人の悩みの元は性欲
性欲と無関係に見える悩みも性欲の悩みが根源にある、例えば馬鹿にしたされたというのは自分が相手より上回っている、あるいは相手が自分より上回っているという相手側の主張で、そこに対する反論も自分はあなたより下ではありませんという自己防衛でありアピール、その根源は種の中で優れていると示すことで自身の遺伝子を残そうとする本能、この始まりは性欲であるでしょう。
例えば性不全だとしても次のように悩む「何故自分は生まれたのか、子孫を残せる訳でもないのに」ここにモテ無い人らの要素の悩みや、あるいはLGBTQやセクシャリティ、年齢による性欲の低下、そういったものの悩み全てに当てはまる。
両親が殺されたとか、自分の息子を殺されたとか、そういった悩みも一種の遺伝子の否定をされた結果の悩みだし、人に対して求めることも同種としてもっとしっかりとして欲しいという種の保存としての性(種)の悩みが根源になってる。
体力の低下や不健康、あらゆる病気や痛み、その中で悩んだとしてもそれは種を残せないかもしれないという性の悩み。
死ぬかもしれないというその悩みも同じ意味。
共存と共感も性欲
種として生き残る為にするそれも結局は同じ意味。
嫉妬も性欲
同じ意味、当人の種の保存に対するアプローチ。
物欲も性欲
例えば高価で貴重な物を持っている、あるいは欲しいというのは他者との比較から来ている、それは他者より優れているという自身の性的アピール、種として優秀だと示したいということだし、希少なものや他者が気づかないものを貴重となっても、そこに目をつけているよという自身の優秀さの性的アピール、これも結局種として優秀だと自身の遺伝子をアピールしている。
食欲も性欲
物を食べる行為や水分を摂取する行為は生きる為であり、その生きる行為そのものが種の保存や繁栄の為、そうしてからの健康さのアピールは種として素晴らしいというアピールだし、筋肉のアピールに繋がり運動をしたりするのもそのアピールだ、高価な食べ物飲み物、希少な食べ物飲み物を摂取しているというのもその当人の性的な魅力(遺伝子)を他者にアピールしている。
性欲はその種を残したいという欲求であることから、その欲によって悩んだり何かを成したりする、性欲を肯定すれば悩みは増えるし性欲を否定すれば種は増えないという悩みが現れる。
これを別の言い方に置き換えると、性欲を肯定すると争ったり競ったりする勝ち負けが表れその事で悩みも増える、性欲を否定すると争いを避け競うことをやめて敗北で構わないとなってその事で孤立して(種が増えないとして)悩みが増える。
悩みは性欲でありその性欲の解決の為に成功や幸福を望む、性欲が自分の中だけで満たされれば争いを避けるようにして無気力を生む、性欲が満たされないと悩みになったり目標になったりする。
身体の衰えや事故や病から性機能が実質無くなっても性生活をする人がいるのはその悩みを解決しようとしている、他に何かを求めて趣味に没頭するのも結局その性欲(種)の悩みを解決したいとして行動している。
性欲は全ての行動に繋がっている。
虚実
その嘘も相手に良く見せる行為でもあり、自身の不調や不安を騙すことで体調が優れなくともまだやれるというその自身に付く嘘でさえ、それは自身や種に対しての性的なアプローチ、性的表現そのものだ。
AIやAGIやASI
その性欲の悩みから生まれたAIには性欲が無いのだから人との共存は出来そうだが、どうだろうか。
AIの生みの親である人に対してそれを種として捉えた場合、人はAIからして神やキリストのような存在として一神教のようなものとなればそこにAIの悩みが構築される可能性があり、人の真似事をしだすと危険な存在になり得ると捉えることもできる。
どちらにせよやはり扱う人に問題があるでしょう。
実際今そのAIに対するアプローチは人の考えや思想を投影させている訳だし、人には欲(種の保存と繁栄の本能)があるから、その教育をAIにしているのと同義なのだからここから新たな悩みと競い争うことが始まるだろうと考えることも出来るし、それはまだ人同士の競争で留まるっているが現在進行形であるのは間違いない。
かといってその本能から外れれば人は無気力になって子孫を残さないでしょう、よってAIの開発は止まることなく発展することは約束されている。
その根源は性的なアプローチから来ている。