放課後デイサービスの見学すら行きたくない!通うのも嫌だ!と言った子が、見学へ行ってみる!通っても良い!と前向きな気持ちに変化さえる方法をお伝えします
1.不登校の子をなんとか社会とつながらせたい
不登校児を抱える親たちにとって、せめて放課後デイなど、毎日でなくても短時間でも、社会とのつながりはとってもらいたい。と思いますよね。
うちの子は自閉症スペクトラム(ASD)で、学校や学童といった集団行動が苦手。どこへ行くにもママと一緒の生活です。
不登校になって間もなく、娘に学校は行けなくても、どこかおうちの他にも居場所があったらいいね。と、放課後デイサービスへ行くことを誘ってみました。
すると、「どんなところかわからないから嫌」「何をするかわからないから嫌」「見学までの道のりを歩くのが嫌」で、誘いにあっさり断り見学すら行けない状態でした。学校も行けない。デイサービスも利用できない。居場所は家だけの世界で母子共に毎日が刺激のない生活を送りました。
2.新しい環境に身を置けない理由
そもそも不登校児のこころの状態は大きく二つ分けることができます。
「こころを整えるステージ」と「生活を整えるステージ」
学校へ不登校となり、家に居ても反応が薄く表情が乏しい場合は、「心を整えるステージ」で、まずはおうちで子どもの好きなことをさせて、安心させるが鉄則です。自分の子どもがどのようなステージにいるかを判断する材料として、
朝起きた時に 元気か 無気力か
話しかけたら 素直に反応するか 反応鈍いか
会話は 人の話を聞けるか 一方的か
自分の気持ちを 伝えられるか 伝えられないか
苦手なことを やってみようか 断固拒否か
思い通りにならない時 すぐ切り替えられるか 怒るか
生活の行動面 声をかければ動くか 動かないか
新しいことの挑戦 乗り気か 嫌がるか
兄弟もしくは友達と喧嘩して あっさり終わるか しつこいか
今までやってきたことを 継続しているか やらなくなったか
ポジティブな感情が多く、にこやかな笑顔や自分からお話する場合は「生活を整えるステージ」で、家では落ち着いているが生活が乱れがち。行動を増やし外の世界でどうするか考えていくステップを進めましょう。
そしてASDの特性は、集団での活動や交流は、理解しにくい規則や予期しない行動が要求されるため、彼らにとって苦痛になることがあります。そのため、外出しようと言ってもスムーズには行きません。
では、このまま引きこもりにさせて良いのでしょうか。次の章から具体的にとった対策をお教えします。
3.考動する道を歩みだす方法
先ずはこどもの様子を観察して、やっている事を認めること。
「きれいに字が書けているね!」「もうこの漢字覚えたんだ!」
「何の本を読んでいるの?」「ずいぶん集中して読んでいるね!」
など、子どものやっていることに興味関心を示し、子どもがやっていることの中で定着させたいことに注目して褒めます。
そして取り掛かろうとしたらすかさず褒めることを続けます。例えば、本を片づけようと手を伸ばした時に、洗濯物をたたもうと取り掛かろうとしたことをきちんと言葉にして認めてあげ感謝します。
ここで重要なのは、子どもがやりきった時だけ、やり終えたことだけを褒めるのでは成功体験の記憶は蓄積されません。できたところまでを認め、褒めるようにします。大事なことは、行動しようとした時、行動している時、行動をやり終えた時に必ず褒めて肯定の注目を増やことです。
そうすることで、自分の行動に効果があるという期待感や自身につながり、これでいいんだ!の自己肯定感や自己効力力の脳が伸びて自分で自分をコントロールする力が備わってきます。行動から考動へシフトできるようになるんですね!
一度誘った時には、「行かない」と言っていた子どもも、ママが褒めて 認めるを繰り返したことにより、「行ってもいい」に変わることができました!
実際放課後デイへ自分の足で見学に行き、本当に通ってもいい!と言う答えまで導き出せることができました!
あなたのお子さんにも魔法の言葉かけで、自己肯定感を伸ばし、考動できる道を歩みだせる一歩を作ってみてくださいね!