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ミーティング#003~現状を共有する~【1オープニング・キノコノ】

こんにちは!
この記事を見つけてくださりありがとうございます。

糸魚川駅北ラボのミーティング#003を2021年8月24日に駅北広場キターレとオンラインで開催しました。

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糸魚川駅北ラボとは?こちらをご参照ください。

今回は、駅北での活動をさらに加速化させるため、5組の団体と、ミーティング#001と#002の参加者に募集を限定し、会場参加16名、オンライン1名で行いました。その模様をお伝えします。


オープニング

本間マネージャーがあいさつ、小林マネージャー、小出マネージャーが会の流れの説明等をしました。

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その中で、今回のゴールは「取り組みを共有しよう!」だということ、会議・議論・対話のなかで、今回は「対話」であり、正解は無く、新たなものを一緒に創造していくということが確認されました。

次に、自己紹介をしました。

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名前、駅北で実践していること、本日聞きたいこと知りたいことを、3分間でできるだけ多くの人(初めましての人優先)と話しました。

初めましての人とも情報交換ができ、とても盛り上がりました。一番多かったのは5人で単独優勝でした笑


活動インタビュー

自己紹介も終わり、アイスブレイクもしたところで、今回の本筋、活動インタビューです。

駅北エリア活性化の加速のためラボマネージャーが選んだ5組の団体の代表が、小出マネージャーからのインタビューに答える形式で行いました。

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他の参加者はそれを聞きながら、配られた紙に意見や質問等を書きながら聞き、その紙は会の終了後、発表者に渡しました。

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約10分間のインタビューの後、他の参加者からの質問や意見を受け、小林マネージャーが話の要約と、さらなるステップアップのためのアドバイスをしました。

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インタビューの内容を詳しく見ていきましょう。


今回はキノコノです。

https://www.instagram.com/kinocono.itoigawa/



【インタビュー】ーお母さん・こどもたちのつながりをつくるー


―――ご自身と活動の紹介をお願いします。

荒川典子です。

茨城出身で、一昨年6月に地域おこし協力隊として糸魚川に移住してきました。駅北エリアのにぎわいづくりをしています。

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活動としては、下早川の公民館で、アソビバという、こどもたちが天候に左右されず走り回れたり、おもちゃを用意して思い切り遊べたりするような機会作りをしました。お昼はお米を炊いておむすびをみんなでつくったり、持ち寄ったりしてみんなで食べていました。

新型コロナの影響で、飲食が難しくなり、アソビバの活動は休止しています。

代わりになるものとして、おさがり交換会を始めました。


―――何人くらいで運営していますか?

当初は3、4名でおさがり交換会をしていましたが、「キノコノ」という団体を立ち上げて、SNSで運営のお手伝いをお母さんなどに呼びかけたところ、10名ほどで今は運営しています。


―――おさがり交換会に立ち寄るのはどんな親子ですか?

生まれたての赤ちゃんが着る新生児用のものから、小学校6年生が着るような120cm~130cmのサイズまであり、一番多いのは2、3歳向けの服です。


―――そもそもどうしておさがり交換会を?

アソビバをやっていたメンバーから、そういう活動をやりたいという声が上がったのが始まりでした。

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お試しで、キターレが主催している「こどもラボ」の一イベントとして開催してみたところ、洋服が無駄にならないだけでなく、お母さんたちの交流が盛んで、初めましてのお母さん同士が仲良くなるなど、場として良いと思いました。

どれだけ持って帰ってもいいし、途中から来た人がさらに持ってくるので、キターレで長い時間過ごせる、良い会であると思い、その後も開催するようになりました。


―――参加者からはどんな声がありますか?

交流ができて楽しかったとの声をよく頂きます。洋服やこどもが会話のきっかけになり、打ち解けやすくなるのだと思います。


―――どんな会場やエリアが活動しやすいですか?

ゆとり館さんのように広いところで開催させてもらう時は、洋服を広げるスペースの隣に子どもたちが遊べるスペースがあるので、そのような形が良いなと思っています。


―――活動していて大変なことは?

洋服の保管です。

開催する度にどんどん増えていくし、ちゃんと保管しないとせっかく持ってきてくれたものがだめになってしまうので、別の活用法を考えています。寄付する、布を再利用してするワークショップをするなどを考えてはいますが、どれも実現に至っていないです。

いいアイディアがあったら教えて欲しいです。


―――今後の方向性は?

スタッフとして入ってくれているお母さんたちは、空いた時間に何かしたい、手伝いたい、という思いをもって参加してくれているので、それは大切にしたいです。

子育ての合間に楽しみながら、スタッフとしてもつながる、輪を広げていきたいです。

また、来てくれる人数が多いので、午前だけでしたが1日にするなどの案も出てきていて、どんどん発展させていきたいです。

さらに、おさがりだけではなく、別のものの交換会もしたいです。

「つながりを広げる」ことを続けていきたいです。


―――駅北で活動する他の団体に伝えたいことは?

駅北エリアはこどもたちを遊ばせられる場所や機会が少ないと思うので、子育てイベントなどでコラボできたら嬉しいです。

おさがり交換会で飲食ができるなど、それぞれの活動の参加者がみんな来るような大きなイベントになっても面白いと思います。


【意見交換】ーコラボの話舞い込むー


―やりたいと思ったことをやる、その姿勢が素晴らしいと思います。

―やってみたら分かったことがあって、それを活かして次の企画をする、という風に広がっているのが良いですね。

―普段一緒に活動していますが、お母さんの理想ややりたいことをすぐに全て実現するのは難しいので、その過程をすすめていくのが得意な団体や個人がいると、もっとやりたいことが実現していくと思いました。

―児童クラブで働いているのですが、なにかコラボできたらいいですね。あと、雨の日に遊ぶ場所に困るので、キターレのような広い場所で遊べることは、こどもたちはもちろん、親御さんもとても嬉しいことだと思いました。


【マネージャーからの提案】ー思いつく作戦は4つー


各イベントを複数回実施していてすごいです。

課題としては、大量の在庫ワーキングマザーたちの参加率が低いことが挙げられると思います。

また、子ども系の取り組みはマネタイズするのが難しくて、途中でやめてしまう例が多いです。お金が回るようになれば、倉庫を借りるなどできると思うので、どう稼げば良いか、というのを4つ挙げてみました。


1つ目は、仲介フィーをとる。今は無料でやっていると思いますが、手数料をもらうということです。


2つ目は、イベントの入場料をとる。


3つ目は、すでにイベントを何度も実施しているので、ママ友ネットワークがある程度できているし、今後も大きくなっていくと思うのですが、その中に、影響力・発信力のあるママさんがいると思います。その方の発信力を味方にしたい企業から協賛を募るという方法もあると思いました。


4つ目は、収益源となるイベントと抱き合わせで開催し、集客装置として若年層にそのイベントを知ってもらう機会にするというものです。


参考にしてみて下さいね。

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