見出し画像

EKKYO.HUBメンバー紹介 - 第4弾


皆さんこんにちは!
EKKYO.HUBにて、Art Directorを担当しているMOKAです!
EKKYO.HUBってどんな団体?誰がやってるの?そんな疑問にお答えするメンバー紹介企画の第4弾!今回は私普段の活動やEKKYOとの出会いについて、お話します。ゆるくお楽しみください🍵



自己紹介

武田萌花 / Moka Takeda 1997年東京都出身。
2024年東京藝術大学大学院 先端芸術表現専攻 修了。
2022年ドイツ・ミュンヘン美術アカデミーに留学。留学中13カ国26都市を旅する。主な展示歴・活動歴に「藝大アートプラザ・アートアワード2024」デジタルアート部門「JR東日本賞」受賞(2024)、「ヨーゼフ・ボイス ダイアローグ展」(GYRE gallery, 2024)、NTTインターコミュニケーション・センター【ICC】「エマージェンシーズ!045」(ICC, 2023),「群馬青年ビエンナーレ2021」入選(群馬県立近代美術館, 2021)など。

EKKYO.HUBでもArt Directorを名乗っていますが、アーティストとして活動しています。言葉で説明するのは少し難しいのですが、「車窓風景」や「工事現場」など都市の日常的な風景から着想を得て、情報やイメージで氾濫した現代におけるリアリティとは何かを問うインスタレーション作品を発表しています。

【Day Tripper (2023)】

4月からデザイナーとしても仕事をしているため、アートやデザインの領域でEKKYOをサポートしています🎨

EKKYOとの出会い

EKKYOとの出会いは、2022年ドイツ留学でした。私も他メンバーと同じトビタテ!留学JAPANに採択され、9ヶ月間ドイツ・ミュンヘンに留学をしていたのです。コロナ渦且つ初めての留学だったので、トビタテコミュニティを活用して情報収集をしていました。

そして待ちに待った渡航…からわずか2週間でトビタテ生が企画したモロッコ旅行に参加することに🇲🇦
そうです、EKKYOを知る人ならちらほら聞くであろう噂のモロッコ旅です笑
私はこの旅で、代表の田中律羽さんと出会いました。

モロッコの宮殿的な場所での2ショットを発掘

モロッコ旅は個人的に出発から様々なトラブル、現地での洗礼を受け当時はもう勘弁してくれという感じだったのですが、今では笑い話になる良い思い出です。
私は旅に参加しておきながら人見知りをしていたのですが、シャウエン〜マラケシュまでの13時間?とにかく長時間の夜行バスの中で、ようやく旅の仲間と話す機会がありました。
そこでの議論は今でも鮮明に覚えています🗣️
アートやデザインを専攻する人間と、理系・化学を専攻する人間がお互いの研究への価値観や思想について話していました。
例えば、理系の人にとって数値では表せない事象を追求するということは意味がわからない、というような意見があり、私は衝撃的でした。
学部のころから美術大学に通っていて、理系の人の話を聞くことは全くなかったからです。
特に代表の律羽さんは、デザインに興味があると言いながらこちら側の価値観を「理解できない!」と言い切っていたので、当時は「この人とは合わないかもな〜」とすら思っていました。そんな彼女と今一緒にプロジェクトをやっていて、よく話す仲なので不思議ですよね🤭

一方で私は、数値表されてしまうことのみを追うなんぞつまらない!と思うタイプなので、この”分かり合えなさ”のようなものはかえって新鮮だったのだと思います。
異分野の人との議論が面白く、また自分の世界を広げてくれるものだと真夜中のアフリカ大陸で気が付かされました🌠

EKKYO.HUBとしてやってきたこと

2022年 Euro SUMMIT

ご存知の人も多いかもしれませんが、第1回EKKYO.SUMMITはドイツ・ミュンヘンで開催されました🇩🇪地元開催!にも関わらず私はちょうど夏休みの旅行でポーランドのアウシュヴィッツにいたので、参加できていないのですが…
Euro Summitではモロッコでの繋がりで、プロモーション映像やEKKYO.PLATFORMのプロトタイプデザインなどを手伝っていました。
今は心強いことに、ビジネス・プロダクト開発を専門にするはるぴがPLATFORMを担当してくれていますが、実は初期は私がディレクション等を担当していたのです。

EKKYO.PLATFORM初期デザイン

初期のユーザーはトビタテ生を対象としていたので、EKKYO.HUB(当時は越境プロジェクトでしたが)の活動内容がTOPページで見れる+ユーザーのプロフィールを通じて相互理解を促すようなデザインでした。
アイコンは現在のPLATFORMを同じで、敢えて顔写真などを使わずアイデアやビジョンにフォーカスしています。
現在のEKKYO.PLATFORMについては、PdMのはるぴが書いてくれているのでぜひこちらもcheck✅

2023年 EKKYO.SUMMIT SENDAI、EKKYO.SUMMIT+

仙台で開催されたEKKYO.SUMMITでは、EKKYO.PLATFORMのテストリリースに向けて、開発準備を主に担当していました💻
要件定義〜開発まで週1のMTGをして進行管理しつつ、EKKYO.PLATFORMがより良いサービスになるよう議論を重ねました。
そして2023年2月のSUMMITでは、プロトタイプをリリース!実際にEKKYO.PLATFORMに登録してもらい、ユーザーの課題や感想をヒアリング👂
また、発表時には開発を依頼したDOKOSOREの関係者が来てくださり、PLATFORMのデザインに込めた想いやこれからについて、お話することができました。

プロトタイプテストの様子。
開発を担当してくれた株式会社DOKOSOREの御三方が来仙!

2022年6月に開催されたEKKYO.SUMMIT+では、主にブックレット制作職人をしていました。現在も絶賛発売中!☟

EKKYO.SUMMIT+は、アーティストと科学者の共創にフォーカスしていたため、それぞれ参加者に寄稿文を依頼し1冊の本にまとめていました。
自身のポートフォリオ等は制作したことがあるものの、文章の多い冊子のデザインは経験がなかったため手探りでしたが、ブックレットはこの1冊だけでなく、EKKYO.HUBの活動それぞれに対して1冊ずつ出すことが決まっていたため、全体的にシリーズだとわかるような、統一感のあるデザインに仕上げられたと思います。

EKKYO.HUB booklet
EKKYO.HUB booklet

2024年、そしてこれから

今年からは、比較的自分の専門領域に近い活動が出来て来た感覚があります。
EKKYO.HUBでの出会いから生まれた"LMAIR"をアートの側面からサポートしたり、3月には個展会場からカンファにも初登壇。
今後も自分の強みを活かしたサポートができたら良いのかな、と思います。

そしてそして…
第3回EKKYO.SUMMITまで、残り1週間近くらしいです。
私もこの間のkixとのMTGで気がつきました。(やばい)
4月から生活が変わり、仕事・アーティスト活動で手一杯になっていてなかなかSUMMIT準備に取り掛かれていなかったので、このnoteも焦りながら書いています。

今回私は、ようやくArt directorらしい会場デザインやポスターデザインを担当しています。
若手のkix、そしてそれを全力サポートする律羽姉貴の背後の方、かなりバックエンド的なポジションでお手伝いしています。
夏が大の苦手なので、当日元気かわかりませんが🥵来た人が少しでも新しい"何か"に出会える空間、時間をデザインできるよう場をつくっていけたらと思います。
ぜひ、糸島で会いましょう🏝️!


いいなと思ったら応援しよう!