見出し画像

2024年10月13日今日の一枚

ツイッター(Xという名前が未だなじめない)のタイムラインを眺めていると、「出雲につきました」という上陸報告が流れてくる。出雲駅伝は開会式が前日夕方に行われて、それらは一般観客も入れるから、そちらに参加するのだろう。

お前は?といえば、月曜日の早朝に羽田を出発し、午前中の早い時間に出雲に到着というスケジュールだ。10月の3連休はどこもかしこも行楽客で満員。ホテルもインバウンドの影響もあって高騰中。というわけで、連休最終日だけ出雲に泊まって移動費を安く抑えたいというわけだ。過去のメールをチェックしてみたら、今年の5月に予約をいれていた。気が早すぎるだろ。俺よ。

タイムラインは出雲上陸報告とともに出雲駅伝の区間エントリー予想も流れてくる。EKIDEN NEWSと屋号に駅伝を銘打っておきながら、この手の予想には全く興味がもてないというか、選手の調子なんて把握できないから皆目検討がつかないというのが本音だ。会場に行き、エントリーリストをみて「ほう、そうなのか」と知るタイプだ。駅伝はそれくらいでちょうどいいと思っている。だって、「出雲に三浦龍司が帰ってくる!」と地元もメディアも大騒ぎしても、三浦走らなかったするじゃん笑

箱根駅伝前にも取材で「さあ、今年の予想をお願いします」と質問されるのだが、「そんなのわかんないですよ」と煙にまくことにしている。

出雲駅伝も気になるところだが、それよりも気になっているのはシカゴマラソンである。日本人選手もエントリーしているが、それらの選手たちは東京世界陸上参加標準2時間6分30秒をしっかり切ってほしいと願うばかりである。男子のペースメーカー設定が20km61分30秒~45秒と63分30秒の2つが設定されている。迷わず61分の方についていってほしい。それでなければ、超フラットなシカゴまでわざわざお金と時間をかけて来た意味がない。

こちらが気になっているのは女子、それもアメリカ女子選手のタイムだ。ペースメーカー設定をみると新谷仁美選手にとっての新田コーチのように、個人ペースメーカーをつけている選手がちらほらといる。前アメリカ記録保持者キーラ・ダマートも一人PMがついているし、サラ・ホールに至っては2名専属PMがついている。間違いなく狙うは、エミリー・シッソンが2022年ここシカゴで出したアメリカンレコード2時間18分29秒である。

なぜ、お前がアメリカマラソン女子記録を気にしているのか?といえば、今回、シカゴで記録が大幅に更新され、大量に18分台が出たりすると、このスピードが基準となり、来年1月のヒューストンマラソンのレース展開も変わってくる。と考えるからだ。来年のヒューストンとは新谷仁美選手が再度、日本記録に挑戦を予定している大会である。

今日の一枚は2022年シカゴマラソンでアメリカ記録を出したときのシッソンのゴールである。

コースはほぼフラット。そしてフィニッシュが下り基調になっているから、スピードに乗ってフィニッシュを駆け抜けていく。シカゴの強敵はミシガン湖(海かと思うほどに大きい)からの風。それだけだ。2022年。EKIDEN NEWSのくせに、出雲にいかずにシカゴにいった。そんな年もある。




いいなと思ったら応援しよう!

EKIDEN NEWS
サポートと激励や感想メッセージありがとうございます!いただいたサポートは国内外での取材移動費や機材補強などにありがたく使わせていただきます。サポートしてくださるときにメッセージを添えていただけると励みになります!