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あの人はいったい何者?「なんでもありの広報戦略」

※このnoteは #PRLT (Lightning Text) Advent Calendar 2023 の12/1分の記事です。

はじめましての方も、おなじみの方も、

こんにちは!、こんばんは!


オーバーオールにオレンジのekky(エッキー)です!


えー、よく言われます。

あの人はいったい何者?


タレント?芸人?






だれ?


「ekky」です。

この会話のやりとりをしたら、だいたいの人が覚えてくれます。


あらためて、今回のテーマ

「なんでもありの広報戦略」


「広報」って何だろう。

そもそも僕は「広報」というものを全く知らず、営業一筋でした。
今のサンコーも、そしてその前も、その前も営業。大学を卒業してから職種はすべて営業。

10年前の前職時代、社長は韓国人の会社。
家電事業を新しく始めて、売り上げが作れない人は会社から消えていく、
あれ、〇〇さんも〇〇さんもいつのまにかいなくなる。

新しいブランドの家電だから提案先の量販店のバイヤーも

「なにそれ、聞いたことないメーカー」

提案しても提案しても決まらない。決まったとしても展開数が少なく、大きな仕掛けができない。

とても悔しかった。


どうやったら新しく立ち上げたブランドの商品を信用してもらえるだろうか、興味を持ってもらえるだろうか。そんな日々をすごしていた。

仕事帰り、ふと、古本屋に立ち寄った時「広報」というタイトルがついた本を目にした。

「広報」広告かな?


でも、うちの会社は広告を打つようなお金はかけられないし、

あれ、違う。

広報は広告とは違うんだと。



なになに、「プレスリリース」を書いてメディアに取り上げてもらう。
うちの商品もテレビで紹介されたら、きっとバイヤーも、
今まで聞いたことない、どこのブランド?なんて言われないし、

「この商品を取り扱わせてほしい」


と言ってもらえる。大きな仕掛けができる!
そう思った僕は

気が付くと広報の本を5冊レジに持っていった。

これが「プレスリリース」という言葉を初めて知った日の出来事。

新しく発売する商品のプレスリリースを書いて、朝からアポなしで出版社さんを回りまくった。

「新しく発売する商品のプレスリリースを作りました、

ぜひ、ご担当者様にお渡しください」


お茶の水、神田、大崎、飯田橋、白金、新橋、大手町、五反田、六本木

リリースの鮮度があるうちに、とにかく回ろう。


朝から夜まで17件、回りまくった。


家電のWEBを担当している方がリリースを見てくれた。
翌日、商品の記事をWEBで紹介してくれた。

これが広報か。とても嬉しかった。


営業は取引先の店舗に導入してもらうのが仕事だけれど、広報はメディアに紹介してもらう。提案する相手が小売店ではなく、メディアになる。
営業と考えは一緒だ。そう思った。

そして、その家電のWEBの記事を見た方から、うちの媒体で紹介したいと連絡をいただいた。そして、

新聞で掲載された。


さらに、うちの番組で紹介したい。と連絡をいただいた。
テレビ朝日の朝の情報番組「やじうまテレビ」
六本木のスタジオに放送日に僕も立ち合い、新聞記事をテレビで放送。

そして、その番組を見た別の番組の方から、うちでも紹介したい。

そしてとある日
僕は新宿アルタのスタジオ脇にいた。

こんな家電があるんです。と

タモリさんが紹介


「笑っていいとも!」
「やじうまテレビ」
「はなまるマーケット」
「おはよう日本」
「朝ズバ」
「めんたいワイド」

たった1枚のプレスリリースが起こしたメディア連鎖。

頭の中に描いていたことが現実になった。


行く先々の営業先のバイヤーからも
「お客さんから、あの番組で見た商品を買いたい」
と言われた。取り扱わせてくれ。と。

今までは見向きもしなかったのに。


メディアの力は大きい。
もちろん、その後の営業も大きく展開ができるようになった。



広報って面白い!



それが営業時代に僕が「広報」を初めて知って、広報活動をして思ったこと。


広報って、
 知ってもらう。
 覚えてもらう。
 思い出してもらう。
 好きになってもらう。

人の頭の中に(良い)イメージを持ってもらう。こと。



お客さんでも、メディアの方でも、これからお客さんになる人も。
つまりすべての人。


おかげ様で今、たくさんのメディアで紹介していただいています。


冒頭のあいさつの所で「あの人はいったい何者?」
というやり取りが多いです。と言いました。

記憶に残ること。企画を組むときにパッと頭に浮かぶこと。

「あの人に聞いたら面白い商品があるんじゃないか」


たくさんお声をかけていただけるのも

そんなイメージがメディアの方の頭に残っているからなのかなと思います。


僕は小学校中学校と引きこもりで、あまりちゃんと勉強をしてこなかった過去がある。

https://hatawarawide.jp/nama/230112-1

https://mi-mollet.com/articles/-/44305


だから正解はこれだと決めつけられていても疑う。
正解は一つではないし、正解も時と場合によって変わる。


広報は前に出てはいけない。黒子に徹するべき。
そんな声も聴きます。
でも、必ずしも毎回それが正解とは限らない。
番組によって僕も完全に黒子役もやる。


番組を作るうえで何が大事がを考えた時、

番組を見てくれる人がチャンネルを変えない、


チャンネルを変えた時に見続けてもらう。

そう思ったから、

こんな面白いキャラクターもいますよ。


という思いで

オーバーオールの面白いキャラクター「ekky」を作り上げた。


視聴率を落とさないためには、
 清潔感が必要 
 聞き取りやすい声が必要


だからメイクもするし、ひげ脱毛もする。
ボイトレもする。


最近では、商品なしで僕自身を取り上げていただくこともあります。
僕をテレビで見た時に「あ、あの秋葉原の面白い家電メーカーの人だ」
と思い出すきっかけになる。

だからこそ、個人でもたくさんのメディアに進出していきたいと思っています。


これからも

オーバーオールの「ekky」を見ていてください!



読んでいただきありがとうございました。
今日お話しした「なんでもありの広報戦略」は、ちょうど今日の2023年12月1日発売「宣伝会議」にインタビュー記事で掲載いただいております。

また、私ekkyの出演情報はlit.link(リットリンク)に掲載しています。
応援いただけると非常に嬉しいです。




僕のいるサンコーは面白い家電を作る家電メーカーです。
秋葉原に直営店もあるので秋葉原に来る機会あれば是非お立ち寄りください。



ありがとうございました!!!

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