2019年4月8日 今朝の一枚
世田谷記録会をスタンドで観戦していると、
隣にいた東京国際大松村拓希コーチが
「明日は鴻巣の関東私学六大学対校に来られませんか?
3000mで東洋大の相澤選手とうちの伊藤が走るのです。」
あ、いや、明日は家でのんびりしようかと思ってて、
ほら、帰りの環八が混むんですよ。。。
「昨年、この大会の5000mでは伊藤が相澤くんに勝ち、
先日の学生ハーフでは相澤くんが1位で伊藤が3位。
明日の3000mは1km2分40秒が設定ですから
見ておいて間違いないです。」
と、畳み掛けるようにおっしゃるので、行ってきました。鴻巣へ。
結論からいくと、行ってよかった鴻巣。(遠いけど)
「ここまで来るのは珍しいですね」
と現れたのはスポーツ報知の竹内達朗記者。
あ、そうなんです。ちょっと強めにお誘いをうけまして。
竹内記者は東洋大学陸上部OB。箱根駅伝も走ったこともある長距離選手。はじめて竹内記者のことを知ったのは、2011年の青梅マラソン。10km40歳台の部で竹内記者が優勝!そのときのユニフォームが東洋大学のものだったのです。(山岳コースの青梅だけに、Tシャツにアームウォーマーをつけた箱根5区仕様だったのもよかった。)それだけ、母校愛も強いランナーであり、記者でもある竹内さんが鴻巣にいるのは当然。もうひとりのスポーツ報知の記者太田さん(元順大主務)は国士舘記録会へ。スポーツ報知の布陣はすごいのです。
おかげで、すべてのレース。竹内さんの母校のOB的視点解説つきで観ることができました。
「この時期にしては、ちょっと脚が太いですね。」
「故障明けみたいだから、今日は大丈夫かなあ。」
「相澤、オーラを消して登場しましたね。」
竹内記者の新聞の記事にはならないかもしれないけど、
つぎつぎと溢れ出るネタをBGMにトラックを観戦する。
これがとてもとても良かったのです。
こういう配信があると、見ているほうも楽しいだろうな。
さて、実際のレースは3000mの直前に気温がぐっとあがって
目標タイムは出なかったけど、
レース序盤は必死に前を行く伊藤。
そこに余裕をもってつき、ロングスパートをかける相澤。
いったん、大きくつきはなすも、ラストスパートでは
させるんじゃないか?!という追い上げを見せた伊藤。
トラックを中だるみなく、集中して楽しむには
3000mという距離と時間はちょうどいいのかもしれません。
そしてレース詳細については、竹内記者の記事にまさるものはありません。
こちらをどうぞ!
竹内記者の記事にもありますが、相澤選手の金栗5000m→延岡10000m→日本選手権10000mへの過程は見もの。5月の延岡が涼しければいいんですが。東京オリンピックを10000mで狙うとなれば、ユニバーシアードが7月。世陸は9月末。ドーハ狙ってもらいたいなあ。そうなると、ドーハ終わりで、すぐ出雲だから難しいかな。
さて、今朝の一枚は同じく3000mに出走した東洋大西山和弥選手。
8:27.51で7位。左足が靴ずれをおこしたようで、
途中、スパイクのかかとを出して走りきりました。
つまりつっかけを履いて全速力でトラックを走ったようなもの。
よく最後まで走ったよなあ。ほんとに強い。
靴を脱がせてもらいながら、
あの甲高い声で「身体はすごく動いた!」と言ってましたから
調子は上向きなのでしょう。
それでは今日もよい一日を。
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