緩和ケアは生きるために
緩和という言葉はなぜだか、とてもイメージが悪いようです。規制緩和、とか、渋滞緩和、とかいうのはよいイメージのように感じるのですが…
緩和だけにはかかりたくなかった
緩和ケアにだけはお世話になりたくなかった
etc
人の価値観は様々ですから
どう感じるかは、自由です
患者さんや家族がそう感じるのもいたしかたない、とは思います
しかしです
永遠の命はありません
生まれたら
誰もが平等に向かう道
「健康でさえあれば」
「健康でないと」
そうでしょうか?
身体やこころに少しの不調をかかえていること、
それは、わるいこと?なのでしょうか?
わたしはそうは思いません
生きるとは
そういうものではないでしょうか?
緩和ケアという医療は日本人にはなじみにくいのかもしれません。
国も
早期からの緩和ケア、とか
診断時からの緩和ケア、とか
文言上はすすめているみたいだけど
ならばなぜ浸透しない??
わたしは一歩ずつでもすすめていきたいと
思います
色々な誤解は正しい知識で
とけるはずです
そう信じています
つぎは、物語をお話ししたいと思います