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大手家具メーカー店舗勤務。本部勤務に10年かかる。


2021年7月2日発売のひろゆきの新刊だよ!


本部にどうやったら戻れるかですけど、多分10年かかるって事は、これから10年間店長をやって本部に行けるかどうかですよね。

「もう10年我慢出来ない」と思ったら、早めに辞めちゃっていいと思いますよ。

要は、「本部の経験がしかった訳で、店舗でモノを売るっていうのをやりたかった訳では無い」って事ですよね。

ただ、大規模な家具屋に入ったっていうので、結局本部の人達っていうのも、「現場がどうやってモノを売るか?モノを売りやすくするか?」っていうのを知ってないと、「本部の仕事も何をやっていいか分かんない」というがあると思うんてすよね。

要は、「本部やりたいです」って言って、「いやいや、お前じゃあ売れる家具ってどうやって作るか知ってんの?」っているのになると、「売れる家具ってどういうモノ」っていうのを考えて、デザインして、発注して、で、「各店舗に卸す」なんですけど、各店舗の人が、「こんなもん売れねーよ」って言われたら、もうどうしようもないじゃないですか?

なので、「各店舗の人が売りたくなるモノって、どんなモノなの?」っていうのが、現時点で分かってて、「これです」って言えるんだったらいいんですけど、そうじゃないんだったら、やっぱ現場を経験した方がいいと思うんですよね。

例えば、本部の人が凄く良い商品だと思っても、現場に行くと、「マジ酷い」っていうのがあったりするんですよね。

最近だと、セブンイレブンのコーヒーの機械か何かで、レギュラーとラージのボタンでRとLっていうのがあるんですけど。

で、それが右左になると、普通の人って右のライトとレフトで判断する事があって、「このレフトとライトはどっちを押せばいいんですか?」みたいになっちゃうんですよ。

っていうくらい、クソデザインのコーヒーマシンがあるんですけど、あれって本部の人が決めて、有名なデザイナーがデザインして、で、「オシャレだろ!ドーン!」とやって現場に来たけど、「こんな分かりづらいのダメだよ」って言って、テプラ貼りまくりなんですよ。

レギュラーってカタカナで書いた黄色いテプラペタって張って、ラージっていうのペタって貼るみたいになって、テプラベッタベタになったりするんですけど。

ていうのが、結局その現場が分かんない人がモノを作るとそうなっちゃうんですよ。
なので、多分それの発注した人がもう本部の中でクソ野郎扱いされると思うんですけど。

っていう感じで実は、「現場でモノを売る」っていうのの積み重ねが、大きな企業の本部が成立する条件なので。

なので、僕は現場を疎かにする人っていうのはあんまり出世はしないんじゃないかなーと思ってます。

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