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別居母ができることってなんだろう? 同居父インタビュー動画を作成しました。

こんにちは。りむすびの江島です。
残暑も過ぎ、朝夕が涼しい今日この頃、体調の変化などにはお気をつけお過ごしください。

りむすびでは、香川支部も始動し、共同養育にご関心を持たれる方も増え、講座やお問い合わせをいただくことも増えました。

今回は、最近問い合わせが増えている、別居母の立場の方に向けた動画を公開しましたのでご覧いただければと思います。

昨今、多様な家族のカタチに、世の中も緩和な側面も見せつつも、未だ別居母、という立場については、世間の理解は乏しい、といっても過言ではないかと思います。
当の本人たちは、子どもと会いたくても会えない方や、自ら家を出て、子どもとの養育は引き続き行う選択をされる方など、考えや事情はさまざまです。そんななか、共同養育を実践されている同居父という立場の方も存在します。

ゲストに迎えたのはゆうきさん。同居親としてご自身が中心に、おふたりのお子さまを養育されていますが、元お相手とは共同養育をしており、お子さまもお母さんに会える環境が整っているのだとか。

最初から共同養育ができる状態にあったか、というとそうではなかったという、ゆうきさん。
どんなことがあり、現在の関係性になったのか、話してくれました。

■プロフィール



お名前:ゆうきさん

お子さんの年齢・性別:10歳長女、8歳長男

神奈川県在住。25歳で結婚し二児をもうける。夫婦間の不仲により32歳で離婚。親権者となりシングルファザーとしてふたりの子どもを育てる。近所に住む元妻と共同養育を実践中。

一般社団法人ひとり親支援協会幹事。


今回、りむすびでは問い合わせ内容として別居母が頭を悩ませている事例を元に、インタビューをしました。
ゆうきさんとのトーク内容は以下のようなテーマになります。

前編
自己紹介
相手との現在の関係性は?
母親と子どもと会わせることへの不安があった?
心境の変化はどんなことがあったのか?
シングルファザーとして、周囲のリアクションは?
別居母に相談されたときのアドバイスは?
親同士の関係再構築は?
共同養育のメリットは?
姉弟で母の関わり方は違う?
元相手に求めるものは?
情報共有は?
再婚の可能性について、子どもにどう話す?

後編
別居母が世間から見られる印象について
夫側の親族との関係性の変化
元夫との信頼関係の築き方
お互いのゴールがどこか?
お互いを気遣う気づき
やりとりで気を付けること
共同養育をしてもいいと思われる相手になるためには?
現在できることは何か?
別居母へのメッセージ
同居父へのメッセージ
これからのビジョンは?

ご覧いただきありがとうございました。

江島の考察☆

今回のゆうきさんとの対談を通し、まずは、相手の葛藤を下げていくこと、関係再構築のきっかけも大切であることに加えて、共同養育をしてもいい、と思われる相手になることの大切さも感じました。
これは、どの立場の方にも言えるのではないでしょうか。

現在、お相手との間でお子さまに会えない状況のある別居母の立場の方、また今後、ご自身が離れてお子さんに関わることを検討されているお立場のお母さま。そのほか、共同養育を相手とはしたくない、しない方がいいとおもっている同居父の立場の方、みなさまの気づきとなれば幸いです。

ゆうきさんのように、同居父でも元お相手と共同養育を実践されている方もいらっしゃいます。信頼関係を築くためにできることが何か、いまやれることは何か、すぐに答えを見つけられないかもしれませんが、ご自身の現状を振り返っていただく機会になれば嬉しく思います。

どうしたらいいかわからない、先が見えず不安。
また、自分一人では考えられない、などお悩みの際は、
ぜひ、りむすびにお問い合わせください。
一緒に考え、お力になりたいと思います。

【プロフィール】
江島るな子(えじま・るなこ)
一般社団法人りむすび共同養育コンサルタント。
二児の母であり、離婚後別居親の立場となる。自身の経験から、別居・離婚によるダメージを受けた夫婦の気持ちに寄り添う場が必要だと感じていたところ、りむすびを知る。「離婚しても親はふたり」そんなりむすびの共同養育の理念に感銘を受け、離婚しても両親から愛される子どもがひとりでも増えることを願って、共同養育コンサルタントとして活動中。




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