2019年６月3日　今朝の一枚

1500m日本記録チャレンジをみるために
日体大につくと、松井一樹コーチと
ペースメーカーをつとめる川元奨選手が話し込んでいました。
800m現役日本記録保持者が1500mのペースメーカーとして走るのです。

川元選手はこちらをみて
「ニコリ」と笑顔を見せると
そのままアップにむかっていきました。

「今日はどこまでひくんですか？」
「1200mまでですね。」
「日本記録見たいなあ」
「ええ。みたいですねえ。」 

 「やっぱり推進力が全然違うなあ。
　というか、ちょっとたたずまいが他の選手と比べても別格です」
「いや、今日の川元は相当集中してますよ。」

惜しくも日本記録更新はなりませんでしたが、
中距離選手たちも
「こりゃ夜の日体大だよ！」
というくらい、スタート前のムードは最高でした。
立役者はやっぱり川元選手。

レース終了後、横田コーチはこんなツイートを残しています。

久々に川元の良い走りと良い雰囲気を見た。ペースメークだけじゃなく彼のつくり出す緊張感が場の空気感に一役も二役も買っていた。1500の選手も一人であの空気をつくれる選手が出てくるといいなー。 pic.twitter.com/Jm3lFyuq3d

— 横田真人 (@MASATO_800) June 2, 2019

そうか、あの雰囲気は特別なものだったのか。
というわけで今朝の一枚は自身の記録ではなく、
ペースメイクのために、集中してアップを続ける川元奨選手。

中距離がどんどんおもしろくなってきた。
それでは今日もよい一日を。