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インプラント用の歯磨き粉と歯ブラシと

 子供の頃,不慮の事故で前歯を折ってしまったため,ずーっと差し歯生活でした。その差し歯がグラグラになり,いよいよ交換しないといけなくなったのが3年ほど前の話しです。すこし生々しい治療の話しをしますので,苦手な方はそっと閉じて下さいませ。

 当時は歯の根元がギリギリ残っていたので,その根元に金属を差し込む加工をしてカバーする,という処置で差し歯にしていました。治療が完了するまで,確か半年くらいはかかったんじゃないでしょうか。その時には「10年度めどに交換」と言われていたのですが,それを大きく超えて使用し続けていました。以降,前歯を使わずに食事をすることに慣れてしまっていて,それほど不便もなかったのでだましだまし使っていたのですが,3年ほど前には「いつ外れるかわからない」ようなグラグラの状態になり,結局は根元の残った歯を取り除いて治療をしなければならない(再利用できない)状況になってしまっていました。まぁそのうちやらなければいけない処置でしたので,いつやるのかはそれほど問題ではなく,「根元の残った歯を取った後をどうするか」が問題でした。

 前歯に新に人工で歯を作るは,インプラントブリッジ。ネットで調べたり歯科医の先生に聞いたりしたことをまとめると,

  • インプラントは自分の歯と同等に使えるものになるが高額で,インプラントを埋め込む骨の状況によっては時間がかかるor施術できない

  • ブリッジはそこそこ安価で支えるための両側の歯さえ丈夫なら施術はできるが,その両側の歯を削る必要があるのに加えて自分の歯ほどの強度はない

と,一長一短あります。今回はまだまだ長い付き合いになる可能性が高かったのと,健康な歯を2本削ってしまうことが躊躇われたので,ちょっと治療費は高額でしたがインプラントを選択しました

 思ったより骨が薄くなっていたので骨造成が必要でしたが,約9ヶ月程でチタン合金のインプラントを埋め込んでもらえました。一番大変だったのは施術自体ではなくて骨造成が終わるの5ヶ月ほどの待ち時間。その期間は見た目だけのために仮歯を入れてもらっていたのですが,この仮歯は隣の歯と瞬間接着剤のようなもので軽く固定をしているだけなので,ちょっとしたことで外れてしまうのです。歯磨きで外れたり,会話中に外れたり,寝て起きたら外れていたり,と外れる度に歯医者に通うことが面倒になり,如何にして前歯に触れずに生活をするかに気を遣いました。インプラントの処置が終わった後は,おかげさまで何十年ぶりかにリンゴが前歯でかじれ,食パンに歯形もつけられるようになりました!

 さてインプラント後のメンテナンスですが,歯科医師からオススメされた日常使いする歯磨き粉がフッ素無添加のモノだったので,なんとなく「フッ素が入っていない方が良い」と思いこんでいたのですが,実はそうでもなさそうです。厚生労働省によると「9,000ppm以上の高濃度フッ素は避けるべきだが,日本では市販されているのは1,500ppm以下なので基本的には気にしなくて良い」とのことです。

e-ヘルスネット > 歯・口腔の健康 > むし歯 > フッ化物配合歯磨剤 (厚生労働省)

 昔から研磨剤入りの歯磨き粉は苦手なので,ウェルテックのフッ素コート歯みがきジェル ジェルコート Fを使っていましたが,今現在は一応オススメされたインプラント用ってことで同じメーカーのインプラント歯みがきジェル ジェルコートIPを使っています。その成分は,

フッ素コート歯みがきジェル ジェルコート F
フッ化ナトリウム1450ppmF(薬用成分)、塩酸クロルヘキシジン(薬用成分)、β―グリチルレチン酸(薬用成分)、ポリリン酸ナトリウム(キレート剤)、キシリトール(甘味料)

インプラント歯みがきジェル ジェルコートIP
塩酸クロルヘキシジン(薬用成分)、β―グリチルレチン酸(薬用成分)、酢酸トコフェロール(薬用成分)、ビタミンCテトラヘキシルデカン酸(抗酸化剤)、OIM加水分解コンキオリン(湿潤剤)、ポリリン酸ナトリウム(キレート剤)、キシリトール(甘味料)

という違い。比べてみたところでさっぱりです。まとめ買いした方が安かったのでもう在庫が残っていますが,次はフッ素が入った別のモノにしてみようかな,と思っています。

 一方で歯ブラシ。日常使いする歯ブラシには特にこだわりがないので,ドラッグストアとかで適当に買っていましたが,つい最近,ラバーヘッドなる歯ブラシを見つけたので試してみました。普通の歯ブラシに比べてなんとなく優しい感じとでも言うのでしょうか,歯当たりが柔らかくて歯の表面が磨きやすいです。逆に歯と歯の隙間にはブラシが入りにくいような気がしますので,このあたりは使い分けでしょうか。

 歯ブラシにはこだわりがない,といいながら,長年使い続けている歯ブラシがありました。近所には売っていないので,定期的にネット通販でまとめ買いしています。V7 歯ブラシという,ちょっと特殊な使い方をする歯ブラシです。リンク先のwebサイトを見てもらえれば分かりますが,歯ブラシの先端をフロスのように歯と歯の間に入れて使いながら歯ぐきも刺激するもので,「つまようじ法」と呼ばれる使い方になります。最初は歯ぐきが弱いせいか血まみれになりますが,慣れてくると歯ぐきが引き締まった感じがしてとても良く,継続使用で鍛えることによって歯ぐきの腫れや痛みがほとんどなくなります。毎回は大変なので,週に何度か湯船につかりながら使っています。

 今回のプロンプトは「様々な種類の歯ブラシと歯磨き粉のチューブ」です。元のAdobe Firefly(2ではない)に戻して生成してみました。

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