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2020年9月7日今日の一枚

台風の影響で遠回りをしながらようやく富士北麓公園の駐車場に車を止めると、隣に止めた車から「どこにでも現れますねー!」と、声が聞こえた。声の主は高平慎士さん。この夏はバーチャレ事務局でずっと同じチャットスレッドでやりとりをしてたから、リアルにあえるのはとてもうれしい。後ろに大きな川越ナンバーのバンがやってきたと思ったら、東洋大学の選手たちが降りてきた。運転していたのは土江コーチ。前に止めた車からは高野進さんが降りてきた。都心から行くにはなかなか遠い場所だけれども、トップカテゴリーの指導者や選手たちが集まってくる。富士北麓ワールドトライアルとはそういうレース。

エントリーリストにはウォームアップレースと決勝にチェックする欄がある。同じ種目を2本走る選手もいれば、ケンブリッジ飛鳥選手のように、100mはウォームアップレース、200mは決勝と2種目エントリーする選手もいれば、青山聖佳選手のように200mをウォームアップ、決勝と2本、さらに400mを一本走るという選手もいる。酸素が薄い高地での400mはさすがにきつかったようで、ゴール後はなかなか立ち上がれなかったけれども、最後の200mは走り終えても笑顔だ。こちらも笑ってしまうほどに強い。

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さらにタフだなあ。と思ったのが、7種競技のヘンプヒル恵選手。走り幅跳びと100mHハードルにエントリー。ハードルは2着13.37 (+1.3)でこれはPBかな? 幅跳びも1位で追い風参考ながら6m18 (+2.7) 。7種競技の選手が専門種目で上位に入るってイギリスのカタリーナ・ジョンソン・トンプソンがダイヤモンドリーグに出てくるみたいでかっこいい。

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大活躍であったわけですが、今日の一枚はこちら。

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ヘンプヒル選手はJR東日本グループの駅ビルなどショッピングセンターを運営する「アトレ」所属。ウォームアップ中に着ていたチームウェアであるアトレのTシャツが「陸上すぎなくて」すごくいい。

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肩口のバックプリントも。このあたりもJR東日本じゃなくて、アトレ。



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