![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59593911/rectangle_large_type_2_44332ba7cd6c92863e46324eef09c25c.jpeg?width=1200)
Photo by
ayaorchestra
今日の新聞[2021.8.17]
「世論(せろん)」と「輿論(よろん)」の違いに触れるコラムがまた掲載されていた(朝日新聞2021.8.17.p.13)。
以前このブログで、この二つの言葉をめぐるコラムを紹介したことを思い出した。今日のコラム「五輪に見た 内向き日本」は、五輪とメディアとの関係について語る中で「世論」「輿論」の違いに触れていた。そして「あの五輪を転機に日本社会は変わったよね、と20年後にいわれるようになれば、レガシーになる。そのために何をどう記録し、記憶するのか。メディアが果たす役割は大きいと思います」と記事結ぶ。
私自身、今回の五輪を通じであぶりだされたと思う問題はいろいろ思い浮かぶ。ジェンダー問題、五輪開催意義、政府の国民への向き合い方、などなど。だから間違いなく、2021年は何らかの歴史の転換の年、になるんだろうな、と私も漠然と思います。そしてそのキーワードが「世論」「輿論」なのかな、と。
「世論(せろん)」は「世間の空気を反映したもの」。「輿論(よろん)」は「勇気あるオピニオン」。
書き言葉の重みを感じます。