自分を信じること。

わたしは、
過去の自分の作品や言葉を
見るのがとても苦手でした。

こころを込めて
創っているはずなのに、
自分のものとなると
どうしても良く見えない。

願わくば
消してしまいたい衝動に
いつも駆られていました。

それが、いつのまにか
ちゃんと向き合えるように
なっていることに気がつきました。

むしろ、いまは
過去の作品たちを
愛している自分がいます。

すこしずつ
自分の過去をみとめられるように
なってきたみたいです。

自信って
だれかと比べることで
得たり失ったりするものではなくて。

自分自身が
どれだけ踏ん張ってきたのか。
どれだけ弱さと向き合ってきたのか。

過去の自分が
積み重ねてきた一日一日。
その歩みを肯定することで、
わたしはわたしを
信じることができる。

わたしにとっての
自信はそういうものだと
やっと思えるようになりました。

この人生で
なにかを成しても
なにも成さなくても、
生きているだけで
たくさんの学びがあります。

からだは衰えゆくもので
永遠ではないけれど、
こころや魂は
ずっと磨かれつづけます。

わたしたちは
想像もつかないくらい
壮大な旅のなかに
いるみたいです。

この先、
打ちのめされる日も
弱音を吐きたい日も
きっとあると思います。

けれど、
どんなにひどい状況でも
だれに何を言われようとも

わたしたちの内側には
そんなことでは揺るがない
光があります。

その光とともに
わたしはわたしを
信じていたいです。

どうか、
あなたもあなたのことを
信じていてほしいです。