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そうだ落語に行こう

以前なら興味のなかった落語
昨日は初めての落語を体験してきた。

笑いは人を心地よい気持ちにさせてくれる方法であり、
それをどうやって生み出しているのか知りたくなった。

私にはお笑いセンスはカケラもなくて、今までも縁のない分野だったのだけど、
人を話、表現で笑わせるという落語の文化はなんてステキなのだろうと思ったのだ。

さて落語の始まり。

話が早いはやい、早口だ。
そして昔言葉についていけず、よくわからない言葉の多さ。
落語の面白さをじっくり楽しむのは
慣れも必要らしい。
笑いの要点がわからないところもある。

ただ
やはり現代風の話であったり、時事ネタが入っていたり、と初心者でも十分楽しめる内容で、次第に私も引き込まれていた。

話をして人を惹きつける。
考えると奥深い。
それを落語という文化の上で話をのせていく。
感心でしかなかった。

ひとつ
行った後で落語へのイメージが変わったことがある。

落語家の方達は
アーティスト、表現者であり、アドリブの必要なパフォーマーなのだ

どのようにお客の心を掴むかの舞台

相手の反応というものがあっての舞台なのだと思う

作り磨きあげた技能を、いかに鮮明に表現して伝えるかというパフォーマンスとは違い、
その場の雰囲気やその時のお客様によって、駆け引きがあり様子を見ながら仕上げる舞台だということ

それが近距離でまじまじと伝わってきて、作り上げていくものの一部に私も加わっていた。

遠い世界の話だった落語が
おくゆかしい文化の気がした落語が

とても近くに感じられた経験だった。

初めての落語はとても興味深かった。

また一人で行こうと思う。
私には一人がオススメだ。

舞台の仕上げに加わりに。

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