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2019年7月30日 今日の一枚 「OTT TALKを開催します。そしてJakobのTATOO。」

「OTT TALK」という、
もうひとつのOTTイベントをつくることにしました。


8月12日(月・祝)に京橋にある
明治ホールディングス株式会社の講堂
「OTT TALK」というイベントを開催します。

真夏のOTT TALK~キヌクロからMGCまでたっぷりと~
2019/8/12(月) 15:00~16:30(若干延長もあるかも)
明治ホールディングス株式会社 B1講堂
一般 2,000円 大学生・専門学校(学生証受付提示)1,500円
小中高生 1,000円


EKIDEN Newsスタッフやスポーツジャーナリストの生島淳さんといった
駅伝フレンズたちと、OTTやキヌクロといった草レースから
目前にせまったMGCまで今年の駅伝・陸上界でおこった
さまざまなレースや出来事を写真や映像、
そして過剰な分量の雑談で振り返っていく。そういうイベントです。

写真や映像はこれまでもあったと思うのですが、
「過剰な分量の雑談」をEKIDEN Newsのフォロワーや
陸上・駅伝好きなみなさんと一緒に楽しんでいこうと思うのです。

強く、それを思ったきっかけは、
つい先日のロンドンダイヤモンドリーグ(ロンドンDL)での出来事。
ロンドンにはサニブラウン・ハキーム選手が
リレーメンバーとして招集されるという事前情報があり、
日本からも多数の新聞・通信社からの記者が集まっていました。
サニブラウン選手は直前に招集辞退となりましたが、
小池祐貴選手の日本人3人目となる9秒台、9.98。
そして4継リレーも2走小池がずばりとはまり、
日本歴代3位、今季世界2位、37秒78の好記録。
「こりゃ、祭りだわい!」と。
そのままスタジアム近くのブリューワリーで
さんざん、ミックスゾーンで聞いた話や好記録の背景、
日本では味わえないダイヤモンドリーグロンドンの
異様なまでの陸上リテラシーの高さなどを
時差ボケと酔いのダブルパンチでぶっ倒れるまで、
さんざん語りあったのでありました。


翌日、記者の方々とプレスルームで会って
掲載記事を見せてもらうと
日本は吉本興業の話題で一色。
たまたま筆者は吉本興業で働いていた経験もあるから
全く興味がないわけではなく、
むしろ、その動向は誰よりも気になっていたとはいえ、
みせてもらった陸上記事の小ささに、
ちょっと残念に思ったのです。
だって、ダイヤモンドリーグで日本人が9秒台を出したんですよ。

新聞では、とりわけ速報性がもとめられるため、
「リザルト」「選手のコメント」をもとに記事が構成され、
一晩中、語りあった、
おもしろ陸上こぼれ話は記事になることはないのです。
「スポーツ新聞っていうくらいなんだから、
   スポーツが優先されないってなんだか残念だねえ。」
と、そんなことを話していたら、

「Warholmの写真、最高です!」

と、声をかけてくださったのは
ロンドンに派遣されていた
日本テレビダイヤモンドリーグディレクター。
直前にTrack Town SHIBUYAに日テレチームが
ゲストに来てくださったこともあって、
ロンドンでもEKIDEN Newsのツイートを注視してくださってて、
ツイートにあげたWarholmの油布ジャンプ写真を観て
その感想をやや興奮気味に伝えにきてくださったのでした。

「スタート前、あんだけ自分も顔をびんたしながら高めていったら
   フライングで仕切り直しになったじゃないですか。
 どうやって、集中しなおすのかな?と思ったら
   さらに、強めにびんたをし直したのにはびっくりしました笑」
 

ミックスゾーンに一人、カメラをかまえて待ち続け、
戻ってくる選手をつかまえてテレビ用のインタビューを
撮り続けているディレクターも目の前で起こっている競技の凄さを
誰かとわかちあいたくてしょうがない。

この動画コメントに小池選手や日本リレーメンバーではなく、
WarholmやIngebrigtsenといった
ノルウェー選手を激推ししてるのもすごい(笑)
「WarholmやIngebrigtsenも自国の選手じゃないのに、
 ロンドンではこんなに注目されているじゃないですか!
 絶対、東京オリンピックで活躍するに違いない選手だから
 もっと日本のみなさんにも知ってもらいたい」と。

そこで思ったのです。
あまりにもマニアックすぎて、
既存メディアの枠組みからはこぼれ落ちてしまった
記者やディレクターが自ら、観て、聞き、感じたことを
少なくとも陸上や駅伝やマラソンが
好きで好きでたまらない人たちにだけに向けて
発信できるような場を作ってみようと。

第一回目はEKIDEN Newsや
スポーツジャーナリストの生島淳さんを中心に、
そのほかにも語り部たちをオファー中。
この春からのトラックシーズンだけでなく、
アジア選手権や日本選手権、そして、MGCに向けて、
それぞれが取材や見聞きしてきたことを
これでもかと語りつくす90分。(若干延長するかも)

より多くのみなさんに参加していただきたかったので、
休日の日中に開催することにいたしました。
これなら、夕食にもまにあうし、
「ぼっち」で参加されたもの同士、
「2次会にいきましょうか」と友達を増やすもよし、
中高生や大学生にも金額の負担にならないように
料金設定も考えました。

そして今日の一枚はロンドンDL、
5000mスタート直前のJakob Ingebrigtsen。
「もしかして、もしかすると18歳で12分台出るんじゃないか?」
という期待もありましたが、それでも13.02,03のナショナルレコード。
でね、日本テレビのディレクターと
「Jakobの左腕のタトゥー。あれ、なんて書いてるんですかね?」
と、話題になったので、ここに残しておきます。
画像を拡大して、なんと書いてあるか解読してみてください。

それではOTT TALKでおあいしましょう。


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