秒速五センチメートル
これは短編映画で
13歳のころに始まった遠野くんの恋とそのあと大人になるまでが描かれている。
見終わって一番に感じたのは切なさ。
きっと人生のしっとりした部分を表現しているからこそ切なく映るのだろう。
人は何かを心に残して生きていたり、叶わない想いが留まっていたり、さみしさを持ち合わせていたり。
楽しいことや喜びの顔の裏には
人それぞれ少しくすんだ感情が佇んでいるのかもしれない。
それを消化していける人
消化できない人
美化していく人
とどめておきたい人
その切なさを味わいたい人
センチメンタルな気分を受けた映画だった。
きっと誰もが感じたことのある感情。
別れと出会いのこの季節に。この映画をどうぞ!