九州地区の強豪校の変遷とレベル
こんにちは!いきなりですが、みなさん九州地区の大学で駅伝が強いところってどこが浮かんできますか?多くの方は僕も含めて第一工科大(2020年度まで第一工業大)や日本文理大が思い浮かぶかと思います。実際にはこの2校が突出して強く、2019年には福岡大が島原駅伝で2位に入ることもありましたが、長らく第一工科大と日本文理大の2強体制は続いていました。
しかし、去年の全日本予選では鹿児島大が本戦に出場したり、去年の島原駅伝(九州学生駅伝)は鹿屋体育大が25年ぶりに優勝したりと勢力図が変わりつつあります。そんな九州地区ですが、今回は九州地区の各強豪校について書いてみようと思います!
まず、出雲・全日本の出場校を直近10年で書いてみます。
出雲2014 第一工業、日本文理 中止
2015 第一工業(14位)、日本文理(16位)
2016 第一工業(13位)、日本文理(17位)
2017 第一工業(15位)、日本文理(16位)
2018 日本文理(15位)
2019 第一工業(20位)
2020 中止
2021 日本文理(20位)
2022 第一工科(18位)
2023 第一工科(18位)
2024 鹿屋体育(予定)
全日本
2014 第一工業(24位)
2015 第一工業(21位)
2016 日本文理(22位)
2017 第一工業(22位)
2018 第一工業(21位)
2019 第一工業(24位)
2020 日本文理(24位)
2021 第一工科(24位)
2022 第一工科(23位)
2023 鹿児島(21位)
※2021年から第一工業から第一工科へ名称変更
こうやってみると、ほとんどの年で第一工科か日本文理が出場していることがわかります。また、出雲駅伝では2018年以降1枠のままとなっており、以前と比較したら落ちてしまっている印象を受けます。(実際、九州地区は2000年代はもっと上位に位置しており、2008年には第一工業が出雲で3位、全日本で7位(いずれも留学生2人起用)と結果を残しています。)
しかし、2023年の全日本は鹿児島大が、2024年の出雲は鹿屋体育が出場することになっており、勢力図がガラリと変わってきています。他にもまだまだ強化している大学もあり、全体的に選手のレベルがここ1〜2年でupした印象を受けます。今はまだ出雲・全日本でかつてほどの結果は残せていませんが、ここからまた復活するのではないかと期待しています。
次回からは九州地区における駅伝強豪校を大学別により詳しくピックアップしてみたいと思います!
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