2019年3月8日 今朝の一枚
昨日、あまり深く考えずにアップした2015年北京世界陸上フルマラソンを走る藤原正和選手(現中央大学監督)の写真に思わぬ反応がありました。
北京世界陸上フルマラソン、藤原正和選手は21位でゴール。北京世界陸上初日、10000mでは日本人選手が周回され、5000mは予選落ち。世界陸上そのものは十分に楽しんだのですが、マニアさんと二人で「うーん、日本全く歯が立たないなあ」と毎日のように落ち込んでいた大会でもありました。ですから、この写真は当時、ツイッターでアップすることもなく、陽の目を見ることなく、ハードディスクに残されたままでありました。北京世界陸上の翌年、藤原選手は現役を引退し、電撃的に中央大学の監督となります。その年に中央大学に入学してきたのが、田母神選手。その彼にサングラスを託したということは、後に日本代表を背負うような選手として成長することを期待の現れ。これまでチームから離れて横田真人コーチのもとでトレーニングしていた田母神選手が最終学年に中央大学に呼び戻されたのも、それに応えてチームに戻ったことも、このサングラスの話を聞くと、すごく腑に落ちるのです。
予選会で二人がジョグで選手を先回りしておいかけているのも、ぼくらには見えなかった絆みたいなものが浮きあがってきます。
さて今朝の一枚は2018年日本選手権1500m決勝での田母神選手。
ひとつの写真がきっかけで思わぬ物語が浮き上がってくる。
これからも写真を撮りためていこうと思ったのでありました。
それでは今日もよい一日を。
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