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年を越して、年を重ねるという事

みんなの頭の中に小さい頃の大晦日、お正月の記憶はまだ残っていますか?

きっと家族で過ごす、おじいちゃんおばあちゃんの家に遊びに行く、
たまにしか会えない親戚や絡みの多いおじさんと他愛もない話をして、
お年玉目当てで色々な家を訪れて…

そんな私も気づけば、お年玉を渡す側に立っていました。

そして、2023年もあっという間に過ぎましたね。
ふと思いました。私は3月で22歳になります。
そう遠くない未来、家族ではなく、私が家族を創り出し、
また新しい年越しを迎えるのだと。

少し心がぎゅっと寂しくなりました。
人一倍家族愛の強い私ですが、勿論父と母もそうだと思います。
決して変な意味ではなくてね。

当たり前に今年も一緒に年を越します。
でも、2年後3年後、どうなっているのか…

いつも我が家では年を越す前におそばを食べます。
きっとこれも私にいつか家族が出来たら、この方式を受け継ぐんだろうな、と密かに将来を妄想します。

弟が言いました。
「俺絶対結婚できないわ」
私が言いました。
「それならそれで、パパとママと年越しだけは一緒にいてあげてね」
そっと二人は言いました。
「二人の時間もたまにはくれ~」

きっと家族ってこういうものなんだな、と。









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