ミーティング#003~現状を共有する~【2つなぐキッチンプロジェクト】
こんにちは!この記事を見つけてくださりありがとうございます。
前記事に引き続き、8月24日に行われたミーティング#003の模様をお伝えします。
今回はつなぐキッチンプロジェクトです。
【インタビュー】ー活動していて楽しいですー
―――つなぐキッチンプロジェクトの名前の意味はなんですか?
ひととものとこと、さまざまな垣根を越えて、いろいろなものをつなぐという意味を込めています。
―――主にどんな活動をしていますか?
最初の活動で、早川地区の横井さんのもとでじゃがいも掘りをして、採れたじゃがいもでじゃがいもピザを作るなど、こどもたちが料理をする体験や、みなさんが農業に触れる機会をつくっています。
ピザを焼く窯は、耐火レンガでつくる、移動可能な窯でしています。
―――JA職員の小野さん、農家の横井さん、シェフの渡辺さん、糸魚川市役所職員の杉本さんと、メンバーが揃っていますが、どのようにして結成されたのですか?
大火の復興に際して、HOPEという雑誌に取材を受けたときに意気投合しました。
―――やってみてどんな手応えがありますか?
やっている自分たちも楽しくて、参加者の皆さんも楽しそうにしているのが、Win-Winの活動ができている、という手応えがあります。
―――その楽しさというのはどこから来ていると思いますか?
自分たちで採った食材が、料理してさらに美味しいものになる、という体験から来ていると思います。また、みんなでやるのでさらに楽しさが増すのだと思います。
―――これからはどんなことをしていきたいですか?
糸魚川の食や魅力をさらに発見していきたいです。
―――小野さんおすすめの食材は何でしょう?
越の丸なすプロジェクトもしているため、そうと期待している方もいると思いますが、、、
トマトです笑
―――活動している中で困っていること、悩みはありますか?
メンバーそれぞれが無理の無い範囲で行っているので、活動自体で大変なことは今のところありません。
強いて言えば、ピザ窯のレンガの運搬が大変です。
―――イベントの参加者募集はどのようにしていますか?
プロジェクトのメンバーは、Uターンで帰ってきているので、学校にキャリア教育の講師として行くことがあり、関係のある小学校に告知をお願いしてこどもたち、ご家族の募集を募っています。
あとは、チラシをつくったり、SNSでの発信をしたりしています。
―――いつも何組くらい参加しますか?
だいたい毎回10家族30名くらいが来てくれます。
―――駅北ラボのみなさんにお伝えしたいことはありますか?
集客が難航しているので、まずは活動を知ってもらって、イベントをするときにはシェアして頂けると嬉しいです。
また、同世代の、糸魚川で生まれ育った「糸魚川が好きじゃない」人たちに豊かに楽しく暮らせているよ、と伝えたいです。嫉妬してもらうくらいの感じで笑
みんな糸魚川には「何も無い」と言います。私も、商業施設は無いし遊ぶ場所もない。都会に行きたいと思っていました。
でも帰ってきて、自然が一番好きだったな、と感じます。都会と違うゆったりとした時間があって、海も山も近くて贅沢な暮らしだと思っているので、発信もしていきたいです。
【意見交換】ー届けられるこどもから、届けたいこどもへー
―素晴らしい活動だと思います。集客が大変とのことでしたが、多く来すぎても楽しさが減るのかなと。暮らし方がわかるくらいがよいと思います。一度でも来てくれた人が「仲間」になることで、密度の高いコミュニティになると思います。
また、こどもに様々な体験をさせたいという意志のある家庭はすでに参加しているかもしれないけれど、そうじゃない環境にいるお子さんの方が、このような体験が活きてくることがあると思うので、児童クラブとコラボするなど、集客の方法を工夫してみてほしいです。
―キャリア付きのトラックあるので、レンガを運ぶのに使ってください!
―こどもたちにとってはとても貴重な経験になると思うので、良いプロジェクトだと思いました。
【マネージャーからの提案】ー展望の言語化・ターゲットの視点を広くー
今調べたら、livedoor NEWSにも載っているんですね。これはすごい。
Facebookも情報発信に役立てていて良いと思います。ルックスも良いし、みなさん若いし、バズるのでは?とも思いますね。
ひと・もの・ことを越えて、様々なものをつなぐということでしたが、つなぐというのは手段になるので、「この先の未来」を言語化しておくと共感が得られやすいと思います。
また、今は体験の時代です。
生産者の話を聞く、土に触れる、取れたてを食べる。これらは、東京の人や都会に住んでいる人の方が食いつくことだと思います。ここまで一連の流れが全て揃っているところはまず無いので。
稼げそうだな、と笑